同じ様なデスビを作ってみました・・・でも同じ様なデスビを作ってもしょうがないですよね、元よりも良い物を作ってやっぱり直して良かったと喜んで頂けるのですから・・・なのでこのデスビは没!
いつものフライスです。
直径3.0mmの洋白の丸棒にプラグコードが刺さる穴を開けますが、これも割り出し円テーブルが役に立ちますね。
先にセンタードリルの0.5mmで当たりを付けておきます。
直径3.0mmの丸棒に0.5mmの穴を円周状に8個開けます・・・もはや限界かも・・・。
割り出し円テーブルで0.5mmの穴を開けておきましてフライスから外します。
そして0.6mmのキリで少し穴を広げましょう・・・画像は広げた後の様子ですね。
隣の穴と皮一枚ですね~。本当はもう少し有った方が良いのですが・・・
なぜかと言いますと実車GTAのデスビのキャップはこんな形状(純正品では無くリプロ品ですが・・・基本は同じ物でしょう)だからです・・・ただ単に穴が8つ開いていれば良い訳では無いのです。
コードを挿し込む部分がキャップの基本の円よりも外に出ているのです。
コイルに行くコードはツインプラグだから2本なのですね。つまり本来はデスビから10本のコードが出ていないといけない訳ですね。
完成品は8本しか無かった・・・(笑)コイルには配線してなかったんですね。
そして先ほど作った部品の外側を削りまして・・・この写真ではどの様に削ったのかがわからないかもしれませんが円周状の8個の穴が半分位無くなる程削っています。
そして外形0.6mm内径が0.2mmの真鍮パイプを残った半円の凹みに差し込んでハンダ付けしますと・・・
真鍮線の長さはまだ調節していないのですが・・・
次に先を削って長さを調節してから中央に2本の真鍮パイプを差し込みまして更にハンダ付け・・・
何となくデスビのキャップに見えてきませんか?(笑)この後真鍮パイプの穴を使用するコードの直径0.28mmに合わせて0.3mmのキリで拡大します。
コードを挿し込んで接着!ここでの接着剤はエポキシ系の接着剤を使います、理由は瞬間接着剤が流れ込んでコードが固まらない様にする為ですね。
人の失敗は大変良い勉強になります、繰り返さない事が一番大切ですね。・・・なんちゃって!(暴)
次はタイヤの交換ですね。
タイヤの交換何て言いますと実車みたいですが・・・(笑)
この完成品は作ってから時間がかなり経過しているらしくタイヤが変質しておりまして油を吹いておりました。
ケースのベースにも跡が残りそうなくらいと言いますと結構時間が経過していると想像できますね。
余談ですが私はこのメーカー完成品が売られていた事を知らないのでひょっとしたらケーカーの試作かサンプル的な物だったのかもしれません。
サスペンションに余分な力をかけたくないので古いタイヤはナイフでカットして取り外します。
使うタイヤは私のキットから出して使います、キットのタイヤははこの中で保管していたせいかまだ柔らかく油も吹いていませんでしたのでまだまだ大丈夫でしょう。
キットが無駄になる・・・と思われるかもしれませんがご心配は要りません。
キットを作る時には自分で作った物を使いますから・・・ね。
少し先になりますがこのキットとヴィジョンシリーズのボディ(メタルボディならメリキットの物を加工します)を使った最強のアルファロメオをご依頼頂いておりますのでその時にはまたタイヤを作る予定ですタイヤもですが製作の方もお楽しみに~!・・・CMでした(笑)
タイヤの交換が完了しました、油を吹いたタイヤは指でちぎれる位劣化していました。
さてプラグコードを接着した接着剤がそろそろ硬化したはずなのでデスビをエンジンに戻しましょう。
エンジンに小穴を開けまして接着します・・・
ここでカムカバーのオイルキャップが付いていない事に気が付きました、接着剤の跡も無いので最初から付いていなかったのかもしれませんが、在庫のStudio_Rosso謹製のアルファロメオオイルキャップブローバイ抜き付きのキャップを付けておきましょう。
ただ参考にした画像の車にはブローバイの抜きが無かったので抜きの部分は付けていないのですが・・・
