踊る小児科医のblog

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祝!鹿内青森市長誕生

2009年04月19日 | 政治・行政
ちょっとフライング気味ですが、NHKで優勢との報道。
まず間違いないでしょう。知ってる人は全員鹿内さん支持ですから。
青森市では小学校、次には中学校まで医療費無料となります。
これで青森県がやっと変わりそうだ。
木村知事との対決統一候補(2003年)で出馬出来ていればという思いはみんな持っていたのですが。。

マンガ総理

2008年11月20日 | 政治・行政
「そんなにマンガばっかり読んでると、総理みたいになるよ!」
「いい大人になって、漢字が読めなくて恥ずかしい思いをしたって知らないんだからね」

#早晩こういう事態になることはわかりきっていたことなのですが、政治家ってほんと○○ですね。こういう人をトップにすれば自分が選挙で勝てると思ってたなんて。。誰でもわかることがわからない、それこそ「常識が欠如している」のでは?(いま猛烈に後悔してることでしょう)

#「失言」というワケの分からない表現がありますが、本人がそう思っていることをそのまま言ったのですから、後で間違っていたと謝罪しても、ハイそうですかと納得する人はいませんね。。「失言」とは、思っていることをそのまま言うこと。
常識のある人は(特に政治家は)、本音をそのまま発言することはない。だから本音を言えば「失言」。

やはり健康問題(安倍総理辞任)

2007年09月12日 | 政治・行政
噂されてはいましたが、昨日の「風邪で帰宅」でもおかしいと思った。
このところ声に全く力が入っていなかったし。
しかし、それなら何で今なのか。腹立たしい思いです。
この1か月半の政治空白、組閣、閣僚交代、国際会議での空約束、そして国会を召集して所信表明演説までやっておいて、議論が始まる前に辞めるとは。。
その前の唐突な「職を賭して」発言でも、既に辞めるつもりなのではと思っていましたが、それなら何で国会を開会してから。。このタイミングはひどすぎる。
これだけでも無駄な税金が使われ、国益がどれだけ損なわれたと思っているのか。
健康問題がベースにあるのであればなおのこと、無責任と言わざるを得ません。
国会議員も辞して、療養生活に入られることをのぞみます。

舛添厚労相がこの国の医療政策をどういう方向に持っていくのか注目していたところでしたが、交代ですかね。
野党党首に会えないから総理が辞めるなんて聞いたことがない。阿呆らし。やっぱり判断能力が足りない人だったんだと思うしかないですね。

八戸市議会議員のHP一覧(2007.9現在)

2007年09月11日 | 政治・行政
<自由民主クラブ> 16
藤川 優里 1期 常番町 http://www.fujikawa-yuri.com/ new
小屋敷 孝 1期 湊高台 (なし)
森園 秀一 1期 糠塚  (なし)
島脇 一男 1期 鮫町  (なし)
壬生八十博 2期 南郷区 (なし)
豊田 美好 2期 北白山台(なし)
坂本 眞将 3期 城下  http://www.sakamoto-m.jp/
上条 幸哉 3期 新井田 http://www.htv-net.ne.jp/~uejo/
立花 敬之 3期 売市  (なし)
越後 賢司 4期 白銀町 (なし) 副議長
工藤 雄剛 5期 尻内町 (なし)
秋山 恭寛 6期 白銀町 (なし)
山口 広道 6期 多賀台 (なし)
大館 恒夫 6期 岬台  (なし)
坂本 美洋 7期 多賀台 (なし)
上田善四郎 7期 新井田 (なし)
<政風クラブ> 11
三浦 博司 1期 長苗代 http://blogs.yahoo.co.jp/miurahiroshi28/
             http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2327312
古舘傳之助 2期 南郷区 (なし)
石橋 充志 2期 根城  http://www.a1484.com/
五戸 定博 3期 湊高台 (なし)
八嶋  隆 3期 是川  (なし)
寺地 則行 4期 田向  (なし)
田名部和義 5期 石堂  http://www.tanabu-kazuyoshi.jimusho.jp/ ?消滅
東野 礼二 6期 糠塚  (なし)
吉田 博司 6期 市川町 (なし) 議長
荒川 重雄 7期 白銀  (なし)
谷地先次郎 7期 小中野 (なし)
<社民党・市民連合> 3
山名 文世 3期 石手洗 (なし)
大島 一男 3期 尻内町 (なし)
松橋  知 4期 新井田 (なし)
<公明党> 2
夏坂  修 1期 尻内町 (なし)
前澤 時廣 5期 湊町  (なし)
<日本共産党> 2
松田  勝 2期 柏崎  http://www5f.biglobe.ne.jp/~matsuta/
畑中 哲雄 3期 八幡  http://www.38jcp.com/hatanaka/ △HPとは言えない…
<諸派> 2
三浦 隆宏 2期 根城  (なし)
伊藤 圓子 5期 新井田 (なし)

