踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

WHOは屋内全面禁煙を勧告

2007年05月30日 | 禁煙・防煙
5月31日は世界禁煙デーです。
青森県タバコ問題懇談会は29日に報道発表を行いました(全文はこちら)。
その中でも最初に触れているように、WHOは分煙では受動喫煙を防止できないと指摘し、屋内全面禁煙を勧告して各国に法制化を求めています。
当然のことながら、この中には全ての飲食店やタクシーも含まれます。
青森県タバコ問題懇談会では、世界禁煙デー記念シンポジウム「無煙世代を育てよう」と禁煙ウォークを6月17日(日)に青森市アスパムにて開催します。

屋内全面禁煙を勧告 受動喫煙防止でWHO
>勧告は、分煙や換気によって受動喫煙の害を減らすことはできないと指摘。
>各国政府が公共の場での屋内全面禁煙を法制化し、順守を徹底させるよう求めている。
>WHOのマーガレット・チャン事務局長は「受動喫煙には安全基準などない。
>既に多くの国が行動を起こしており、世界中の国が屋内全面禁煙に踏み切る
>ように求めたい」と述べた。
>WHOの推計によると、世界で年間20万人が職場での受動喫煙で死亡している。

農水相の最後の選択

2007年05月28日 | 政治・行政
現職大臣の自殺。。
自分で死ぬくらいの勇気があるなら、全て話して、責任をとって、辞めて出直すくらいなんでもないはずなのに。。
その方がずっと潔く、支持者だけでなく追及していた側からも評価されるはずなのに。
と誰しもが感じると思う。
確かに、国民に対して説明責任を果たさずに、死んで闇に葬り去られると思うと「あなたは死んで楽になるかもしれないけど」と内心責めたくもなりますが。。
どうもこの大臣、いろいろな“疑惑”やケシカランことはしていても、根はそんなに悪人じゃなかったような気がする。。
おそらく、本人は全て明らかにして辞めたかったのに、それが許されなかった。
本当に死ぬしかなかった、
死ぬしか抗議の手段はなかったのではないか、と。
もしそうだとすると、本当に責任があるのは誰か。。
(想像でしかありませんが、遺書は安倍総理も読んでいるはず)

こんにゃくゼリーを禁止できない理由

2007年05月25日 | こども・小児科
毎度のことながら、この国(あるいは国民)には、ものごとを正面からきちんと見て、評価して、行動するというシステムが存在しないのではないかと考えてしまいます。

この四分割図は単純に比較できないものごとを2つの評価軸の二次元に無理矢理はめ込んだもので、主観も入っていますが、議論のためのサンプルとして出してみました。
実を言うと、こういう四分割図が大好きで、いろんなものを考えるときに使ってます。
もちろん、この2軸だけでなく、現実には「お金(払うお金と入ってくるお金=核燃マネーなど=の2種類)」とか「時間」といった大きなファクターが加わってきて、三次元四次元の世界になるのも承知しています。

こんにゃくゼリーについては、一番下の国民生活センターからの引用をご覧下さい。
EUでは禁止。
米国でもみつけたら届けるよう警告が出ている商品です。

長くなりそうなので、2回に分けます。
この四分割図では、左上(A)が不要で危険なもの、右下(D)が必要で危険性が少ないもの、右上は必要でリスクが大きいもの、左下は必要性もリスクも小さいもの。

(A)は技術革新などでリスクを極端に下げることができない限り、捨て去るべきものです。
以前から赤ちゃんには不要なだけでなく事故が多発しているので禁止すべきと主張していたのが「クーファン(かご型のキャリー)」と「歩行器」。
現在、私が所属団体で力を入れて運動してのが、タバコ問題と核燃問題。
この2つは突出して不要かつ危険性大だからです。
タバコは現実に毎年500万人が死んでいます。

こんにゃくゼリーは無くても困らないし、「こんにゃくの入っていないゼリー」でも「ただのこんにゃく」でも、代替品はいくらでもあります。
「子どもや高齢者に食べさせることを控えるべき」では事故は防げないというのは基本中の基本。

