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本日は部品の塗装を中心に進めたのであまり面白くないブログになってしまったですね、面白い話題ということで先日購入した少し変わった毛色のキットをご紹介しておきましょう。
先日、ポルシェを納品した時に時間が有ったので上野のGTさんに立ち寄った事はブログに書きましたね
その時に川口さんが配達中だったのでお店の中を見て待っていました。
その時に欲しいキットがいくつか有ったのですが・・・例えばSMTSのジャガーEタイプのライトウエイトとかね・・・。
敢えて一つと思った時にこれを手に取っていました。
福田工芸製作所のスバル360なのです
スケールはいつものスケールに比べますとだいぶでかいサイズなのですが・・・持って歩くのはちょっと大変かな〜と思いながらも軽自動車だから1/12でもカバンに入るから・・・と自分を説得させてお買い上げです(笑)
実はこのキット初めて見ました
発売されている事は何かの雑誌で見た記憶が有りますが・・・確か結構高かった様な記憶が有りまして買っていませんでした。
スバル360と言いますと私が幼少期!?に父親が乗っていた物でして
確か最初に乗っていた物は事故車で十分な修理がされてなくて雨漏りが酷かったらしいです、らしいというのは記憶が無いのです。
父が生前に言っていたのはこの最初の車がスバル360としても最初期型の出目金と言われる物だったらしい・・・
それから同じ車に買い替えまして 普通の初期型(変な良い方ですが)のスバル360がやってきました。
この車で隣りの県の国立公園大山までドライブをした物です、空冷なので連続した登りではオーバーヒートしちゃいまして途中で休憩を取りながらのドライブだった記憶が有りますね。
国内の皆さんですと私くらいの年齢の方にはこうした思い出が結構有るのでは無いでしょうか?
東日本ではスバル360、西日本ではキャロル360でしょうかね〜
どっちもリアエンジンなのはスペースを考えたレイアウトなのかな・・・それともFFを作る為にかならず必要だったドライブシャフトの等速ジョイントが作れなかったからでしょうか??
さて思い出はこの辺にしておきまして
キットをご紹介しておきましょう
売られていた時は箱なしでビニール袋に入れられていました
こんな姿なので誰も買わなかったのかもしれませんね〜
しかし
値札が付いていましてね・・・なんと3000円
私は最初30000円かと思っていまして・・・少し考えていました。(確かシェブロンモデルのは2万円を越えていましたよね)
でもよく見ますと「0」の数が少ない様な気がしてきまして・・・思わず手に取りました(笑)
当時の定価は知りませんが・・・この値段はかなり安いと思います。
袋の中身は現地では確認せず帰ってから開けてみました
こんな感じです・・・大きさがわかり難いかもしれませんが1/24の普通車よりは大きいですね。
ボディはこの様な感じ・・・
ちょっと変わった感じに見えませんか?
ボディの表面がツルツルに仕上げてあります
何も塗ってない状態でこんなにツルツルだと言う事は原型の時点でかなり磨いてあるという事ですね。
レジンの色が実車の色に近い感じなので雰囲気をつかみやすい様な気がします。
横から見てもなかなか素晴らしい造形だと思います
手の大きさでボディの大きさがわかりますね、僕の手が小さい訳では有りませんよ普通のサイズだと思います(笑)
ドアの開閉はしませんがドアの内側のモールドも綺麗にそして正確に再現されています。
こんな風景でしたね・・・実車も、何だか懐かしいです。
シャーシの内側やエンジンルームのエプロンの部分もモールドが入れられています
実車はシャーシが無いモノコックボディなので床板の強度を上げる為にプレスラインが入れられています
スケールにも寄りますが1/12の場合はモノコックのボディを再現する為にはこのモールドは欠かせないですね。
勿論ですが裏側も同じ様にモールドを入れてありますね〜
原型を作るのはなかなか大変なのでは無いかと思いますね。
今だったらデータ作って3Dプリントで出来ますが1994年当時だと原型は手で作っているはずなのです・・・その苦労は大変な物だったと思います。
これがタイヤです
当時のクロスプライタイヤを再現していますね。
スペアタイヤはレジン製で他の4輪は軟質のレジンですね。
20年以上前の部品なのに良い素材を使っているらしくて油も吹いていませんよ・・・
こちらは金属部品です
シートの下のステーなどは既に折曲げ済みですね
素材はスチールでしょうか?
