踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

4/20~30 桜開花、寅さんと文豪の東京Walk

2006年04月30日 | SPORTS
2006.05.01 14:58 寅さんと文豪の足跡を辿る旅

4/28 強風で予定していた会議の往復走れず。
4/29 桜開花宣言。早朝、東京へ。柴又から矢切の渡しをわたり、江戸川堤防を1時間ほど歩く。今度から、Walk 3kmをRun 1km相当に計算して積算することにする(根拠はないが)。Walk 3h×3km/hとして9km = Run 3km相当。
4/30  朝、皇居一周+α。シャワー、朝食後、田端から千駄木、本郷まで文豪の跡を尋ねて歩く。昼食後、上野動物園。Run 6km、Walk 4h×3km/hとして12km = Run 4km相当、合計10km。2日間で13km相当。かなり脚に来たが、新幹線で眠り、晩酌で回復。

4月合計82km。Walkの加算でやっと目標達成。

2006.04.26 23:50 桜はまだつぼみ

4/26  午後、小学校の健診。その後、JRの切符を購入し、ラピアというSCで買い物。こういうところを歩き回るのは、外を5キロ10キロ歩くのよりもずっと疲れる。夕方、この時期によくある強風の中、予定の半分の3.5kmコースで切り上げる。それでも22分を切ったのでまあいいか。明日も追加で走らないと。

例年この時期には咲いている桜も、今年は天候不順なせいかまだつぼみのまま、少し色づき始めた気配。見頃はGW後半になりそうだ。

2006.04.24 23:45 医師会往復で6km

4/24 医師会の会議、普段着にウインドブレーカーを羽織ってジョギング、往復6km弱。片道18~19分で行けるようだ。

帰路、橋を渡って四本松の交差点までの坂が難関だったが、ゆっくりなら息切れせずに上ることができるようになってきた。

2006.04.23 23:59 うみねこ試走~10km

23日(日)曇~晴 うみねこマラソン3kmコースを試走(消防のパレードをやっていて走りにくかった)。そのまま自宅まで、東霊園の方を遠回りして走り、合計約10km。後半は登り基調で少しばてる。

今週の目標:あと21km

2006.04.22 23:59 WALK AGAINST TOBACCO 2006

すでにご存じの方も多いと思いますが、マーク・ギブンズさんの
WALK AGAINST TOBACCO 2006
http://www.walkabout-tobacco.org/
を紹介しておきます。

青森県内での予定はこちらで、禁煙ミニウォークもあります。http://aaa.umin.jp/data/wat2006.html

(このブログ、直接タグを貼り付けられないんだっけ? 段落も勝手に空いてしまい使いにくいですね)

2006.04.21 17:15 週に4日は運動を

3月から雪も解けて外で運動できるようになったので、5月のうみねこマラソン(今年は「3kmタイムなし」からやりなおし)の準備もかねて、週に4日、合わせて20km、月に80kmを目標にして走ろうと思っている。
思っているだけで、全然できていない。
3月は37kmだけ。4月は昨日までで44kmですが、残り10日で36kmはちと厳しい。
一応予定を立ててみた。日曜日は10km 、あとは会議の往復なども利用して3回で21km、30日は東京に泊まるので皇居一周5km。これで初の80km達成。
毎月80km走れれば、10月の弘前アップルマラソン・ハーフに挑戦できるようになるのではないか…。
というのが今年の小さな目標。

2006.04.20 16:19 なぜ歩くのか

なぜ歩くのかといっても、それほど歩いているわけでもない。

それまでも、近所を軽くジョギングしたりしてはいたのだが、長い距離を歩き通すことを強く意識するようになったのは、3年前の2003年、十和田湖ウォークで散々な思いをしながら一周50kmを完歩したときからだ。

ブログは本家の方があってそちらも手が回らなくなっているので、ここでは思い立ったときに練習メモをつける程度のつもりで使ってみようと思う。

ほとんど、医師が発信するブログサイトにふさわしいとは思えないのだが。

RSSの規格がわからない

2006年04月28日 | NEWS / TOPICS
用語の問題だけじゃなくて、RSSにも1.0とか2.0とかあるみたいだし、あるページにはXMLと書かれていたり、ATOMというのもその仲間(?)らしいのだがさっぱりわかりません。

OSXにしてからRSSリーダを何にするかも悩みの種で、当初はSafariを使っていてこれは素晴らしいと感激したのですが、あるページを読み込んでいてエラーになって以来、キャッシュをクリアしても同じページで必ずエラーになるなど、その他にも不安定極まりないので没。
その後、Firefoxも使ってみたけど、未読が表示されないので意味ないし、Thunderbirdは1か月くらい使ったのですが、これも全体に不安定なのと、RSSの方のタブを開いたり戻したりするのが面倒、結局メーラーとRSSリーダという別のソフトが1つになっただけで、特にメリットはないかと感じました。

