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最近入手したキットをどんどん紹介してゆきましょう、当分の間Hさんから譲って頂いたキットが続きます(笑)
1/24のFerrari250GTOのキットと言いますとグンゼ産業さんのハイテックモデルが頭に浮かぶ方も多いかもしれませんがガレージキットに詳しい方ならミニカーショップコジマさんが出していたクライマックスが頭に思い浮かぶでしょう。
グンゼさんのモデルはボディ形状が気に入らない部分が有ったのですがクライマックスの250GTOは大体理想の形状だった様な気がします。
クライマックスのキットはエンジンがついたフルディティールだったのですがそのエンジンだけのキットがこれなんですね。
譲って頂いたのはそのキット4つでした。
このクライマックスのキットは後にMFHから1/24キットとして販売されていますので私も押し入れの中に積んでいるのですがエンジンキットだけが存在していたのを全く知りませんでした。
何の目的で4つもお持ちだったのか・・・?です。
箱を開けてみますとパーツの分割は実車に近い分割になっています。
展示用のスタンドやプラグコードまでセットになっている様ですね。
シリンダーを良く見ますと何とピストンヘッドまで再現されています。
シリンダーの深さが違っているのがわかりますか?
クランクの位置次第でピストンの場所が変わって来ますのでシリンダーの深さが違ってくるのです・・・実にリアルですね。
シリンダーヘッドの凹みもついていますね・・・
フライホイールはこんな感じです
外周部分に僅かな凹みが有りますがこれはフライホイールのバランス取りをしたところなのです。
つまり回してバランス取りをした時に重い部分にドリルで穴を掘って軽くしてバランスを取った部分なのです。
センターに穴が開いて無いのはちょっと残念ですね。
センターの部分は穴が空いていましてミッションのセンターシャフトが差し込まれます、その部分にはベアリングが仕込まれている事が多いですね。
車種によっては真鍮製のベアリングが入っている事も有ります。
ミッションは大体3分割ですね。
なかなか良い雰囲気を盛っています。
キャブレターはさすがに1/24ですね。
ツインチョークのダウンドラフト型のキャブレターが6個付属しています。
1/43モデルですとこれは一体になっていましてちょっと残念な形状だったりします・・・。
エッチング板も付属しています。
エッチングの中にはシリンダーガスケットも付属しています。
カムカバーのFerrariの文字もエッチング板が付いていてシャープな仕上がりを約束してくれます。
250GTOは1962年と1964年式の物がリリースされていたと思いますがエッチングを見る限り1964年式のエンジンの様ですね。