逆に麻疹ワクチンや産科医療は、他に代用するものがなく、無くなったら取り返しのつかない絶対に必要なもの。
それなのに、リスクばかりを取り上げて大騒ぎしたために崩壊してしまったのが現在の産科医療。
そして麻疹(はしか)の流行。

さて、こんにゃくゼリーを発売禁止にしない理由は何でしょう?
私には見当もつきません。
タバコについては構造的な問題が全部みえていますが。。

死亡事故2件発生 こんにゃく入りゼリーの事故 -子どもや高齢者に与えないこと!(国民生活センター)
>(1)FDA(米国食品・医薬品局)は警告と回収を実施
>   こんにゃく入りゼリー等を見かけたら連絡するよう呼びかけている。
>(2)EUではこんにゃく入りゼリーを禁止

>こんにゃく入りゼリーで引き続き重大事故が続いている現状に鑑みると、
>事故の再発を防ぐための明確な方策が示されない現状においては、
>こんにゃく入りゼリーは子どもや高齢者に食べさせることを控えるべきである。

>参考:当センターがこれまでに実施したこんにゃく入りゼリーに関する注意喚起
(1)こんにゃく入りゼリーで、死亡事故が起きています!(1995年10月16日)
(2)乳幼児には危険!?一口サイズのこんにゃく入りゼリー(1995年11月1日)
(3)続発!一口サイズのこんにゃく入りゼリーによる死亡事故(1996年6月21日)
(4)一口サイズのこんにゃく入りゼリーによる死亡事故がまた起きました(1996年7月12日)
(5)お年寄りも死亡!一口サイズのこんにゃく入りゼリー(1996年8月14日)
(6)ソフトタイプこんにゃく入りゼリーでも窒息事故 幼児には与えない方が無難(1997年9月5日)
(7)こんにゃく入りゼリーの事故-幼児、高齢者はとくにご注意!-(2006年11月13日)

沖縄県の麻疹対策/MR2回目の接種を!

2007年05月24日 | こども・小児科
昨日のNHKクローズアップ現代で紹介されていた沖縄県の麻疹対策はこちらに掲載されています。

沖縄県麻しん発生全数把握実施要領
沖縄県麻疹発生時対応ガイドライン
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=80&id=5095&page=1

青森県ではこのような全数調査も水際で抑え込むための対策マニュアルも整えられていません。(いずれも小児科医会から県に提案したのですが)

番組の中で加藤教授は麻疹の抗体を調べて低いときには予防接種をすべきと言っていましたが、現在の大流行は「2回接種が行われてこなかった」ことが最大の原因ですから、小2~大学生については「検査せずに2回目を接種する(1回も接種していない人は1回目)」ことに尽きます。

妊娠中またはその可能性がある場合にはMRワクチンが受けられないのは前回追加で書いた通りです。

院内版感染症情報+各種予定(院内報より)

2007年05月21日 | こども・小児科
院内版感染症情報 ~2007年20週(5/14~5/20)

 例年から1か月遅れの2月下旬から流行しはじめたインフルエンザは、3月下旬にピークとなり、春休みにかけていったん下火になり、4月に入って再燃したところもありましたが、GWをはさんでほぼ鎮火しました。
 同時期に、ロタウイルス性胃腸炎(嘔吐・下痢・発熱)も流行し、初期に重症化する子もみられましたが、同じように下火になっています。
 おたふくかぜの小流行も一部で残っています。
 暖冬の影響で例年より半月も早い2月下旬からスギ花粉が飛び始め、この調子だと4月いっぱいは続きましたが、これもGWにはほぼ終了したようです。
 6月から7月にかけて、ヘルパンギーナや手足口病、アデノウイルスなどの夏かぜタイプが流行する見込みです。麻疹については次の解説をご覧下さい。