で、現在気に入って使っているのが、
Vienna Freeware RSS/Atom Newsreader for Mac OSX
他のものをいろいろ試したわけではないので比較はできませんが、スマートフォルダに対応して未読だけ、今日の記事、昨日の記事などのフォルダで読むことができるし、記事によっては画像もきちんと表示されて、ブラウザがいらないことも多い。

結論として何が言いたいかというと、東奥日報のRSSは規格がヘンじゃないですか。
(RSS 1.0 と記載されているけど、これが互換性がないのか?)
うちでは、かつて使っていたパラボナミニ(OS9/X)でも駄目だし、Viennaでも登録しようとしてエラーになったページは他にはないのに、東奥日報だけは駄目。
SafariやThunderbirdでは一応大丈夫だったのですが、普通RSSのマークをクリックしたら、登録すべきURLのページが開かれるのに、東奥日報では変なファイルをダウンロードしてしまうし。
東奥日報ではRSSについての情報は受け付けないと言っているし、要望などする気はありませんが、、まあ別に東奥日報のRSSフィードを読み込めなくても困らないので構わないのですが。。

RSS フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

連日の不審者情報

2006年04月27日 | こども・小児科
青森県警の「子どもを守ろう・口(くち)コミメルマガ」八戸市教委の安全情報配信システム(※)を購読していますが、4月中旬から連日のように不審者情報が配信されています。それも県内各地、都市部だけでないし、同じ人物らしきものはなく、そんなに不審者・変質者が多いのかと驚かされます。考えてみればここに出てきていないだけで、うちの子や同じ学校に通う子も声をかけられたことがあるし、これがいつ本当の犯罪に結びついてもおかしくないわけで、子どもたちの安全を守るというのもかけ声だけであれば簡単ですが、実行力のある対策をきちんと行っていくことは難しい。かつて書いたような、全員スクールバスという時代が本当に来るのかもしれません。

※このタコシステムについては以前も書きましたが、どういうわけか一人1アドレス、それも学校を通してわざわざ個人情報を発生させてしか登録できないし、追加変更もできず、何の意味があってこんなものの管理配信に税金を費やしているのかさっぱり意味が分かりません。県警と同じメルマガで何も問題はないのに。(しかも配信される情報は警察からの二次情報や強風警報といったものばかり…最後は猿)

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4日午前3時頃、是川付近の住居に刃物を持った男が侵入し現金等を奪って逃走しま
した。その後、関与したと思われる男性から任意で事情を聴いているとの情報が警察
から入りました。引き続き春休み期間中の事故防止や安全確保についてご配慮くださ
るようお願いいたします。【配信元】八戸市教育委員会学校教育課

●4月6日(木)PM8:00ころ●八戸市小中野3丁目ユニバース小中野店付近路上●60歳
位の男、中肉中背、紺色ヤッケ●女子高校生が一人で歩いていたところ、自転車に乗
った男に声をかけられた。
●情報提供は八戸警察署へ0178-43-4141

6日(木)午後8時頃、八戸市小中野三丁目付近の路上において自転車に乗った不審
者が女子高生に声をかけたとの情報が警察からありました。新学期の児童生徒の安全
確保にご配慮願います。【発信元】八戸市教育委員会

●4月17日(月)PM1時頃●七戸町七戸高校付近路上●年齢30~50歳の男1人、オレン
ジ色の野球帽、青色のジャンパー、赤色の乗用車●小学女児が、後方から来た乗用車
から「ねえ、ねえ」と声をかけられた。
●情報提供は七戸警察署へ0176-62-3101

●4月17日(月)PM6:55分頃●弘前市城東中央1丁目付近路上●年齢25~30歳の男1
人、身長170センチ位、黒色上下スーツ、黒色眼鏡●女子中学生が「アルバイトしま
せんか、コスプレに興味ありませんか」と声をかけられた。
●情報提供は弘前警察署へ0172-32-0111

●4月18日(火)PM5:00分頃●弘前市大字土手町バス停付近歩道上●年齢50~60歳の
男1人、身長165センチ位、グレージャンパー、白髪混じり●女子高校生が「すみま
せん、ストッキング売ってけ」と声をかけられた。
●情報提供は弘前警察署へ0172-32-0111 

