昨日は定休日だったので家内を手伝ってバラ園で寒肥を施しました。
と言いますとまあ簡単そうに聞こえるかもしれませんが実はそうでもないのです。
バラは全部で120本程有りまして肥料の量だけでも半端じゃない上に肥料は200m程離れた所で軽トラックに荷台にシートを敷いてスコップで手上げします。
そして荷台の上で油かすや骨粉などと混ぜましてバラ園に運びまして・・・
バラの近くまで軽トラが入ればまだ楽なのですが遊歩道は軽トラックが入れる程では無いので一輪車で運びます。
それを1日で5回繰り返しますと今日は筋肉痛ですね(笑)
肩/腰/太腿全てが痛い!ついでに少し二日酔い気味でして・・・。
50を過ぎた体にはちょっとハードでした・・・。
さてそんな調子なので少しウォーミングアップをしてから制作に移りましょうか。
製作のウォーミングアップはアルファロメオの入っていたケースの掃除ですね。
このアクリル製のケースはテープが貼ったままになっていたらしく粘着成分が硬化して取れなくなっていましたのでクレオスのシンナーで少し溶かしておいてウェスで拭き上げます。
また4本ともタイヤから油を吹いていましてアクリルの上にはタイヤの白い跡が付いていました最初はアクリルの板が溶けたのか?心配したのですがシンナーで拭き取っても取れないので細か目のコンパウンドを使い磨きとりました。
この部分はちょっと注意が必要ですね。
この銀紙に印刷した様なプレートが付いているのですがこの様な場合絶対にシンナーを付けたりシンナーを触った指を付けてはなりません。
大部分の場合この印刷が溶けてしまい収拾がつかなくなってしまうのです・・・(恐)
皆さんがよくご覧になるアイドロンの完成品のプレートも溶けますからね~気を付けて下さい。
私も一度やっています・・・(笑)
ザックリと大きな汚れが取れましたらここからは手袋をして作業になります。
せっかく奇麗にしても指紋がベタベタついたら嫌ですからね~。
全体に一番細かいコンパウンドをかけまして完了と致します。
奇麗になったでしょ!?
ミニカーを修理するのは当たり前です、せっかくですからケースも奇麗にしてお返しするのです。
そうそう、ミニカーのケースに粘着のテープを貼ったままにされている人は有りませんか?
ぜひ取っておいて下さいね。
粘着が取れなくなってしまいますから・・・。
さてリハビリはお終わりまして修理に入りましょう。
ラジエターを取付けてみました。
このラジエターの一番高い部分はラジエターキャップなんですがボンネットが段付きになっていますのでどうやら当たらずに済みそうですね・・・と言う事はラジエターの下側を削らなくてもOKという事ですね。
ボンネットは閉まりました~!
ここからは取れてしまった部品を元に戻します。
まずはFフェンダーのウインカーです。
このウインカーはレンズ表現も何も無くエッチングがただクリアーオレンジに塗ってあるだけでして、おまけにそのクリアーオレンジの色が少し褪めてしまっていますのでエポキシ樹脂を少しだけ盛っておきましてそれにクリアーオレンジを塗っておきましょう。
さていよいよウインドウの修理にかかります。
元々はこれがメインでご依頼頂いたものですからここの作業は大変重要です。
取付けに先立ってウインドウの古い接着剤をエナメルシンナーに浸けて柔らかくして剥がしましょう。
ところが!
余りにも古い接着剤だったので全然溶けないのです。
仕方が無いのでアニメセルから切り出しましてウインドウを新しくしました。
まあほんの僅かに傷も有りましたから作り直した方が奇麗だし早かったですね。
ウインドを接着します。
接着はクリアーボンドですがこのアルファロメオのウインドは両端がクルッと丸まっているのでウインドのエッチングを少しきつめに丸めておきます。
ウインドの接着剤が完全に硬化するまでマスキングテープで押さえておきます。
接着剤が硬化するまでに他の部分を組立てておきます、今回はFフェンダーのウインカーですね。
そうです、あの樹脂を盛って塗り直したアレですね・・・如何ですか?立体感が出ましたよね。
次はドアハンドルですよ。
GTAのドアハンドルは金属の丸棒をU型に曲げた様なシンプルなものですね、そして押しボタンの部分で構成されております。
完成品のオリジナルではエッチングをかなり無理矢理ゴム系接着剤で接着したものでしたのでこれでああまりと思いまして実車により近い感じに作り直す事になりました。
素材は0.4mmの洋白線でU型に曲げてあります。
これを作る場合曲げた端の部分の長さを揃えない事ですね。
揃えてしまいますと接着時に穴に差し込む訳ですが差し込み難いのです。
左側はドアハンドルを接着してみました。
・・・あれ?押しボタンの穴が無いですね・・・。
穴を開けなきゃ!