※「氏名」でGoogle上位10位以内のみを検索(普通本人のHPならトップに検索されますので)。
※このリストは個人的に市議会議員の政策や活動状況を調べるためにつくったもので、必ずしも全ての議員のHPを網羅したものではありません。

八戸市議会
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/shigikai/gikai.html

全国最低の青森県で最低の八戸市

2007年07月31日 | 政治・行政
「誰が当選しようがどこが過半数を得ようが何も変わらない」などとスカしている若者がいるかもしれませんが、現実には今回だけでなく、私たちが子どもの頃から、あるいはそのまた昔から、国政選挙や首班指名、内外の重大問題(ロッキード、消費税、湾岸・イラク戦争)などで大きく変化し続けて、何も変わらなかったことなど実は一度もありませんでした。

その中で、私たちの一票一票が、(良くも悪くも)世の中を大きく動かし続けてきたことを知るべきでしょう。
今回の民主躍進・自民惨敗も、特段驚くほどのことでもなく、歴史の大きなうねりの中の1ページに過ぎないのかもしれません。

とは言っても、小泉政権以来の一連の動きの中で、民主主義そのものが破壊され、この国を支えていた根幹(農業・医療・教育など)が一方的に崩壊していく危機感を抱いていたところだったので、今回の結果がその流れを変えていく転換点になるのではないかと少しは期待したいと思います。

ただし、民主党の医療政策が支持できるかというとそういうわけでもなく、そもそも医療崩壊・医療政策が今回の選挙でも争点にならず、格差問題の一部としてとりあげられただけなので、この結果で医療費抑制政策の大転換が起こるとも思えません。
厳しい現実はまだまだ続くのでしょう。

話を戻して、投票率。
今回はかなり高くなることが期待されましたが、意外に伸びず53.88%。なんと全国で最下位。
その中でも、八戸市は市部最低の50.61%。半分しか投票に行ってません。
全国最低の青森県で最低の八戸市。。
雇用・求人や平均寿命など軒並み最低の青森県民の半分は、投票に行くことすらしない。

投票に行かない人は白紙委任したのと同じことですから、政権がどこになって、どんな増税が行われようが、徴兵制になってわが子が戦地に送られようが、自治体が破綻して地域社会が崩壊しようが、何をされても文句は言えません。権利を放棄したのですから。

公開討論会・合同個人演説会の開催やマニフェスト選挙の定着によって、市民の関心や参加意識が高まり、投票率の向上や、政策中心の投票への行動変容、候補者側でも政策中心の選挙・政治活動へと変化してきたことは事実だと思います。
しかし、残念ながら今回も投票率だけでなく、投票行動や選挙結果にもほとんど影響を与えなかったのではないかと判断しています。

県内投票率53.88%/前回並み、亥年では高め
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070730104302.asp

<参考>年代別投票率(八戸市長選) -八戸市選管の旧HPより-
去る、平成13年10月28日に執行した市長選挙の投票率は、59.37%でしたが、年代別投票率では、下のグラフでもわかるように60歳代を頂点にして若くなるに従って下がっています。最低は20歳から24歳までの若い人たちの27.72%、だいたい4人に1人しか投票していないということです。


医師連盟を退会しました

2007年07月25日 | 政治・行政
日本医師連盟・県医師連盟はそれぞれ医師会と表裏一体の政治団体ですが、実質的に同じ組織です。なぜなら、私たちは加入届も出していないし加入の意志もきかれていないのに、医師会に入ったら強制的に加入させられ、何の断りもなく銀行口座から会費を引き下ろされているからです。

この間の経緯はいろいろとありましたが、歯科医師連盟の訴訟でこれが違法であることが確認されました。(当然ですが)
そして、下記のような理由により、6月に退会しました。