●4月19日(水)AM7時頃●三沢市東町4丁目木崎野小学校付近路上●年齢30~40歳前
半の男1人、グレーのジャンパー、マスク着用、グレーのセダン型乗用車●登校途中、
車内から手招きで車に乗るよう合図された。
●情報提供は三沢警察署へ0176-53-3145 

●4月20日(木)PM8:30頃●青森市浪岡の道路上●50歳の黒っぽいスーツを着た男、
黒っぽい小型の乗用車●下校途中の女子高校生が不審者に「ちょっと、ちょっと、遊
びませんか」と声をかけられた。
●情報提供は青森南警察署へ0172-62-4021

●4月21日(金)AM7:50頃●中泊町内の路上●20~30歳位の男一人、黄緑色ジャンパ
ー、白色普通乗用車●登校中の小学女児が、運転席窓から「小学校まで行くのであれ
ば、乗せていくから。」と声をかけられた。
●情報提供は五所川原警察署へ0173-35-2141

●4月21日(金)PM3:30頃●三沢市三沢堀口付近路上●50歳前後の男一人、茶色セー
ター、黒っぽいズボン、茶色野球帽、黒っぽい自転車●帰宅中の小学女児が、自転車
に乗った不審者に「飴あげる」と声をかけられた。
●情報提供は三沢警察署へ0176-53-3145

GW期間中の交通事故、非行防止など児童生徒の安全確保にご協力ください。また、南
浜、鮫方面で猿の目撃情報が寄せられています。猿に対し刺激を与えないようご指導
お願いします。【配信元】八戸市教育委員会

味方を背中から撃った兵が表彰~産婦人科医逮捕時件

2006年04月25日 | こども・小児科
福島県の産婦人科医逮捕事件の続報ですが、署名もしたし、各界からの動きなどもあるにはあるのですが、将来については悲観的にならざるを得ません。一連のネット上の情報などの中で、今回目に付いたブログを2つ、その後もチェックしています。前者が産婦人科医には絶対にならないという眼科志望の研修医(というか将来は医者をやめて投資家になるらしい)、後者は若手の産婦人科医のものですが、この方たちの意見に全面的に共感することはできなくても、有効に反論することは難しいでしょう。今の日本の医師の中で、自分の子どもを将来産婦人科医や小児科医にさせたいと考えている方がどれくらいるのでしょうか。

雪月花の水色時代
 2006-04-23 09:04:51 大阪でコンタクトクリニックの院長が自殺
 2006-04-18 01:39:52 産婦人科医師逮捕事件 冨岡署を表彰
 2006-04-05 17:43:27 早く子供を産んだほうがいいよ
 2006-03-18 15:28:30 こんな国で産婦人科医になれますか?
産婦人科残酷物語 II

「インパールやガダルカナルの日本兵も、味方から背中を撃たれて、その撃った兵士が表彰されるようなことはなかった」というコメント。。(確かにその通りだ…)

産婦人科医療が崩壊するということは、それと前後する小児科医療の崩壊だけでなく、この国そのものが滅んでいく大きなターニングポイントになったのではないかと危惧しています。杞憂に終わればいいのですが。

昨日開催された地元医師会の委員会でも、この事件や外科医レスピレーター外し事件などが話題になり、医師法の解釈や今後の働きかけの方向性などを含めて、日医の担当理事など然るべき方を呼んでお話を伺いたいとの意見が出ました。八戸市健康まつりでは、産婦人科医療のことについて取り上げられる方向のようです(いずれも確定的なことはまだお伝えできませんが)。

梅は咲いたか、桜はまだかいな

2006年04月21日 | ほのぼの
4月の第3週・第4週は、例年内科健診で小学校に通っていて、その行き帰りに桜が咲き始め、健診が終わる頃には満開になっているのが普通なのですが、今年は4月に入ってぐずついた天気が続いていて、先月発表の開花予想日よりも遅くなるのかもしれません。

弘前は4月24日/2回目桜開花予想
八戸 四月二十三日(平年四月二十四日)
弘前 二十四日(同二十四日)
青森 二十五日(同二十六日)
深浦 二十六日(同二十六日)
むつ 二十八日(同二十九日)

今年は29・30の連休に東京に行くので、八戸のお花見はなしになりそうですが、3日の太素ウォーク(十和田)は昨年に引き続き満開になりそうです。(天気が良ければなお良いのですが)