5月~6月の診療日、急病診療所、各種教室、相談外来の予定

 5月~6月の臨時休診はありません。急病診療所当番は6月2日(土)、16日(土)、赤ちゃん教室は7月14日(土)、第1回ぜんそく教室は7月28日(土)の予定です。育児相談・子どもの心相談、禁煙外来は随時受け付けております。
 メール予約システムをご利用下さい。(ホームページのメニューから)

三種混合第1期初回「3~8週間隔」が厳格化されました(院内報より)

2007年05月21日 | こども・小児科
 毎年のように変わる予防接種。それも、より多くの人が受けやすくなるのなら歓迎しますが、できるだけ国や自治体の責任や予算を減らし、その分を家庭に押しつける変更なのですから、何が少子化対策だと言いたくなります。

◎基本のおさらい:三種混合は回数が多いので、再確認しておきます。
  第1期 初回 3回 生後3か月から(3~8週間隔)
      追加 1回 1期初回終了後1年(半年後から可能)
  第2期 二種混合  小学校6年

 以前から1期初回「3~8週間隔」という規定はありましたが、実際には回数が多くて、間にポリオなど他の接種が入ったり、風邪などで具合が悪くて8週間を越えてしまうことがありましたが、その場合でも問題なく「定期接種(法律に基づく接種)」として接種できていました。

 それが、この4月から「任意接種(法定外の接種)」扱いになってしまいました。ただし、今年度に限り自治体が料金を負担しますので、表面上はこれまでと同じように接種できます。来年度はおそらく自費になるでしょう。

 定期接種と任意接種の大きな違いは、万が一の副作用が起きた場合に、定期接種では自治体・国が責任を持つのに対し、任意接種では自治体・国の責任はなく、他の薬の副作用と同じ扱いで賠償などが決められることになる点です。

 なお、2回目または3回目が任意接種となった場合でも、その次の接種は期間内であれば定期接種となります。不明の点があればおたずね下さい。

どうして大学で「はしか」が流行?(院内報より)

2007年05月21日 | こども・小児科
 3月頃から東京で始まった麻疹(はしか)の流行は、GWをはさんで全国に拡大してきていますが、5月中旬現在、八戸にはまだ侵入していないようです(青森市で大学生の患者発生のニュースあり)。

 この流行は初夏になれば下火になると思われますが、感受性者(麻疹に対する免疫がない人)がいる限り、いつどこに飛び火してもおかしくありません。

 今回の流行は、大学生が中心のようです。麻疹というと乳幼児の感染症というイ
メージがあるかもしれませんが、この事態は実は以前から警告されてきたもので、なんら意外なものではありません。これまでの国の予防接種政策の失敗とそれを増幅させたマスコミによる流行と言っても過言ではありません。

 現在の若者の流行には3つの要因があります。
1)麻疹の予防接種を受けていない人(年代によっては比較的多い)
2)麻疹の予防接種を受けたが、免疫がつかなかった人(少数)
3)麻疹の予防接種を受けて免疫がついたが、免疫が弱まった人(多い)

 そして、冒頭に書いたように、現在の日本のような「中途半端な予防接種率」+「1回接種のみ」+「流行がある程度抑えられているため、ウイルスに接触して免疫が強まるブースター効果を起こすことなく免疫が弱まった人が増えている」状況では、若年者に大量の感受性者の層が生まれ、この中で流行が拡がることはわかっていたし、現実に各地で小流行は繰り返されてきました。

 対策はただ一つ。麻疹に対する免疫が弱い人は、麻疹ワクチン(単独ワクチンまたはMRワクチン)を接種することをお勧めします。(任意接種=自費)

 現在、世界の常識である「麻疹ワクチン(MMRまたはMR)の2回接種」をしているのは、今の小学1年生だけです。(しかもその接種率は高くない)
 それ以上の年代では、いずれの年齢でも2回目を接種して構いません。