いま、自治体病院の多くは莫大な赤字を抱え、医師は不足し診療科は廃止され、地域医療は崩壊しています。この原因が、医療費・社会保障費の抑制政策と医療の市場化(弱肉強食・地方切り捨て)を推し進めてきた小泉・安倍改革にあることは、医療界内外で衆目の一致するところです。

日本医師会も、当然のことながら小泉・安倍改革に反対していています。私もそれを支持します。
しかしながら、その小泉・安倍改革に反対するために、小泉・安倍与党を支持し、組織内候補を擁立して当選させ、選挙後にその得票数でもって与党内での発言力を高めて、小泉・安倍改革の路線変更を迫るのだそうです。。

なんという○○○!
こんな国民も会員も誰一人理解できないし、そんなことが起こるわけがない夢物語を、本気で信じている医師会トップ。
しかも、それで何度も煮え湯を飲まされ続けながら、まだ金魚の糞のように与党の尻について回っているという情けなさ。。

こんなやり方で日本の医療を良くしよう、崩壊の崖っぷちから救おうなどというのは、会員だけでなく、患者さん、国民の皆さんに対する背信行為としか言いようがありません。

現実には、
与党が勝利すれば小泉・安倍改革は更に推進され、
与党が大敗したときにはじめて、政策転換が起こりうる。

そんな簡単なことが理解できないとは。。

こんな組織に強制的に加入させられて、「政治」活動に貢ぎ続けるなどということは、とても容認できることではありません。

ちなみに「与党敗北=政権交代」とは限らないし、「与党不支持=民主党支持」とも言えないことはご理解いただけると思いますが、どうやらそれもわかってないみたい。

私も、特定政党を支持しての行動ではありません。

さらに驚くべきことには、もし政権交代が起こって民主党が与党になったら、今度はその政権与党を支持するのだそうな。。(>_<)

国民に理解し支持してもらえる、医療団体としての政治・選挙運動のあり方とは、
1)医師会が目指す、真に国民のための医療を実現させるための具体的な医療政策を、国民および各政党に提示する(←ここまではやってます)
2)その政策に同意してマニフェストに取り入れる政党と政策協定を結び、選挙で支援する
たったこれだけのこと。

自らの政策と真っ向から対立する政党を支持するなどということが、国民にとっても、この国の医療にとっても、どれほど致命的なダメージを与えた続けてきたかは、いまの医療界の惨状をみればわかりそうなものを。。

なお、政治団体である医師連盟は脱退しましたが、学術・医療団体である医師会にはそのまま加入して活動しています。
前述のように、どこの医師会でも、これはいま大丈夫になっていますので、辞めたいけれど辞められないと思っている方はご検討されてみてはいかがでしょうか。

※「政治」とカッコ付きで書きましたが、私は数年前から政策中心の選挙を通して市民の手に政治を取り戻すために、公開討論会・合同個人演説会の開催や、インターネットによる市民の政治参加などを一つの目標としてきました。その立場からも、医師連盟の「政治」活動は自らの信条に相反するものと言えます。

合同個人演説会、全員出席を望む

2007年07月11日 | 政治・行政
弘前・八戸で合同個人演説会開催へ(2007年7月11日 東奥日報)
>二十三日午後七時から八戸市公民館で、
>二十五日午後六時半から弘前文化センターで、それぞれ開催予定。

前回、知事選で開催できなかった経緯がありましたが、今回は、
>「仮に全員でなくても、複数候補が参加すれば開催する方向」
ですので、開催はされるだろうと思います。
(別の地元紙によると八戸会場には3候補が出席を表明しているとのこと)

しかし、選挙区内で全候補の主張を一度に聞ける唯一の機会ですので、一有権者として、全候補が出席した上での政策論争を望みます。

参院選延期でまた無駄なお金が

2007年06月20日 | 政治・行政
何だかよくわからないけど、この決定で「群馬県で知事選との同日選がなくなり3億円の損失」と報道されているだけでなく、青森県内も含めて全国でどれほどのお金が不要に費やされることになるのか。。
年金問題も含めて国民が税金の無駄づかいにこれだけ敏感になっている時期に、党利党略で動いているとしか感じられません。

