「今の若者は…」という話ではありません。世代論も基本的には好きではないのですが、この年代が、谷間の世代、失われた十年であったということが、傾向としてかなり明らかになってきたようです。
「1995年問題」という言葉を使う方がいますが、私も大筋で同意せざるをえません。
未成年の喫煙率(特に女性)、性行経験率、性感染症、人工妊娠中絶、妊婦の喫煙率などなど、重ねてみるとこれらのグラフはほぼ一致して、1990年代半ばから2000年代はじめにかけて急上昇し、その後、最近数年間で低下傾向が明らかになってきているのです。
(全体の傾向について厳密に検証できているわけではありませんが)
これに学力低下や少年犯罪の増加も加えて論じる方もいるようです。その点については私は判断できないので触れないでおきます。
時期を一にして、それまでみられたのとは質的に異なる奇妙な現象、新語が目につくようになりました。
学級崩壊、ジベタリアン、電車での化粧、フリーター、ニート、給食費未納、学校へのクレーマー(学校に限らず医療機関などにも)、コンビニ医療(の需要増)と小児医療崩壊。。
問題は、この時代にティーンエイジャーだった世代が、10年たって20代から30代にさしかかり、子育て世代になってきているという点。
先日行われた未成年の喫煙防止についてのシンポジウムでも、発表者は異口同音に「親への教育・指導が最大の問題」であることに触れていました。そして、それが最も困難であることにも。。
きちんと子どもの時に対応してこなかったために、今になってそのツケが回ってきていると言えるでしょう。
当時は私も中高生への健康教育などには関心がなかった。。
「1995年問題」という言葉を使う方がいますが、私も大筋で同意せざるをえません。
未成年の喫煙率(特に女性)、性行経験率、性感染症、人工妊娠中絶、妊婦の喫煙率などなど、重ねてみるとこれらのグラフはほぼ一致して、1990年代半ばから2000年代はじめにかけて急上昇し、その後、最近数年間で低下傾向が明らかになってきているのです。
(全体の傾向について厳密に検証できているわけではありませんが)
これに学力低下や少年犯罪の増加も加えて論じる方もいるようです。その点については私は判断できないので触れないでおきます。
時期を一にして、それまでみられたのとは質的に異なる奇妙な現象、新語が目につくようになりました。
学級崩壊、ジベタリアン、電車での化粧、フリーター、ニート、給食費未納、学校へのクレーマー(学校に限らず医療機関などにも)、コンビニ医療(の需要増)と小児医療崩壊。。
問題は、この時代にティーンエイジャーだった世代が、10年たって20代から30代にさしかかり、子育て世代になってきているという点。
先日行われた未成年の喫煙防止についてのシンポジウムでも、発表者は異口同音に「親への教育・指導が最大の問題」であることに触れていました。そして、それが最も困難であることにも。。
きちんと子どもの時に対応してこなかったために、今になってそのツケが回ってきていると言えるでしょう。
当時は私も中高生への健康教育などには関心がなかった。。