 接種しなくてもいい人は、1)麻疹に感染したことがある人、2)麻疹患者の家族でその時に感染しなかった人(既感染か予防接種による十分な免疫がある人)のいずれかです。現在40代以上の人は麻疹の予防接種は受けていませんが、ほとんどの方は免疫があるものと思われます。

 免疫の有無を検査することも可能ですが、検査も予防接種も自費となるため、上記2条件にあてはまらない人は、検査せずに接種して差し支えありません。なお、麻疹ワクチンが入荷しない場合はMRワクチンの接種になります。

5/13~5/19:うみねこ本番、目標クリア/週46km(RUN 20.5km)

2007年05月20日 | SPORTS
13日(日)うみねこマラソン10km 54分54秒。快調に走れた。
14日(月)エアロバイク570kcal(8.5km相当) 負荷19×50分
15日(火)お休み 雨のためウォークできず
16日(水)RUN 10.5km 東運動公園7周
17日(木)エアロバイク570kcal(8.5km相当) 負荷19×50分
18日(金)エアロバイク570kcal(8.5km相当) 負荷19×50分
19日(土)お休み 急病診療所当番 /週46km(RUN 20.5km)

知事選合同個人演説会「断念」

2007年05月19日 | 政治・行政
この件については今朝のデーリー東北にも掲載されましたが、各紙の報道から引用してみます。
事実関係は有谷さんが発表した通りで、朝日新聞の取材に対する三村陣営からの回答は(私が聞いた範囲での)話とは異なったニュアンスのようです。
16日の時点で電話でも確認したけれども、陣営としては「欠席する」と返事するのではなく「回答しない」という選択肢を選んだということのようです。(どうしてそうしたのかは未だに理解できませんが)

東奥日報に対しては別の表現になっていますが、日程がつまっていたことは事実だとしても、2001年の参院選・八戸市長選以来、(八戸市では)市議選を除く全ての選挙で開催してきた公開討論会/合同個人演説会への出席要望に対して、ゼロ回答以下の選択をしたということは大変残念で、私自身3候補の生の声を聞く機会が奪われてしまい、何ともやりきれない気持ちです。

これが三村氏自身の判断なのか、陣営内での問題なのかは詮索しても仕方がないし、どのレベルの問題であれ有権者にとっては候補者のとった選択だという判断がなされます。

現職の県知事は強大な権力者です。
その権力は知事個人が生来持っているものではなく、あくまで選挙を通じた有権者の負託により生ずるものであり、県民(支持者だけではなく全ての県民)に対する説明責任の義務があることは、まさか三村知事がお忘れだとは思えません。

陣営では(支持者に対する)個人演説会において選挙期間中の説明責任を果たしていると主張するかもしれませんが、今回の選択は、県民・有権者ではなく支持者・支持政党を、政策論争ではなく組織がためを優先したと有権者に判断されても言い訳はできないと思います。

今回のような「結果が見えている」選挙で、合同個人演説会を開催したからといって何の意味があるのか、自己満足に過ぎないのではないかという批判もあるかもしれません。

しかし、結果が見えているからといって、青森県に山積している難問が消え去ったわけではなく、このような選挙だからこそ、きちんと政策論争をして県民に堂々と青森県の将来を問う必要があるはずです。
そしてそれは、対立陣営から持ちかけられたからとか、市民からの開催要望が遅かったからなどという言い訳で逃げ回るのではなく、現職が自ら積極的に県民の前に乗り出して議論すべき問題のはずです。

勝つのが分かり切っている相撲だからといって、少しばかり痛い思いをするのがイヤで、横綱が幕下との勝負を避けて土俵に上ろうとしないのだとしたら、観客はどう思うか。

今回の件は、合同個人演説会に出席する・しない、あるいは回答する・しないというレベルに留まらず、これまでの三村県政のあり方、そしてこれから4年間に青森県の辿るであろう道を考えあわせると、非常に暗い気持ちにならざるを得ません。
(民主主義・国民主権だとか市民社会なんて言葉ばかりの絵空事ではないのか)