実を言うと、今日一番の気がかりなのは、
三沢沖で漁船沈没、2人不明
という八戸の漁船遭難のニュース。
直接の知り合いではありませんが、しんどいものです。

週に4日は運動を

2006年04月20日 | SPORTS
3月から雪も解けて外で運動できるようになったので、5月のうみねこマラソン(今年は「3kmタイムなし」からやりなおし)の準備もかねて、週に4日、合わせて20km、月に80kmを目標にして走ろうと思っている。
思っているだけで、全然できていない。
3月は37kmだけ。4月は昨日までで44kmですが、残り10日で36kmはちと厳しい。
一応予定を立ててみた。日曜日は10km 、あとは会議の往復なども利用して3回で21km、30日は東京に泊まるので皇居一周5km。これで初の80km達成。
毎月80km走れれば、10月の弘前アップルマラソン・ハーフに挑戦できるようになるのではないか…。
というのが今年の小さな目標。

“市民派”と市民の政治家、弘前市民の選択

2006年04月18日 | 政治・行政
この1年間、わが八戸市以上に注目していた弘前市長選が終わり、結果はご存じの通りで、私にとっては半分意外で、半分は当然の結果ということになりました。

当然という方では、旧市市長の金澤氏が退場したことで、昨年の八戸市長選での中村前市長の「まさかの敗戦」を目の当たりにしていた者としては、反金澤の3候補の得票が金澤氏の倍くらいになるのはありうることだと思いました。

八戸での小林新市長誕生を、小泉旋風の余波ととらえる人がいるようですが、それは大きな誤りだと思う。まして金澤弘前市政が終焉を迎えたことは当然すぎるほど当然の現象だったのだと思います。これが弘前市民の選択だった。前者が自民で後者が反自民というのは結果に過ぎない。

もちろん、危惧されたのは皆さんご指摘のような3陣営共倒れの懸念。

「半分意外」な方は、相馬新弘前市長の立場が、下田氏と逆になるのではと思っていたからです。この辺については、実際に候補者も知らず演説もきいていない立場としてはコメントできません。相馬氏についての情報はほとんど無かったわけですが(という意味では私の立場からは興味の対象から外れてしまいます)、終盤になってHPを紹介してもらったときに、アップルマラソンを完走している人ということで、個人的には(あまり論理的ではありませんが)感服するところがありました。

弘前市民は、それ以上に相馬氏の実績や人柄を知っていたのでしょう。あるいは、もっと簡単にいうと、より厳しさが増すであろう弘前市の現状に対して、保守の代替としてやはり実績のある保守政治家を選んだということなのかもしれません。下田氏が革新という意味ではありませんが、前回市長選で下田敦子氏に集まった票のうちかなりの部分は、今回は相馬氏という選択をしたのだろうと思います。

相馬氏がいわゆる“市民派”とは言えないかもしれませんが、それとは少し違った意味で「市民の政治家」であったのだろうと想像しています。市民派という概念が、実世界でまだ「自分たちの生活を託すに足るもの」というところまで達していなかったのかもしれません。

変わることは必然です(というのが数年来のこのブログ<前掲示版>のテーマでした)。
生まれ変わった弘前市への注目は、むしろこれから増えていくことになるでしょう。

下田氏という選択ではなかったことはやや残念ではありますが、弘前にせよ八戸にせよ、はたまた小泉旋風にせよ、その選択が間違いであるとは言えないし、その結果を率直に受け止めて、また一つ勉強になったということなのでしょう。

弘前市長に相馬氏/一体感の醸成に全力を(東奥日報社説)
決戦 弘前市長選
迫る弘前市長選/今、問われるもの

「歩行喫煙禁止条例」ではない!

2006年04月14日 | 禁煙・防煙
この新聞社の、何か悪意があるのかと勘ぐりたくなるレベルの低さには腹を立てる気も失せていますが、これから始めようという運動に最初から誤解と世論のミスリーディングを招きかねない表現は見逃せないので、大きな違いを指摘しておかなくてはいけません。

今回私を含めた2名から「路上喫煙禁止条例」の提案があり、私の提案はそれを含む6+1項目からなる「タバコの害のない健康都市はちのへ」の提案であって、単に「路上喫煙禁止条例」の制定を求めたわけでなく、総合的なタバコ規制と葉タバコ農家救済の必要性を強く訴えたものです。

ここで使われている「歩行禁煙条例」などという言葉は、資料にも意見にも一切出てきていないのに、勝手にこの新聞社がつくってあてはめたものです。

「歩行喫煙(=歩きタバコ)禁止」となると、エリアを区切った禁煙地域ではなく、単に歩きながらの喫煙だけを禁じるだけに受け止められかねません。この名称が一人歩きしてしまい、禁煙エリアにもかかわらず立ち止まって「歩いてないから吸っても構わないんだろ」などとほざく喫煙者が出てしまっている自治体も実際にあるようです。