右側も接着しました、押しボタンは1番のインセクトピンをリューターで削って整形したものですここはシンプルに金属リングを付けずに取り付けてみました。
次はウインドのマスキングテープを外しましてワイパーを直します。
このワイパーも少し問題が有りましてエッチングの厚みの部分をボディに接着しているんですね。これも接着強度など無いに等しい構成ですね。
しかもワイパーが左右つながっています。
これもまた変でしょ~?
つながっているワイパーをカットしてワイパーアームの太い側にピンをハンダ付けして取り付け用の足にします。
そしてボディに接着です。
そうそうボディ側に穴もあいていませんでしたから0.5mmのキリで穴を開けておきました。
ただドアハンドル同様に取り付け位置を示す為の凹みが付けてありますので位置の変更は難しいですね。
修理はこれで終了かな??
Tさん、如何でしょうか?
修理完了という事で取付けベースに取り付けたいのですが・・・
この完成品はベースとミニカーの間にスペーサーが入っていなかった事を思い出しまして、旋盤で真鍮丸棒から削り出しておきました。
その上、このミニカーはタッピングで止められていまして・・・・・ね。
いつも書きます様にタッピングは認められないと・・・いつもの2.0mmのナベ小ネジに変更しておきました。
こんな感じで裏側もしっかり見えますのでタッピングじゃあね~見栄えが良くないでしょ!?
しかもスペーサー無しではね・・・。
最後にボディにワックスをかけましてね・・・
これで完成です!
と言いますとまあ簡単そうに聞こえるかもしれませんが実はそうでもないのです。
バラは全部で120本程有りまして肥料の量だけでも半端じゃない上に肥料は200m程離れた所で軽トラックに荷台にシートを敷いてスコップで手上げします。
そして荷台の上で油かすや骨粉などと混ぜましてバラ園に運びまして・・・
バラの近くまで軽トラが入ればまだ楽なのですが遊歩道は軽トラックが入れる程では無いので一輪車で運びます。
それを1日で5回繰り返しますと今日は筋肉痛ですね(笑)
肩/腰/太腿全てが痛い!ついでに少し二日酔い気味でして・・・。
50を過ぎた体にはちょっとハードでした・・・。
さてそんな調子なので少しウォーミングアップをしてから制作に移りましょうか。
製作のウォーミングアップはアルファロメオの入っていたケースの掃除ですね。
このアクリル製のケースはテープが貼ったままになっていたらしく粘着成分が硬化して取れなくなっていましたのでクレオスのシンナーで少し溶かしておいてウェスで拭き上げます。
また4本ともタイヤから油を吹いていましてアクリルの上にはタイヤの白い跡が付いていました最初はアクリルの板が溶けたのか?心配したのですがシンナーで拭き取っても取れないので細か目のコンパウンドを使い磨きとりました。
この部分はちょっと注意が必要ですね。
この銀紙に印刷した様なプレートが付いているのですがこの様な場合絶対にシンナーを付けたりシンナーを触った指を付けてはなりません。
大部分の場合この印刷が溶けてしまい収拾がつかなくなってしまうのです・・・(恐)
皆さんがよくご覧になるアイドロンの完成品のプレートも溶けますからね~気を付けて下さい。
私も一度やっています・・・(笑)
ザックリと大きな汚れが取れましたらここからは手袋をして作業になります。
せっかく奇麗にしても指紋がベタベタついたら嫌ですからね~。
全体に一番細かいコンパウンドをかけまして完了と致します。
奇麗になったでしょ!?