この時期のイタ車のオイルキャップやラジエターキャップはツマミの部分の出っ張りが日本の標準では2ヶ所の物では無く4ヶ所の物が多いのでこのエッチングのキャップは雰囲気が良く出番が多いですね。
シリンダーヘッドのコードが付いていた部分には前のコードが少し残っていますのでプラグキャップに使おうかと思いましたがこれも何か劣化しているようなので0.7mmのキリでもんで取り外してしまいました。
その穴にアルミパイプを削ってゴムの質感に塗装して作ったプラグキャップを接着しておきます。
ただコードを刺しただけでは雰囲気が違いますので・・・一手間加えておきます。
いよいよコードを配線致します。
最初に点火コイルに刺さる中央の物を探してコイルに配線・・・前側のコードが抜けていますね・・・エンジン不調の元ですね。
後は点火順に(?)多分普通なら1-4-2-3だと思うのだけど・・・(笑)まあエンジンが始動する事は無いから良いけどね。
プラグコードを付けてもボンネットは閉まっていますね。
少しクリアランスが広いけどこれはボンネット自体が少し事後変形しているからですね・・・これは直せないですね。
これを直すならボンネッットを真鍮板を叩いて作り直さないと無理でしょう。
この通りバッテリーとプラグコードは有ってもボンネットが閉まる様になりました。
ラジエターはどうかな?次は先にヒンジを作らないといけないですね・・・それからラジエターです。
真鍮パイプと真鍮線、そして真鍮板を使ってヒンジを作ってみました。
どの様に作用するのかわかりますか??
両端の曲がった部分がボディとボンネットをつなぐ部分、その間の真っすぐな部分は真鍮パイプの中を真鍮線が通っていますので真鍮パイプをボディ側に接着します。
両端の板の部分は接着面積を稼ぐ為に真鍮板をハンダ付けした部分でしてボンネットに接着剤で接着します。
こんな風になるのです・・・ボンネットの裏に付く部分は調色したレッドで補修しておきましたので余程目を凝らさない限りわからないと思います。
ボンネットの開閉時に無駄なガタツキが有るとせっかくの開閉機能も残念な感じになります、スムーズに開閉してガタツキも無い・・・これを目指して調整致しました。
ボンネットを閉めた所ですね・・・
これでラジエターが当たらなかったらエンジンルームは完了ですね。
いつものフライスです。
直径3.0mmの洋白の丸棒にプラグコードが刺さる穴を開けますが、これも割り出し円テーブルが役に立ちますね。
先にセンタードリルの0.5mmで当たりを付けておきます。
直径3.0mmの丸棒に0.5mmの穴を円周状に8個開けます・・・もはや限界かも・・・。
割り出し円テーブルで0.5mmの穴を開けておきましてフライスから外します。
そして0.6mmのキリで少し穴を広げましょう・・・画像は広げた後の様子ですね。
隣の穴と皮一枚ですね~。本当はもう少し有った方が良いのですが・・・
なぜかと言いますと実車GTAのデスビのキャップはこんな形状(純正品では無くリプロ品ですが・・・基本は同じ物でしょう)だからです・・・ただ単に穴が8つ開いていれば良い訳では無いのです。
コードを挿し込む部分がキャップの基本の円よりも外に出ているのです。
コイルに行くコードはツインプラグだから2本なのですね。つまり本来はデスビから10本のコードが出ていないといけない訳ですね。
完成品は8本しか無かった・・・(笑)コイルには配線してなかったんですね。
そして先ほど作った部品の外側を削りまして・・・この写真ではどの様に削ったのかがわからないかもしれませんが円周状の8個の穴が半分位無くなる程削っています。
そして外形0.6mm内径が0.2mmの真鍮パイプを残った半円の凹みに差し込んでハンダ付けしますと・・・
真鍮線の長さはまだ調節していないのですが・・・
次に先を削って長さを調節してから中央に2本の真鍮パイプを差し込みまして更にハンダ付け・・・
何となくデスビのキャップに見えてきませんか?(笑)この後真鍮パイプの穴を使用するコードの直径0.28mmに合わせて0.3mmのキリで拡大します。
コードを挿し込んで接着!ここでの接着剤はエポキシ系の接着剤を使います、理由は瞬間接着剤が流れ込んでコードが固まらない様にする為ですね。
人の失敗は大変良い勉強になります、繰り返さない事が一番大切ですね。・・・なんちゃって!(暴)