民主党の選挙カーは選挙違反では

2007年06月12日 | 政治・行政
県知事選の間、一回か二回、かすかに遠くに聞いただけだった選挙カー。
あれくらい静かな選挙も珍しい。
と思ったら、昨日久しぶりに選挙カーの騒音。
あれ、知事選まだやってたっけ? 参院選もう始まったんだっけ?
これは民主党の政党・政治活動としての“選挙カー”でした。
ところが、「来る参議院議員選挙で」「平山幸司が立候補しますので」「よろしくお願いします」
と、例の事前運動三点セットを見事に大声で破ってまわっている。
平山幸司氏については直接あるいは間接的にも全く存じ上げないが、早くからブログを開設していて、自転車で県内をくまなく回っているなど、好感は持っていた。
しかし、これはダメっぽくないか?
五月蠅い、反感、無駄かつ選挙違反。何をか言わんや。
(上記三点セットを言わなければ選挙カーを出している意味がないので、要するにこの戦法はダメだということ)
ちなみに、ネット利用、政策ビラ、街頭演説、対話集会、いずれも違反でなくてできることはいくらでもあるし、やっているはず。。

2007年の青森県知事「再選」

2007年06月04日 | 政治・行政
今回の知事選では、
三村知事が市民団体からの合同個人演説会のオファーに対して「回答しない(無視する)」という対応をしたこと。
要するに、圧勝が予想される状況で対立候補とのディベートから逃げまわったこと。
(政策、県政の課題についてはここでは議論しません)

結果については、
1)投票率が(三村陣営が目標としていたという)40%を切って最低記録を更新するかどうか
2)堀+西谷の得票率が三村票に対してどれくらいになるか
3)マスコミでは泡沫候補扱いだった西谷票が堀票を上回るかどうか
について注目していました。

1)については38.45%でその通りになり、「信任されたとは言えない」結果になったことは三村陣営も認めている通り。
2)は両者あわせても50%にはほど遠い結果に。
3)は堀票を上回ることはできなかったがそれに近い票を集めたこと。東郡を除く全ての郡部と、十和田市、つがる市、三沢市で堀票を上回り、地元の弘前市だけでなく八戸市でもほぼ互角の票を集めたこと。この意味を三村陣営・自民党や共産党、あるいは候補者を立てることができなかった反核燃陣営はきちんと評価できるだろうか。

ちなみに、今回と前回・前々回の得票は下記の通り。構図が違いますから直接の比較はできませんが。

2007年夏(投票率 38.45%)
 351831 三村申吾 
  48758 堀 幸光 
  43053 西谷美智子 

2003年夏(投票率 52.46%)
 296828 三村 申吾
 276592 横山 北斗
  21709 柏谷 弘陽
  19422 高柳 博明

2003年冬(投票率 49.68%)
 313312 木村 守男
 229218 横山 北斗
  34970 平野 良一
  7184 石舘 恒治

過去の投票率の推移は、こちらをご覧下さい。
今回はダントツのトップ(ドベ)ですね。

農水相の最後の選択

2007年05月28日 | 政治・行政
現職大臣の自殺。。
自分で死ぬくらいの勇気があるなら、全て話して、責任をとって、辞めて出直すくらいなんでもないはずなのに。。
その方がずっと潔く、支持者だけでなく追及していた側からも評価されるはずなのに。
と誰しもが感じると思う。
確かに、国民に対して説明責任を果たさずに、死んで闇に葬り去られると思うと「あなたは死んで楽になるかもしれないけど」と内心責めたくもなりますが。。
どうもこの大臣、いろいろな“疑惑”やケシカランことはしていても、根はそんなに悪人じゃなかったような気がする。。
おそらく、本人は全て明らかにして辞めたかったのに、それが許されなかった。
本当に死ぬしかなかった、
死ぬしか抗議の手段はなかったのではないか、と。
もしそうだとすると、本当に責任があるのは誰か。。
(想像でしかありませんが、遺書は安倍総理も読んでいるはず)

知事選合同個人演説会「断念」

2007年05月19日 | 政治・行政
この件については今朝のデーリー東北にも掲載されましたが、各紙の報道から引用してみます。
事実関係は有谷さんが発表した通りで、朝日新聞の取材に対する三村陣営からの回答は(私が聞いた範囲での)話とは異なったニュアンスのようです。
16日の時点で電話でも確認したけれども、陣営としては「欠席する」と返事するのではなく「回答しない」という選択肢を選んだということのようです。(どうしてそうしたのかは未だに理解できませんが)

