「誰が当選しようがどこが過半数を得ようが何も変わらない」などとスカしている若者がいるかもしれませんが、現実には今回だけでなく、私たちが子どもの頃から、あるいはそのまた昔から、国政選挙や首班指名、内外の重大問題(ロッキード、消費税、湾岸・イラク戦争)などで大きく変化し続けて、何も変わらなかったことなど実は一度もありませんでした。
その中で、私たちの一票一票が、(良くも悪くも)世の中を大きく動かし続けてきたことを知るべきでしょう。
今回の民主躍進・自民惨敗も、特段驚くほどのことでもなく、歴史の大きなうねりの中の1ページに過ぎないのかもしれません。
とは言っても、小泉政権以来の一連の動きの中で、民主主義そのものが破壊され、この国を支えていた根幹(農業・医療・教育など)が一方的に崩壊していく危機感を抱いていたところだったので、今回の結果がその流れを変えていく転換点になるのではないかと少しは期待したいと思います。
ただし、民主党の医療政策が支持できるかというとそういうわけでもなく、そもそも医療崩壊・医療政策が今回の選挙でも争点にならず、格差問題の一部としてとりあげられただけなので、この結果で医療費抑制政策の大転換が起こるとも思えません。
厳しい現実はまだまだ続くのでしょう。
話を戻して、投票率。
今回はかなり高くなることが期待されましたが、意外に伸びず53.88%。なんと全国で最下位。
その中でも、八戸市は市部最低の50.61%。半分しか投票に行ってません。
全国最低の青森県で最低の八戸市。。
雇用・求人や平均寿命など軒並み最低の青森県民の半分は、投票に行くことすらしない。
投票に行かない人は白紙委任したのと同じことですから、政権がどこになって、どんな増税が行われようが、徴兵制になってわが子が戦地に送られようが、自治体が破綻して地域社会が崩壊しようが、何をされても文句は言えません。権利を放棄したのですから。
公開討論会・合同個人演説会の開催やマニフェスト選挙の定着によって、市民の関心や参加意識が高まり、投票率の向上や、政策中心の投票への行動変容、候補者側でも政策中心の選挙・政治活動へと変化してきたことは事実だと思います。
しかし、残念ながら今回も投票率だけでなく、投票行動や選挙結果にもほとんど影響を与えなかったのではないかと判断しています。
県内投票率53.88%/前回並み、亥年では高め
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070730104302.asp
<参考>年代別投票率(八戸市長選) -八戸市選管の旧HPより-
去る、平成13年10月28日に執行した市長選挙の投票率は、59.37%でしたが、年代別投票率では、下のグラフでもわかるように60歳代を頂点にして若くなるに従って下がっています。最低は20歳から24歳までの若い人たちの27.72%、だいたい4人に1人しか投票していないということです。
その中で、私たちの一票一票が、(良くも悪くも)世の中を大きく動かし続けてきたことを知るべきでしょう。
今回の民主躍進・自民惨敗も、特段驚くほどのことでもなく、歴史の大きなうねりの中の1ページに過ぎないのかもしれません。
とは言っても、小泉政権以来の一連の動きの中で、民主主義そのものが破壊され、この国を支えていた根幹(農業・医療・教育など)が一方的に崩壊していく危機感を抱いていたところだったので、今回の結果がその流れを変えていく転換点になるのではないかと少しは期待したいと思います。
ただし、民主党の医療政策が支持できるかというとそういうわけでもなく、そもそも医療崩壊・医療政策が今回の選挙でも争点にならず、格差問題の一部としてとりあげられただけなので、この結果で医療費抑制政策の大転換が起こるとも思えません。
厳しい現実はまだまだ続くのでしょう。
話を戻して、投票率。
今回はかなり高くなることが期待されましたが、意外に伸びず53.88%。なんと全国で最下位。
その中でも、八戸市は市部最低の50.61%。半分しか投票に行ってません。
全国最低の青森県で最低の八戸市。。
雇用・求人や平均寿命など軒並み最低の青森県民の半分は、投票に行くことすらしない。
投票に行かない人は白紙委任したのと同じことですから、政権がどこになって、どんな増税が行われようが、徴兵制になってわが子が戦地に送られようが、自治体が破綻して地域社会が崩壊しようが、何をされても文句は言えません。権利を放棄したのですから。
公開討論会・合同個人演説会の開催やマニフェスト選挙の定着によって、市民の関心や参加意識が高まり、投票率の向上や、政策中心の投票への行動変容、候補者側でも政策中心の選挙・政治活動へと変化してきたことは事実だと思います。
しかし、残念ながら今回も投票率だけでなく、投票行動や選挙結果にもほとんど影響を与えなかったのではないかと判断しています。
県内投票率53.88%/前回並み、亥年では高め
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070730104302.asp
<参考>年代別投票率(八戸市長選) -八戸市選管の旧HPより-
去る、平成13年10月28日に執行した市長選挙の投票率は、59.37%でしたが、年代別投票率では、下のグラフでもわかるように60歳代を頂点にして若くなるに従って下がっています。最低は20歳から24歳までの若い人たちの27.72%、だいたい4人に1人しか投票していないということです。