今日の天気は、本日更新の最初のブログで書きましたので・・・割愛します(笑)
昨日、献本頂きました。
いのこーさんいつも有り難うございます。
私のアトリエの方でお客様にご覧頂いています、でも一番先に拝見するのは私ですけどね(笑)
この本を見る度に井上さん(いのこーさんの本名です)がお元気でご活躍である事がよくわかります。
いつも自分で取材に行かれて自分の目で見て記事を書かれています、本当にアクティブですね〜、奥様もお元気で取材に同行していらっしゃるでしょうか?
山陰にいらっしゃった時ご主人が取材される隣で一生懸命メモを取られている奥様の姿が昨日の様に思い出されます。
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さて本日2回目の更新はマクラーレンMP4/6のデカール加工です。
どうも気になっていたのですが・・・
サイドポンツーンの上側に最初からほんの僅かなクリアーの凹みが有りました。
普通なら小さな凹みは最初に(モデルカーの製造時に)ウレタンクリアーを塗った時にシリコンの付着が有って塗料が弾いているんですね。
どんなに気を付けて作ってもほんの僅かな弾きが有る場合も有ります。
こう言う場合はデカールを貼ってからウレタンコートをする前にもう一度脱脂をして少しペーパーをかけて塗れば平滑な仕上がりを得る事が出来るのですが・・・
今回はちょっと違っていました。
デカールを貼ってクリアーコートしても凹みが埋まらないのです。
つまり小さい凹みですが深かったんでしょうね〜。
シリコンを取り切れていなかったのか・・・このお客様は中古で購入されていますので前に購入された方がワックスを掛けておられたのかもしれませんね。
新品ならこう言う事はまず起らないのです・・・上記の様に処置をして塗れは凹みは埋まります・・・。
ではどうしようかと・・・
ボディカラーを削ってしまうとその再生は難しい物になりますのでウレタンクリアーの厚みの中で物事を解決しなければなりません。
写真は撮り忘れてしまいましたが・・・
凹みの周囲を限界まで削って脱脂をしてウレタンクリアーを塗り直しております。
そしてウレタンクリアーが硬化しましたので再び研ぎ出しですね。
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コンパウンドを掛けていないので艶がないですが・・・こんな感じです。
もう目を皿の様にして探してもほぼ痕跡は無いですね。
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コンパウンドで磨きまして
さらに艶を回復させるのはいつもの事です
ちょっと難しいのは完成品なのでリアウイングが邪魔をしてなかなか磨けない事ですね・・・ここで壊したら元も子もないですから。
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ボディが完成しましたので部品を取付けようと思ったら・・・
嫌な物が目に入りました
ミラーの足はブラックに塗られていますがミラーの裏に筆が当たったらしく・・・ミラーの下側が黒くなっています。
見てしまうとこのまま取付けるのも気がひけます
幸いな事にエナメルシンナーで掃除をしてみます
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綿棒を何本かと細い特殊な綿棒を駆使して綺麗になりました。
ラッカーだったらダメだったかもしれませんね〜
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そして足を塗装しました
多分製造時にこの部分を担当しておられた美人のお姉さんがアクビでもされたのかも・・・多分ボディに取り付けてから足をブラックで塗っていたのだと思います。
見えないので付いてしまったんでしょうね〜。
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オンボードカメラとミラーを取り付けますと完成ですね
ちょっと回り道をした様な気がしますが・・・まあ良いでしょう。
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これで完成か?
と思われるかもしれませんがお客様は覚えていらっしゃるはず・・・
肝心で難しい部分をね・・・
と言うのもノーズのホンダのマークの下側にHONDAのロゴがあるのですが
それが欠けているのです
それも元々のクリアーの下側なんですよね
ほんのわずかなんですが・・・メイクアップ の眼力の良い方のチェックもすり抜けているのですよね。
流石にこの文字の修正は完璧に・・・と言うのは無理です
なのでクリアー後にラッカー塗料でタッチアップして補修します
マスキングに使うのはマスキングテープではなくブルーの保護シートの様な物です
マスキングテープは厚みがあってこの様な細かな文字の補修には不向きなんですね。
昔、カミムラさんが使っていらっしゃったので取り寄せていますが厚みが薄くこの様な補修には重宝します
なぜなら重ねて貼り付けないといけない場合に厚みがありますと塗料が滲みやすいのですよね。
しかもセロテープと違って色がついていますから貼り付け位置の確認が楽なのです。
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なぜウレタンクリアーの後で補修しているのかと言いますと・・・
このタイミングでの補修ですとダメならクレオスのシンナーを含ませた綿棒で引き取りますと再びリセットする事ができるのですよね。
補修とか修理の場合には東方が一生懸命やってもお客様が満足できないこともあるかもしれませんからね〜
ウレタンクリアーを塗ってしまいますともう後戻りはできないのです。
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一応これにて完成としておきます。
明日にはお客様のもとにお送りする予定です、喜んでくださると良いですね。
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明日はウインドウ関係の修理を始めましょう
今回も盛り沢山ですよ。
昨日、献本頂きました。
いのこーさんいつも有り難うございます。
私のアトリエの方でお客様にご覧頂いています、でも一番先に拝見するのは私ですけどね(笑)
この本を見る度に井上さん(いのこーさんの本名です)がお元気でご活躍である事がよくわかります。
いつも自分で取材に行かれて自分の目で見て記事を書かれています、本当にアクティブですね〜、奥様もお元気で取材に同行していらっしゃるでしょうか?