真鍮なら曲げやすいですが・・・スチールは固いですから親切ですね。
こちらは細かなレジン製のパーツですね
サイドブレーキのレバーとかエンジンの部品が入っています
そうなんです、このキットにはエンジンも付いています。
大きめの部品はこちらです
ルーフのパーツやフロント/リアのフード等ですね・・・こちらも綺麗な造形です
スバルのマークはエッチングで作って欲しかったですね
しかしフロントフードの特徴的なスリットはモールドで再現していますので素晴らしいですね。
シェブロンモデルの方はここがインレタだったですね〜。
こちらがエンジンのパーツでして
冷却用のファンがこれです
ランナーから外れてしまったらしくセロテープで貼付けてあります・・・何と丁寧な仕事でしょうか
ボディにステアリングホイールが同様のセロテープで貼付けられていますがこれは繊細な部品が破損しない様にと言う事だと思われますね。
さすがに国産キットです丁寧な仕事が見てとれますね〜。
キットの素材に付いても説明されています
全ての部品の素材に付いてインストの中に書かれています、と共に気をつけなければならない点も書かれていますね〜
しかし経年劣化に関してはわからなかったらしくてガラス部品がこんなに黄ばんでしまっていますね〜
まあ仕方が無いですけど・・・
私はぺット板でバキュームして作り直すと思いますよ(笑)
こちらがインストです
印刷では無くコピーですね。
まあ無駄な部分には金を突っ込まなくても良い訳でして、コピーで十分です。
まだ組んでないのでわからないですがこの写真から最初期型の出目金ですね
出目金とその後の仕様では少しボディラインが違う様な気がするのです
まあこれは実際に組んでみないとわからないのですがボディだけを見た場合に最初期の出目金に良く似た感じに見えますね。
最後に・・・・
泣せるのがインストの中に有るこの文章ですね
作った方の気持ちが良くわかる・・・
このキットは正直言って「買い」です
見つけたらぜひご購入下さい・・・
お勧めですよ!
本日は部品の塗装を中心に進めたのであまり面白くないブログになってしまったですね、面白い話題ということで先日購入した少し変わった毛色のキットをご紹介しておきましょう。
先日、ポルシェを納品した時に時間が有ったので上野のGTさんに立ち寄った事はブログに書きましたね
その時に川口さんが配達中だったのでお店の中を見て待っていました。
その時に欲しいキットがいくつか有ったのですが・・・例えばSMTSのジャガーEタイプのライトウエイトとかね・・・。
敢えて一つと思った時にこれを手に取っていました。
福田工芸製作所のスバル360なのです
スケールはいつものスケールに比べますとだいぶでかいサイズなのですが・・・持って歩くのはちょっと大変かな〜と思いながらも軽自動車だから1/12でもカバンに入るから・・・と自分を説得させてお買い上げです(笑)
実はこのキット初めて見ました
発売されている事は何かの雑誌で見た記憶が有りますが・・・確か結構高かった様な記憶が有りまして買っていませんでした。
スバル360と言いますと私が幼少期!?に父親が乗っていた物でして
確か最初に乗っていた物は事故車で十分な修理がされてなくて雨漏りが酷かったらしいです、らしいというのは記憶が無いのです。
父が生前に言っていたのはこの最初の車がスバル360としても最初期型の出目金と言われる物だったらしい・・・
それから同じ車に買い替えまして 普通の初期型(変な良い方ですが)のスバル360がやってきました。
この車で隣りの県の国立公園大山までドライブをした物です、空冷なので連続した登りではオーバーヒートしちゃいまして途中で休憩を取りながらのドライブだった記憶が有りますね。
国内の皆さんですと私くらいの年齢の方にはこうした思い出が結構有るのでは無いでしょうか?
東日本ではスバル360、西日本ではキャロル360でしょうかね〜
どっちもリアエンジンなのはスペースを考えたレイアウトなのかな・・・それともFFを作る為にかならず必要だったドライブシャフトの等速ジョイントが作れなかったからでしょうか??
さて思い出はこの辺にしておきまして
キットをご紹介しておきましょう
売られていた時は箱なしでビニール袋に入れられていました
こんな姿なので誰も買わなかったのかもしれませんね〜
しかし
値札が付いていましてね・・・なんと3000円
私は最初30000円かと思っていまして・・・少し考えていました。(確かシェブロンモデルのは2万円を越えていましたよね)
でもよく見ますと「0」の数が少ない様な気がしてきまして・・・思わず手に取りました(笑)
当時の定価は知りませんが・・・この値段はかなり安いと思います。
袋の中身は現地では確認せず帰ってから開けてみました
こんな感じです・・・大きさがわかり難いかもしれませんが1/24の普通車よりは大きいですね。
ボディはこの様な感じ・・・
ちょっと変わった感じに見えませんか?