医療崩壊、人口流出、財政破綻などの危機的状況は、取り返しのつかない一線を越えてしまったのかもしれません。

●日程の調整つかず合同演説会を中止/青年会議所青森協(2007年5月17日 東奥日報)
>日本青年会議所青森ブロック協議会「開催の趣旨について、各陣営からご理解をいただいていたが、こちらの不手際もあり日程が調整できなかった」

●「三村陣営回答なし」演説会断念の経緯をフォーラムが説明(2007年5月18日 東奥日報)
>有谷代表「われわれは有権者と立候補者をお互いに幸せにするという理念を持って開催を目指している。ささいなことかもしれないが、回答しないという判断は問題だと思う」
>三村候補の事務所「十六日に日本青年会議所青森ブロック協議会が、日程調整がつかずに開催を中止した-と発表した通りと考えている」

●三村知事欠席で演説会開催できず(2007年5月17日 金木病院ブログ)
>◎三村氏の回答なく 八戸・青森の演説会を断念(朝日新聞)←ネット掲載なし
>三村氏の事業所「日程的に参加が難しかった。期限後に問合せがあったら答えるつもりだった」
>有谷会長「これまでフォーラムが積み上げてきた歴史を後退させるようなもの」

●知事選 合同個人演説会の開催絶望的(2007年5月19日 デーリー東北)
>三村陣営の担当者は無回答を認めながらも「申し入れが告示直前というのは急すぎる。選挙日程はかなり前から分かっていたはず」と不愉快そう

青森県知事選候補者ホームページ

2007年05月17日 | 政治・行政
■ 三村申吾氏 http://gogo-shingo.momoishi.aomori.jp/

■ 堀 幸光氏 http://www4.ocn.ne.jp/~jcpao/

■ 西谷美智子氏 http://nishiya-m.cocolog-nifty.com/blog/
mixi内
るいるいサンタ☆さん(西谷美智子選対本部局長)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8217081
西谷美智子さん応援します♪(~5/17)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2153511

西谷氏はマスコミ的には泡沫候補扱いで生の声が伝えられていないようですが、主に県外のブログでの支持表明や、mixi内での支援コミュニティなどの動きがみられているようです。公約「ストップ!放射能! 『環境経済立国、青森』をめざします!」は上記ブログに掲載されていますが、出馬に当たっての本人のメッセージが<転載可>でネット上に掲載されていますので、ここにも載せておくことにします。(この種の文書の新規掲載については制限があるかもしれませんが、既に下記リンク先に掲載されているものを第三者が転載するだけなので問題は生じないはず)

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―ストップ六ヶ所―

青森県弘前市に住む、西谷美智子と申します。
高校時代からボランティアを始め、結婚・子育て・仕事をしながら16年前から「人や社会に貢献する」と決め、様々な地域活動に取り組んできた一人の母親です。

2002年、南アフリカ ヨハネスブルグで開催された環境サミットに参加し、環境の活動へと大きく方向を変えました。子どもたちに残す未来を考え、今を生きてる私たちが意識や行動を変えたら、生きる土台(地球)を残していけると希望を持ったからです。

そこから環境と平和の働きかけが始まりました。『平和の意見書』『イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書』を議会に働きかけた時、イラクの子どもたちにガンや白血病が表れ、苦しむために生まれてくる子どもたちがいることを知りました。

2003年、鎌仲ひとみ監督の映画『ヒバクシャ世界の終わりに』と出会い、私の中でイラクと六ヶ所村がつながりました。
六ヶ所村にある再処理工場アクティブ試験を止めようと青森県庁前でのハンスト、説明会や公聴会で一生懸命に声を上げました。ですが、まるで届かない。そして、その中では県も国も事業者も誰ひとり「責任を持つ」とはおっしゃらない。
本格稼働が始まったら、たくさんの生命に影響が出てきます。そうなってからでは遅すぎます。

