先日、急な連絡で加工のご依頼が入って来ました、事情はブルーバードの所にも書きましたのでもうここでは触れません。
ミニカーの加工というのは何時も私がしている製作とは少し違った部分が有ります、それはミニカーは分解を前提としていない事ですね。
私の作る作品では後々修理とかで帰って来る事も想定して決して分解出来ない構造にはしてありません。
話しが脱線してしまいましたが今回のご依頼のミニカーはオートアート製の1/18レクサスLF-Aのホワイトになります。
ご依頼者のご希望を少し書いてみますと
1.LHDからRHDに変更
2.内装をエルメスオレンジと言う特注の内装色に塗り替え
3.ドアミラーとリアウイングをカーボン製に変更
4.ホイールの塗色をブラッククロームからクロームに変更
5.実車と同じナンバープレートと同じ物を取り付ける
6.ブレーキキャリパーのカラーも塗り直し
7.キャリパーのロゴをホワイトからブラックに変更
と言う所でしょうか。
この中で一番大変なのは(1)のハンドル位置の変更でしょうか、このミニカーはタイヤを指で動かすとステアリングホイールまでステアする様になっておりますのでこの辺りの連動も何とかしたい所ですね。
しかし一見LHDからRHDに変更するのはそう難しくない様に思いますがダッシュボードの加工はなかなか大変でしてお預かりしたミニカーを分解して直すのはもしもの事を考えれば避けておいた方が良いかもしれない・・・と考えましたので同じミニカーを入手しておきました。
転ばぬ先の杖と言う所でしょうか、昨日ミニカーが送られて来ましたので早速作業を始めようと思います。
まずは分解をしなければなりません、何度も書きますがミニカーは分解を前提としておりませんのでドア下の両サイドに有るビスに2本はすぐにわかりましたが他はどこにビスが有るのか全くわかりません。
よく見るとこんなフロントタイヤの奥側にビスが見えました。
後ろ側は全く見えません・・・
リアウイングのギミックの後ろ側に有るのかとここのパネルを外してみましたが・・・ここじゃないですね。
20分以上見回してもビスは見つからず・・・。
タイヤを外してみました・・・タイヤの陰にビスが見えました。
これを外してやっと上下が分解出来ました!
部品の多くは組み立て作業の合理化で手間をかけない様に焼き止めという方法で部品が取り付けられております。
この方法は一見合理的ですが焼き止めをしてある部分を丁寧にリューターで削り取って部品を分離致しますが細かな部分は折れない様に注意が必要です。
ボディの裏側にも塗らないといけない部品が有りますがここはちょっと面倒な事になっています。
ここは焼き止めではなくボディの一部をカシメて天井の内装を取り付けてあります。
ドリルで丁寧に揉んで外します。
リューターで削れば早いと思われるかもしれませんが熱が発生しますので天井の内装を溶かしたり表側の塗料を焦がしたり致しますのでここは回り道が必要です。
これでやっと制作作業に移る事が出来ますが外した部品を加工する物としない物に分けておかないとわからなくなってしまいます。
下の画像の部品は加工を必要とし無い物、それとボディは加工をしない予定です。
こちらが塗り直しや加工が必要な物になります。
ミニカーの加工というのは何時も私がしている製作とは少し違った部分が有ります、それはミニカーは分解を前提としていない事ですね。
私の作る作品では後々修理とかで帰って来る事も想定して決して分解出来ない構造にはしてありません。
話しが脱線してしまいましたが今回のご依頼のミニカーはオートアート製の1/18レクサスLF-Aのホワイトになります。
ご依頼者のご希望を少し書いてみますと
1.LHDからRHDに変更
2.内装をエルメスオレンジと言う特注の内装色に塗り替え
3.ドアミラーとリアウイングをカーボン製に変更
4.ホイールの塗色をブラッククロームからクロームに変更
5.実車と同じナンバープレートと同じ物を取り付ける
6.ブレーキキャリパーのカラーも塗り直し
7.キャリパーのロゴをホワイトからブラックに変更
と言う所でしょうか。
この中で一番大変なのは(1)のハンドル位置の変更でしょうか、このミニカーはタイヤを指で動かすとステアリングホイールまでステアする様になっておりますのでこの辺りの連動も何とかしたい所ですね。
しかし一見LHDからRHDに変更するのはそう難しくない様に思いますがダッシュボードの加工はなかなか大変でしてお預かりしたミニカーを分解して直すのはもしもの事を考えれば避けておいた方が良いかもしれない・・・と考えましたので同じミニカーを入手しておきました。
転ばぬ先の杖と言う所でしょうか、昨日ミニカーが送られて来ましたので早速作業を始めようと思います。
まずは分解をしなければなりません、何度も書きますがミニカーは分解を前提としておりませんのでドア下の両サイドに有るビスに2本はすぐにわかりましたが他はどこにビスが有るのか全くわかりません。
よく見るとこんなフロントタイヤの奥側にビスが見えました。
後ろ側は全く見えません・・・
リアウイングのギミックの後ろ側に有るのかとここのパネルを外してみましたが・・・ここじゃないですね。
20分以上見回してもビスは見つからず・・・。
タイヤを外してみました・・・タイヤの陰にビスが見えました。
これを外してやっと上下が分解出来ました!
部品の多くは組み立て作業の合理化で手間をかけない様に焼き止めという方法で部品が取り付けられております。
この方法は一見合理的ですが焼き止めをしてある部分を丁寧にリューターで削り取って部品を分離致しますが細かな部分は折れない様に注意が必要です。
ボディの裏側にも塗らないといけない部品が有りますがここはちょっと面倒な事になっています。
ここは焼き止めではなくボディの一部をカシメて天井の内装を取り付けてあります。
ドリルで丁寧に揉んで外します。
リューターで削れば早いと思われるかもしれませんが熱が発生しますので天井の内装を溶かしたり表側の塗料を焦がしたり致しますのでここは回り道が必要です。
これでやっと制作作業に移る事が出来ますが外した部品を加工する物としない物に分けておかないとわからなくなってしまいます。
下の画像の部品は加工を必要とし無い物、それとボディは加工をしない予定です。
こちらが塗り直しや加工が必要な物になります。