ボディの表面がツルツルに仕上げてあります
何も塗ってない状態でこんなにツルツルだと言う事は原型の時点でかなり磨いてあるという事ですね。
レジンの色が実車の色に近い感じなので雰囲気をつかみやすい様な気がします。
横から見てもなかなか素晴らしい造形だと思います
手の大きさでボディの大きさがわかりますね、僕の手が小さい訳では有りませんよ普通のサイズだと思います(笑)
ドアの開閉はしませんがドアの内側のモールドも綺麗にそして正確に再現されています。
こんな風景でしたね・・・実車も、何だか懐かしいです。
シャーシの内側やエンジンルームのエプロンの部分もモールドが入れられています
実車はシャーシが無いモノコックボディなので床板の強度を上げる為にプレスラインが入れられています
スケールにも寄りますが1/12の場合はモノコックのボディを再現する為にはこのモールドは欠かせないですね。
勿論ですが裏側も同じ様にモールドを入れてありますね〜
原型を作るのはなかなか大変なのでは無いかと思いますね。
今だったらデータ作って3Dプリントで出来ますが1994年当時だと原型は手で作っているはずなのです・・・その苦労は大変な物だったと思います。
これがタイヤです
当時のクロスプライタイヤを再現していますね。
スペアタイヤはレジン製で他の4輪は軟質のレジンですね。
20年以上前の部品なのに良い素材を使っているらしくて油も吹いていませんよ・・・
こちらは金属部品です
シートの下のステーなどは既に折曲げ済みですね
素材はスチールでしょうか?
真鍮なら曲げやすいですが・・・スチールは固いですから親切ですね。
こちらは細かなレジン製のパーツですね
サイドブレーキのレバーとかエンジンの部品が入っています
そうなんです、このキットにはエンジンも付いています。
大きめの部品はこちらです
ルーフのパーツやフロント/リアのフード等ですね・・・こちらも綺麗な造形です
スバルのマークはエッチングで作って欲しかったですね
しかしフロントフードの特徴的なスリットはモールドで再現していますので素晴らしいですね。
シェブロンモデルの方はここがインレタだったですね〜。
こちらがエンジンのパーツでして
冷却用のファンがこれです
ランナーから外れてしまったらしくセロテープで貼付けてあります・・・何と丁寧な仕事でしょうか
ボディにステアリングホイールが同様のセロテープで貼付けられていますがこれは繊細な部品が破損しない様にと言う事だと思われますね。
さすがに国産キットです丁寧な仕事が見てとれますね〜。
キットの素材に付いても説明されています
全ての部品の素材に付いてインストの中に書かれています、と共に気をつけなければならない点も書かれていますね〜
しかし経年劣化に関してはわからなかったらしくてガラス部品がこんなに黄ばんでしまっていますね〜
まあ仕方が無いですけど・・・
私はぺット板でバキュームして作り直すと思いますよ(笑)
こちらがインストです
印刷では無くコピーですね。
まあ無駄な部分には金を突っ込まなくても良い訳でして、コピーで十分です。
まだ組んでないのでわからないですがこの写真から最初期型の出目金ですね
出目金とその後の仕様では少しボディラインが違う様な気がするのです
まあこれは実際に組んでみないとわからないのですがボディだけを見た場合に最初期の出目金に良く似た感じに見えますね。
最後に・・・・
泣せるのがインストの中に有るこの文章ですね
作った方の気持ちが良くわかる・・・
このキットは正直言って「買い」です
見つけたらぜひご購入下さい・・・
お勧めですよ!
スバルのお膝元・群馬県太田市にある福田工芸製作所謹製ですね。
スバルが展示用にと製作依頼したのが事の始まりだそうで、ファンからはデキはピカイチといわれてます。
このキットは、1994年販売で当時25,000円だったようです。
スケールは1/12ではなく、1/14になります。
いかがでしょうか?
今回は詳しくご紹介したかったので写真多めになってしまいました。
このキットの作られた意味はそう言うことだったのですね〜知りませんでした。
形状はかなり正確でしてイメージにぴったりだと思います。
皆さんも何処かで見かけられたら即買いですよ・・・!覚えておいてくださいね。