東奥日報に対しては別の表現になっていますが、日程がつまっていたことは事実だとしても、2001年の参院選・八戸市長選以来、(八戸市では)市議選を除く全ての選挙で開催してきた公開討論会/合同個人演説会への出席要望に対して、ゼロ回答以下の選択をしたということは大変残念で、私自身3候補の生の声を聞く機会が奪われてしまい、何ともやりきれない気持ちです。

これが三村氏自身の判断なのか、陣営内での問題なのかは詮索しても仕方がないし、どのレベルの問題であれ有権者にとっては候補者のとった選択だという判断がなされます。

現職の県知事は強大な権力者です。
その権力は知事個人が生来持っているものではなく、あくまで選挙を通じた有権者の負託により生ずるものであり、県民(支持者だけではなく全ての県民)に対する説明責任の義務があることは、まさか三村知事がお忘れだとは思えません。

陣営では(支持者に対する)個人演説会において選挙期間中の説明責任を果たしていると主張するかもしれませんが、今回の選択は、県民・有権者ではなく支持者・支持政党を、政策論争ではなく組織がためを優先したと有権者に判断されても言い訳はできないと思います。

今回のような「結果が見えている」選挙で、合同個人演説会を開催したからといって何の意味があるのか、自己満足に過ぎないのではないかという批判もあるかもしれません。

しかし、結果が見えているからといって、青森県に山積している難問が消え去ったわけではなく、このような選挙だからこそ、きちんと政策論争をして県民に堂々と青森県の将来を問う必要があるはずです。
そしてそれは、対立陣営から持ちかけられたからとか、市民からの開催要望が遅かったからなどという言い訳で逃げ回るのではなく、現職が自ら積極的に県民の前に乗り出して議論すべき問題のはずです。

勝つのが分かり切っている相撲だからといって、少しばかり痛い思いをするのがイヤで、横綱が幕下との勝負を避けて土俵に上ろうとしないのだとしたら、観客はどう思うか。

今回の件は、合同個人演説会に出席する・しない、あるいは回答する・しないというレベルに留まらず、これまでの三村県政のあり方、そしてこれから4年間に青森県の辿るであろう道を考えあわせると、非常に暗い気持ちにならざるを得ません。
(民主主義・国民主権だとか市民社会なんて言葉ばかりの絵空事ではないのか)

医療崩壊、人口流出、財政破綻などの危機的状況は、取り返しのつかない一線を越えてしまったのかもしれません。

●日程の調整つかず合同演説会を中止/青年会議所青森協(2007年5月17日 東奥日報)
>日本青年会議所青森ブロック協議会「開催の趣旨について、各陣営からご理解をいただいていたが、こちらの不手際もあり日程が調整できなかった」

●「三村陣営回答なし」演説会断念の経緯をフォーラムが説明(2007年5月18日 東奥日報)
>有谷代表「われわれは有権者と立候補者をお互いに幸せにするという理念を持って開催を目指している。ささいなことかもしれないが、回答しないという判断は問題だと思う」
>三村候補の事務所「十六日に日本青年会議所青森ブロック協議会が、日程調整がつかずに開催を中止した-と発表した通りと考えている」

●三村知事欠席で演説会開催できず(2007年5月17日 金木病院ブログ)
>◎三村氏の回答なく 八戸・青森の演説会を断念(朝日新聞)←ネット掲載なし
>三村氏の事業所「日程的に参加が難しかった。期限後に問合せがあったら答えるつもりだった」
>有谷会長「これまでフォーラムが積み上げてきた歴史を後退させるようなもの」

●知事選 合同個人演説会の開催絶望的(2007年5月19日 デーリー東北)
>三村陣営の担当者は無回答を認めながらも「申し入れが告示直前というのは急すぎる。選挙日程はかなり前から分かっていたはず」と不愉快そう

青森県知事選候補者ホームページ

2007年05月17日 | 政治・行政
■ 三村申吾氏 http://gogo-shingo.momoishi.aomori.jp/

■ 堀 幸光氏 http://www4.ocn.ne.jp/~jcpao/

■ 西谷美智子氏 http://nishiya-m.cocolog-nifty.com/blog/
mixi内
るいるいサンタ☆さん(西谷美智子選対本部局長)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8217081
西谷美智子さん応援します♪(~5/17)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2153511