山陰にいらっしゃった時ご主人が取材される隣で一生懸命メモを取られている奥様の姿が昨日の様に思い出されます。
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さて本日2回目の更新はマクラーレンMP4/6のデカール加工です。
どうも気になっていたのですが・・・
サイドポンツーンの上側に最初からほんの僅かなクリアーの凹みが有りました。
普通なら小さな凹みは最初に(モデルカーの製造時に)ウレタンクリアーを塗った時にシリコンの付着が有って塗料が弾いているんですね。
どんなに気を付けて作ってもほんの僅かな弾きが有る場合も有ります。
こう言う場合はデカールを貼ってからウレタンコートをする前にもう一度脱脂をして少しペーパーをかけて塗れば平滑な仕上がりを得る事が出来るのですが・・・
今回はちょっと違っていました。
デカールを貼ってクリアーコートしても凹みが埋まらないのです。
つまり小さい凹みですが深かったんでしょうね〜。
シリコンを取り切れていなかったのか・・・このお客様は中古で購入されていますので前に購入された方がワックスを掛けておられたのかもしれませんね。
新品ならこう言う事はまず起らないのです・・・上記の様に処置をして塗れは凹みは埋まります・・・。
ではどうしようかと・・・
ボディカラーを削ってしまうとその再生は難しい物になりますのでウレタンクリアーの厚みの中で物事を解決しなければなりません。
写真は撮り忘れてしまいましたが・・・
凹みの周囲を限界まで削って脱脂をしてウレタンクリアーを塗り直しております。
そしてウレタンクリアーが硬化しましたので再び研ぎ出しですね。
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コンパウンドを掛けていないので艶がないですが・・・こんな感じです。
もう目を皿の様にして探してもほぼ痕跡は無いですね。
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コンパウンドで磨きまして
さらに艶を回復させるのはいつもの事です
ちょっと難しいのは完成品なのでリアウイングが邪魔をしてなかなか磨けない事ですね・・・ここで壊したら元も子もないですから。
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ボディが完成しましたので部品を取付けようと思ったら・・・
嫌な物が目に入りました
ミラーの足はブラックに塗られていますがミラーの裏に筆が当たったらしく・・・ミラーの下側が黒くなっています。
見てしまうとこのまま取付けるのも気がひけます
幸いな事にエナメルシンナーで掃除をしてみます
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綿棒を何本かと細い特殊な綿棒を駆使して綺麗になりました。
ラッカーだったらダメだったかもしれませんね〜
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そして足を塗装しました
多分製造時にこの部分を担当しておられた美人のお姉さんがアクビでもされたのかも・・・多分ボディに取り付けてから足をブラックで塗っていたのだと思います。
見えないので付いてしまったんでしょうね〜。
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オンボードカメラとミラーを取り付けますと完成ですね
ちょっと回り道をした様な気がしますが・・・まあ良いでしょう。
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これで完成か?
と思われるかもしれませんがお客様は覚えていらっしゃるはず・・・
肝心で難しい部分をね・・・
と言うのもノーズのホンダのマークの下側にHONDAのロゴがあるのですが
それが欠けているのです
それも元々のクリアーの下側なんですよね
ほんのわずかなんですが・・・メイクアップ の眼力の良い方のチェックもすり抜けているのですよね。
流石にこの文字の修正は完璧に・・・と言うのは無理です
なのでクリアー後にラッカー塗料でタッチアップして補修します
マスキングに使うのはマスキングテープではなくブルーの保護シートの様な物です
マスキングテープは厚みがあってこの様な細かな文字の補修には不向きなんですね。
昔、カミムラさんが使っていらっしゃったので取り寄せていますが厚みが薄くこの様な補修には重宝します
なぜなら重ねて貼り付けないといけない場合に厚みがありますと塗料が滲みやすいのですよね。
しかもセロテープと違って色がついていますから貼り付け位置の確認が楽なのです。
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なぜウレタンクリアーの後で補修しているのかと言いますと・・・
このタイミングでの補修ですとダメならクレオスのシンナーを含ませた綿棒で引き取りますと再びリセットする事ができるのですよね。
補修とか修理の場合には東方が一生懸命やってもお客様が満足できないこともあるかもしれませんからね〜
ウレタンクリアーを塗ってしまいますともう後戻りはできないのです。
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一応これにて完成としておきます。
明日にはお客様のもとにお送りする予定です、喜んでくださると良いですね。
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明日はウインドウ関係の修理を始めましょう
今回も盛り沢山ですよ。