ミニカーを修理するのは当たり前です、せっかくですからケースも奇麗にしてお返しするのです。
そうそう、ミニカーのケースに粘着のテープを貼ったままにされている人は有りませんか?
ぜひ取っておいて下さいね。
粘着が取れなくなってしまいますから・・・。
さてリハビリはお終わりまして修理に入りましょう。
ラジエターを取付けてみました。
このラジエターの一番高い部分はラジエターキャップなんですがボンネットが段付きになっていますのでどうやら当たらずに済みそうですね・・・と言う事はラジエターの下側を削らなくてもOKという事ですね。
ボンネットは閉まりました~!
ここからは取れてしまった部品を元に戻します。
まずはFフェンダーのウインカーです。
このウインカーはレンズ表現も何も無くエッチングがただクリアーオレンジに塗ってあるだけでして、おまけにそのクリアーオレンジの色が少し褪めてしまっていますのでエポキシ樹脂を少しだけ盛っておきましてそれにクリアーオレンジを塗っておきましょう。
さていよいよウインドウの修理にかかります。
元々はこれがメインでご依頼頂いたものですからここの作業は大変重要です。
取付けに先立ってウインドウの古い接着剤をエナメルシンナーに浸けて柔らかくして剥がしましょう。
ところが!
余りにも古い接着剤だったので全然溶けないのです。
仕方が無いのでアニメセルから切り出しましてウインドウを新しくしました。
まあほんの僅かに傷も有りましたから作り直した方が奇麗だし早かったですね。
ウインドを接着します。
接着はクリアーボンドですがこのアルファロメオのウインドは両端がクルッと丸まっているのでウインドのエッチングを少しきつめに丸めておきます。
ウインドの接着剤が完全に硬化するまでマスキングテープで押さえておきます。
接着剤が硬化するまでに他の部分を組立てておきます、今回はFフェンダーのウインカーですね。
そうです、あの樹脂を盛って塗り直したアレですね・・・如何ですか?立体感が出ましたよね。
次はドアハンドルですよ。
GTAのドアハンドルは金属の丸棒をU型に曲げた様なシンプルなものですね、そして押しボタンの部分で構成されております。
完成品のオリジナルではエッチングをかなり無理矢理ゴム系接着剤で接着したものでしたのでこれでああまりと思いまして実車により近い感じに作り直す事になりました。
素材は0.4mmの洋白線でU型に曲げてあります。
これを作る場合曲げた端の部分の長さを揃えない事ですね。
揃えてしまいますと接着時に穴に差し込む訳ですが差し込み難いのです。
左側はドアハンドルを接着してみました。
・・・あれ?押しボタンの穴が無いですね・・・。
穴を開けなきゃ!
右側も接着しました、押しボタンは1番のインセクトピンをリューターで削って整形したものですここはシンプルに金属リングを付けずに取り付けてみました。
次はウインドのマスキングテープを外しましてワイパーを直します。
このワイパーも少し問題が有りましてエッチングの厚みの部分をボディに接着しているんですね。これも接着強度など無いに等しい構成ですね。
しかもワイパーが左右つながっています。
これもまた変でしょ~?
つながっているワイパーをカットしてワイパーアームの太い側にピンをハンダ付けして取り付け用の足にします。
そしてボディに接着です。
そうそうボディ側に穴もあいていませんでしたから0.5mmのキリで穴を開けておきました。
ただドアハンドル同様に取り付け位置を示す為の凹みが付けてありますので位置の変更は難しいですね。
修理はこれで終了かな??
Tさん、如何でしょうか?
修理完了という事で取付けベースに取り付けたいのですが・・・
この完成品はベースとミニカーの間にスペーサーが入っていなかった事を思い出しまして、旋盤で真鍮丸棒から削り出しておきました。
その上、このミニカーはタッピングで止められていまして・・・・・ね。
いつも書きます様にタッピングは認められないと・・・いつもの2.0mmのナベ小ネジに変更しておきました。
こんな感じで裏側もしっかり見えますのでタッピングじゃあね~見栄えが良くないでしょ!?
しかもスペーサー無しではね・・・。
最後にボディにワックスをかけましてね・・・
これで完成です!