西谷氏はマスコミ的には泡沫候補扱いで生の声が伝えられていないようですが、主に県外のブログでの支持表明や、mixi内での支援コミュニティなどの動きがみられているようです。公約「ストップ!放射能! 『環境経済立国、青森』をめざします!」は上記ブログに掲載されていますが、出馬に当たっての本人のメッセージが<転載可>でネット上に掲載されていますので、ここにも載せておくことにします。(この種の文書の新規掲載については制限があるかもしれませんが、既に下記リンク先に掲載されているものを第三者が転載するだけなので問題は生じないはず)

*************************
―ストップ六ヶ所―

青森県弘前市に住む、西谷美智子と申します。
高校時代からボランティアを始め、結婚・子育て・仕事をしながら16年前から「人や社会に貢献する」と決め、様々な地域活動に取り組んできた一人の母親です。

2002年、南アフリカ ヨハネスブルグで開催された環境サミットに参加し、環境の活動へと大きく方向を変えました。子どもたちに残す未来を考え、今を生きてる私たちが意識や行動を変えたら、生きる土台(地球)を残していけると希望を持ったからです。

そこから環境と平和の働きかけが始まりました。『平和の意見書』『イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書』を議会に働きかけた時、イラクの子どもたちにガンや白血病が表れ、苦しむために生まれてくる子どもたちがいることを知りました。

2003年、鎌仲ひとみ監督の映画『ヒバクシャ世界の終わりに』と出会い、私の中でイラクと六ヶ所村がつながりました。
六ヶ所村にある再処理工場アクティブ試験を止めようと青森県庁前でのハンスト、説明会や公聴会で一生懸命に声を上げました。ですが、まるで届かない。そして、その中では県も国も事業者も誰ひとり「責任を持つ」とはおっしゃらない。
本格稼働が始まったら、たくさんの生命に影響が出てきます。そうなってからでは遅すぎます。

じつは、私もあきらめていた一人でした。ですが、今年11月の本格稼働を止めるなら県議に…と4月8日投票の青森県議選に、告示10日前に無名の新人として立補し、ズブの素人が選挙参謀も置かず闘いました。
2371票もいただきましたが及ばず、そして伝えきれませんでした。

今回の知事選で伝えるのはただ一点、ストップ六ヶ所です。
4年後では遅過ぎる。県民の生命と安全を守る責任が知事にはあります。
青森の豊かな自然とおいしい食べ物があれば生きてゆけることを伝えていきます。たくさんの生命がつながってこそ私たち人間も生きられることを伝え、再処理工場本格稼働を止めるよう、現職に問い、青森県民に働きかけます。

青森から声を上げること、動き出すことが必要です。あきらめている人たちにも勇気と元気と希望を伝えます。ぜひ、応援してください。

~大切な仲間たちへ~

あなたが生きていてくれることに感謝です。
今、こうして出会い、私たちはつながっています。
たくさんの生命のおかげで生きられていることを感謝し、たくさんの樹木のおかげで息を吸っている…当たり前のことを私たち人間は忘れてしまったかのようです。
自然の一部として、私たち人間が住まわせてもらっている地球…その地球環境に配慮した取り組みを青森県から始めていきます。
自然と呼応した暮らし、身体にやさしい食べ物、環境先進企業を誘致して若者の雇用を確保、環境と経済が共に栄え安心して住める街・訪ねてみたい街…青森を全国に向けて発信します。
そのためには六ヶ所村にある再処理工場を抜きには語れません。

再処理工場で作られるプルトニウムは胎盤の壁を通り抜ける血液中のたんぱく質と結合し、肝臓や骨髄に運ばれ、肝臓ガン・骨髄ガン・白血病を発生させます。イギリスのセラフィード周辺の子どもたちの歯からプルトニウムが検出され、イギリス・フランスの再処理工場周辺では小児白血病が多発しています。
1997年、ラ・アーグ再処理工場周辺の海の放射能汚染によって、工場から35キロ圏内に住む子どもの白血病にかかる危険性が2.87倍も高いという疫学調査結果がギリスの医学誌に発表されました。
放射能の影響は幼児で約10倍。流産や死産もあり、胎児の細胞分裂が活発な時にひとつの遺伝子が変わると奇形につながります。

これから本格稼働したら、子どもたちの未来や命や健康に影響はないと言えるでしょうか。
私たちにできることはないのでしょうか。
私は一人の母親として、青森県民として、できる限りの事をしたいと考え、
今回の知事選に出馬を決めました。