じつは、私もあきらめていた一人でした。ですが、今年11月の本格稼働を止めるなら県議に…と4月8日投票の青森県議選に、告示10日前に無名の新人として立補し、ズブの素人が選挙参謀も置かず闘いました。
2371票もいただきましたが及ばず、そして伝えきれませんでした。

今回の知事選で伝えるのはただ一点、ストップ六ヶ所です。
4年後では遅過ぎる。県民の生命と安全を守る責任が知事にはあります。
青森の豊かな自然とおいしい食べ物があれば生きてゆけることを伝えていきます。たくさんの生命がつながってこそ私たち人間も生きられることを伝え、再処理工場本格稼働を止めるよう、現職に問い、青森県民に働きかけます。

青森から声を上げること、動き出すことが必要です。あきらめている人たちにも勇気と元気と希望を伝えます。ぜひ、応援してください。

~大切な仲間たちへ~

あなたが生きていてくれることに感謝です。
今、こうして出会い、私たちはつながっています。
たくさんの生命のおかげで生きられていることを感謝し、たくさんの樹木のおかげで息を吸っている…当たり前のことを私たち人間は忘れてしまったかのようです。
自然の一部として、私たち人間が住まわせてもらっている地球…その地球環境に配慮した取り組みを青森県から始めていきます。
自然と呼応した暮らし、身体にやさしい食べ物、環境先進企業を誘致して若者の雇用を確保、環境と経済が共に栄え安心して住める街・訪ねてみたい街…青森を全国に向けて発信します。
そのためには六ヶ所村にある再処理工場を抜きには語れません。

再処理工場で作られるプルトニウムは胎盤の壁を通り抜ける血液中のたんぱく質と結合し、肝臓や骨髄に運ばれ、肝臓ガン・骨髄ガン・白血病を発生させます。イギリスのセラフィード周辺の子どもたちの歯からプルトニウムが検出され、イギリス・フランスの再処理工場周辺では小児白血病が多発しています。
1997年、ラ・アーグ再処理工場周辺の海の放射能汚染によって、工場から35キロ圏内に住む子どもの白血病にかかる危険性が2.87倍も高いという疫学調査結果がギリスの医学誌に発表されました。
放射能の影響は幼児で約10倍。流産や死産もあり、胎児の細胞分裂が活発な時にひとつの遺伝子が変わると奇形につながります。

これから本格稼働したら、子どもたちの未来や命や健康に影響はないと言えるでしょうか。
私たちにできることはないのでしょうか。
私は一人の母親として、青森県民として、できる限りの事をしたいと考え、
今回の知事選に出馬を決めました。

どうか、応援してください。

子どもの未来といのちのために動きます。

西谷美智子@青森県弘前市

「西谷美智子プロフィール」
昭和36年2月23日青森県弘前市に生まれる
昭和54年青森県立弘前工業高校インテリア科卒業
平成14年弘前きらめき女性塾二期生
平成14年あおもり女性大学二期生
現在、プロ・ワークス弘前代表
NPO法人グリーンエネルギー青森理事

★社会活動―PTA・町会・子ども会・老人クラブ・家事援助・障害者支援・
子どもへの暴力防止・環境と平和・中越震災支援・外国人への語学支援・
国際交流・植林支援

★職業経歴―縫製・事務・受付・園芸店経営・家業(食堂)従事・清掃・
運転手・交通誘導・家政婦・配膳・介護ヘルパー

*青森県知事選は5月17日告示、6月3日投票です。
mother-misya1961.2.23@sea.plala.or.jp
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青森県知事選出馬の西谷美智子さんを応援します(2007年5月3日 抜き技)
青森県知事選に出馬する西谷美智子さんを応援します(2007年5月10日 アースキーパー・ネットワーク)
西谷さんを応援してます!(2007年5月10日 あはは星人がゆく☆)
六ヶ所村についての記事(2007年5月11日 ゆっきぃのひとりごと)
青森県知事選に注目(2007年5月14日 わたなべともあきと考える「希望ある未来づくり」)