次はタイヤの交換ですね。
タイヤの交換何て言いますと実車みたいですが・・・(笑)
この完成品は作ってから時間がかなり経過しているらしくタイヤが変質しておりまして油を吹いておりました。
ケースのベースにも跡が残りそうなくらいと言いますと結構時間が経過していると想像できますね。
余談ですが私はこのメーカー完成品が売られていた事を知らないのでひょっとしたらケーカーの試作かサンプル的な物だったのかもしれません。
サスペンションに余分な力をかけたくないので古いタイヤはナイフでカットして取り外します。
使うタイヤは私のキットから出して使います、キットのタイヤははこの中で保管していたせいかまだ柔らかく油も吹いていませんでしたのでまだまだ大丈夫でしょう。
キットが無駄になる・・・と思われるかもしれませんがご心配は要りません。
キットを作る時には自分で作った物を使いますから・・・ね。
少し先になりますがこのキットとヴィジョンシリーズのボディ(メタルボディならメリキットの物を加工します)を使った最強のアルファロメオをご依頼頂いておりますのでその時にはまたタイヤを作る予定ですタイヤもですが製作の方もお楽しみに~!・・・CMでした(笑)
タイヤの交換が完了しました、油を吹いたタイヤは指でちぎれる位劣化していました。
さてプラグコードを接着した接着剤がそろそろ硬化したはずなのでデスビをエンジンに戻しましょう。
エンジンに小穴を開けまして接着します・・・
ここでカムカバーのオイルキャップが付いていない事に気が付きました、接着剤の跡も無いので最初から付いていなかったのかもしれませんが、在庫のStudio_Rosso謹製のアルファロメオオイルキャップブローバイ抜き付きのキャップを付けておきましょう。
ただ参考にした画像の車にはブローバイの抜きが無かったので抜きの部分は付けていないのですが・・・
この時期のイタ車のオイルキャップやラジエターキャップはツマミの部分の出っ張りが日本の標準では2ヶ所の物では無く4ヶ所の物が多いのでこのエッチングのキャップは雰囲気が良く出番が多いですね。
シリンダーヘッドのコードが付いていた部分には前のコードが少し残っていますのでプラグキャップに使おうかと思いましたがこれも何か劣化しているようなので0.7mmのキリでもんで取り外してしまいました。
その穴にアルミパイプを削ってゴムの質感に塗装して作ったプラグキャップを接着しておきます。
ただコードを刺しただけでは雰囲気が違いますので・・・一手間加えておきます。
いよいよコードを配線致します。
最初に点火コイルに刺さる中央の物を探してコイルに配線・・・前側のコードが抜けていますね・・・エンジン不調の元ですね。
後は点火順に(?)多分普通なら1-4-2-3だと思うのだけど・・・(笑)まあエンジンが始動する事は無いから良いけどね。
プラグコードを付けてもボンネットは閉まっていますね。
少しクリアランスが広いけどこれはボンネット自体が少し事後変形しているからですね・・・これは直せないですね。
これを直すならボンネッットを真鍮板を叩いて作り直さないと無理でしょう。
この通りバッテリーとプラグコードは有ってもボンネットが閉まる様になりました。
ラジエターはどうかな?次は先にヒンジを作らないといけないですね・・・それからラジエターです。
真鍮パイプと真鍮線、そして真鍮板を使ってヒンジを作ってみました。
どの様に作用するのかわかりますか??
両端の曲がった部分がボディとボンネットをつなぐ部分、その間の真っすぐな部分は真鍮パイプの中を真鍮線が通っていますので真鍮パイプをボディ側に接着します。
両端の板の部分は接着面積を稼ぐ為に真鍮板をハンダ付けした部分でしてボンネットに接着剤で接着します。
こんな風になるのです・・・ボンネットの裏に付く部分は調色したレッドで補修しておきましたので余程目を凝らさない限りわからないと思います。
ボンネットの開閉時に無駄なガタツキが有るとせっかくの開閉機能も残念な感じになります、スムーズに開閉してガタツキも無い・・・これを目指して調整致しました。
ボンネットを閉めた所ですね・・・
これでラジエターが当たらなかったらエンジンルームは完了ですね。