どうか、応援してください。

子どもの未来といのちのために動きます。

西谷美智子@青森県弘前市

「西谷美智子プロフィール」
昭和36年2月23日青森県弘前市に生まれる
昭和54年青森県立弘前工業高校インテリア科卒業
平成14年弘前きらめき女性塾二期生
平成14年あおもり女性大学二期生
現在、プロ・ワークス弘前代表
NPO法人グリーンエネルギー青森理事

★社会活動―PTA・町会・子ども会・老人クラブ・家事援助・障害者支援・
子どもへの暴力防止・環境と平和・中越震災支援・外国人への語学支援・
国際交流・植林支援

★職業経歴―縫製・事務・受付・園芸店経営・家業(食堂)従事・清掃・
運転手・交通誘導・家政婦・配膳・介護ヘルパー

*青森県知事選は5月17日告示、6月3日投票です。
mother-misya1961.2.23@sea.plala.or.jp
*************************

青森県知事選出馬の西谷美智子さんを応援します(2007年5月3日 抜き技)
青森県知事選に出馬する西谷美智子さんを応援します(2007年5月10日 アースキーパー・ネットワーク)
西谷さんを応援してます!(2007年5月10日 あはは星人がゆく☆)
六ヶ所村についての記事(2007年5月11日 ゆっきぃのひとりごと)
青森県知事選に注目(2007年5月14日 わたなべともあきと考える「希望ある未来づくり」)

八戸市議選候補者のホームページ一覧

2007年04月17日 | 政治・行政
○吉田 博司 なし
○坂本 美洋 なし
○谷地先次郎 なし
○秋山 恭寛 なし
○坂本 真将 http://www.sakamoto-m.jp/
×栗本 章吉 なし
×角金 洋一 なし
○松田 勝  http://www5f.biglobe.ne.jp/~matsuta/
×西村 吉晴 なし
○立花 敬之 なし
×下田 保夫 なし
○三浦 博司 http://blogs.yahoo.co.jp/miurahiroshi28/
       http://mixi.jp/show_friend.pl?id=2327312
○五戸 定博 なし
○豊田 美好 なし
○森園 秀一 なし
○畑中 哲雄 http://www.38jcp.com/hatanaka/
○前沢 時広 なし
○松橋 知  なし
○壬生八十博 なし
×石屋 俊夫 なし
○上田善四郎 なし
○荒川 重雄 なし
○工藤 雄剛 なし
○伊藤 圓子 なし
○古舘伝之助 なし
○小屋敷 孝 なし
○石橋 充志 http://www.a1484.com/
○東野 礼二 なし
×大下 武男 なし
○島脇 一男 なし
○大島 一男 なし
×佐藤 松男 なし
○寺地 則行 なし
○夏坂 修  なし
×吉田 淳一 なし
○八嶋 隆  なし
○大館 恒夫 なし
×下村 雅之 なし
×菊地 敏明 なし
○山口 広道 なし
○上条 幸哉 http://www.htv-net.ne.jp/~uejo/
○三浦 隆宏 なし
×冷水 保  なし
○山名 文世 なし
○藤川 優里 なし
○越後 賢司 なし
○田名部和義 http://www.tanabu-kazuyoshi.jimusho.jp/
(敬称略)

※「氏名」または「氏名+八戸」でGoogle上位10位以内のみを検索(普通本人のHPならトップに検索されますので)。
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5月のハエ

2007年04月16日 | 政治・行政
五月蠅い!
またしても選挙。騒音をまき散らす迷惑なだけの選挙カー。
表の国道ならまだしも、住宅街の中にまで入り込んで裏道をくねくねと大音量で走り回る。
こっちは耳を使う商売なので、この「ハエ」が来ると仕事になりません。
イライラするだけでなく、激しい怒りをおぼえます。
もちろん、そんな候補には絶対に投票しません。
それ以前の問題として、一体全体、連呼をきいて投票する候補を決めたなどという人が一人でもいるのでしょううか。

「選挙と騒音」というサイトによると、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、フランス、アメリカ、フィンランド、ニュージーランドなど多くの先進国は選挙カー無しの静かな選挙をしているのだそうです。

別のサイトには「無党派層に選挙に対する反感を強めさせ、投票率を下げて組織票を固めることが目的では」とのご意見も。

しかし、五月の蠅でうるさいとは、どういう由来でこの文字があてられているのでしょうね。