青森県知事選タバコ問題アンケート回答

2007年05月16日 | 禁煙・防煙
青森県タバコ問題懇談会では青森県知事選挙(5/17告示・6/3投票)の立候補予定者にタバコ問題についてのアンケートを実施し、三村・堀・西谷の三氏からご回答をいただきました。本日報道発表しましたので、明日には各紙で報道してもらえるのではないかと思います。
全文は同会ブログに掲載しましたので、是非ご一読いただき参考にしてください。(印刷用ファイルも掲載されています)
→青森県知事選タバコ問題アンケート回答

5/6~5/12:うみねこ直前に調子を崩す/週60km(RUN 20km)

2007年05月13日 | SPORTS
6日(日)RUN 10km 2度目で最後のうみねこ試走。風が強く前日の疲れも残っていたが、前回より大幅にタイムを縮めて、自分でも信じられない。このタイムは来週にとっておくべきだった。(14)
7日(月)エアロバイク680kcal(10km相当) 無理せずに負荷19で60分
8日(火)エアロバイク680kcal(10km相当) 負荷19で60分
9日(水)RUN 10km 東運動公園トラックを25周、うみねこ前の最後のラン。足が動かず全然ダメ。(15)
10日(木)なし 筋トレのみ。急遽休養日に。
11日(金)なし 筋トレのみ。
12日(土)休み うみねこ前の休息日。不安大。 /週60km(RUN 20km)

青葉湖新緑ウォーク(6/10)の案内

2007年05月08日 | SPORTS
手元に「山の楽校」でやっと手に入れた青葉湖新緑ウォークの開催要項があるのですが、ネット上には詳しい情報は掲載されていないようなので、ここに引用して紹介させていただきます。各コースのルートマップも欲しいところなのですが、残念ながら掲載されていませんでした。

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青葉湖新緑ウォーク開催要項 ~新緑満喫、環境美化にボランティア~

1 期 日  平成19年6月10日(日) 8時~12時
2 場 所  朝もやの館・山の楽校
3 主 催  森と水のサンクチュアリー連絡協議会
4 コース
    (1)朝もやコース(12.7キロ)
    (2)山の楽校コース Aコース(15キロ)
               Bコース(8キロ)
5 日 程
     8時     出発式
     8時30分  出発
    12時     到着予定
    12時~    解散式(終了後昼食)
6 参加料  1000円(小学生は500円)→昼食・保険料を含む
7 申し込み締め切り  6月7日(木)まで
8 申し込み先
    ・グリーンプラザなんごう TEL 82-2902
                 FAX 82-2903
    ・朝もやの館       TEL 80-8088
                 FAX 80-8017
    ・山の楽校        TEL 82-2222
                 FAX 82-2222

    (1)ウォーク指導はMCT21のメンバーが行います。
    (2)申し込みはコースごとに申し込んでください。
       但し、グリーンプラザなんごうを除いた施設は月曜日が休館日です。
    (3)ゴミはダム事務所へ預けて下さい。ゴール後にジュースを配布します。
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4/29~5/5:お花見ラン+青葉湖ウォーク/週54km(RUN 19km)

2007年05月06日 | SPORTS
29日(日)RUN 8.4km 東霊園花見ラン。7周する予定だったが足の痛みの予兆があり6周で切り上げた。(12)
30日(月)エアロバイク720kcal(10.5km相当) 南部山公園で500mだけ走る。 /月間239km(RUN 120.5km)
1日(火)エアロバイク580kcal(8.5km相当) 前日と同じ負荷20×60分の予定だったが全く駄目で、負荷は16まで落として50分で切り上げ。睡眠不足か。
2日(水)エアロバイク680kcal(10km相当) ちょっとセーブして負荷19で60分。
3日(木)RUN 10km 東運動公園トラックを25周、ほぼ目標通りイーブンペースで走れた。(13)
4日(金)休み 急病診療所当番
5日(土)Walk 18km(6km相当) 青葉湖ウォーク /週54km(RUN 19km)