また、禁煙エリアを区切った「路上喫煙禁止条例」にも関わらず自治体がその中に喫煙所を設けてしまったために、条例の趣旨が骨抜きになってしまっているところもあるようです。

私たちの目指している条例は、千代田区と同じように、喫煙所のない禁煙エリアを定めた「路上喫煙禁止条例」であり、しかも違反者に対する抑止力(具体的に言えば過料の徴収)を伴っていなくては意味がありません。

ついでに言えば、千代田区で強調された「ポイ捨て」についても、これからはそちらをメインに考えていく時代ではなくなっています。和光市など4市の「路上喫煙の防止に関する条例」は名称からしてその点は大丈夫なのですが、喫煙所設置については4市に温度差がみられるのかもしれません。スタートまでの対応を参考にしながら注視したいと思います。

繰り返しますが、これは「歩行喫煙禁止条例」ではなく「路上喫煙禁止条例」です。
この大きな違いをお間違えのなきよう、ご理解の程よろしくお願いします。

八戸市総合計画公開討論会 市民から具体案(2006/04/14)
 第五次八戸市総合計画に市民の意見を広く反映させるため、同計画審議会(会長・蛇口浩敬八戸大学長)は十三日、公開討論会を八戸商工会館で開いた。同審議会が策定中の同計画に盛り込むべき施策について、市民が考えを披露。地域一体で子供をはぐくむ環境づくりに向けた学童保育と子ども会活動の連動、二〇〇九年の市制施行八十年に合わせた記念イベント実施など、さまざまなアイデアが出された。
 同計画は、〇七~一六年度の市政運営指針を掲げた基本構想と具体的施策から成る推進計画(前・後期各五カ年)で構成。
 基本構想には「海と大地が響きあう北の中核都市(八戸)」との将来都市像を掲げ、前期推進計画で企業誘致推進、中心市街地再生など十四項目の戦略プロジェクトを打ち出している。
 約九十人の市民が参加。審議会委員との意見交換では、市中心部の街並み整備、種差海岸一帯の環境美化のほか、歩行禁煙条例制定、不登校や引きこもりの子供の社会参加を促すサポート体制整備などの事業化が挙がった。
 一方、「市民と連携、協力する理念を持たなければ計画は成功しない」と庁内の意識改革を求める声も上がった。
 同審議会は五月の会議で基本構想最終案を取りまとめ、小林眞市長に答申する。市は六月の市議会定例会に上程する予定。

ネットアンケート実施中!「あなたは路上喫煙禁止条例に賛成?反対?」

2006年04月12日 | 禁煙・防煙
4月8日の「八戸でも路上喫煙禁止条例を制定しましょう」の続きですが、青森県タバコ問題懇談会のホームページに
青森県でも路上喫煙禁止条例を制定しましょう(2006年4月~)
というページを新たに開設しました。今年度はこの条例を3市で制定することを重点的な目標にしていくつもりです。

ついでと言っては何ですが、ネットアンケートを設置してみました。
上記ページで条例制定の趣旨などを一読していただき、ご理解いただいた上で、同ページの、

◎ ネットアンケート実施中!「あなたは路上喫煙禁止条例に賛成?反対?」

をクリックして簡単なアンケートに答えてください。

この手の情報はいずれにせよ確たる判断の材料にはなりにくいし、時として荒らしや組織票などの襲来を受けることもあるのですが(それくらい注目されれば成功とも言えます)、それでも何らかの傾向というものが見えてくるのではないかと期待しています。
あなたのご意見をきかせてください。

署名開始、〆切などのスケジュールはまだ決まっていません。署名用紙も数日中にダウンロードできるようにします。

アンケートについては特に期限は設けないつもりです。
お一人につき1回限りでお願いします。(1日以内の投票はできません)

禁煙とウォーキングは最高の相性

2006年04月10日 | 禁煙・防煙
私も初心者の禁煙活動家+ウォーカー(へなちょこランナー)なのですが、八戸市を中心に25年以上も禁煙活動を続けている角金先生は、ボクシングを中心としてスポーツ指導者で、ご自身も沖縄まで歩こう会を主宰され、各種ウォーキング大会やマラソン大会に精力的に参加されています。全国的にも、「禁煙ランナーズ」を名乗ってマラソンを走っている先生もいらっしゃいます。

喫煙や受動喫煙の害を全国の人々に伝えるために、マーク・ギブンズさん(看護師・英語教師)が鹿児島から北海道まで遍路装束で歩く"WALK AGAINST TOBACCO 2006" を支援してほしいと頼まれたときには、そういうわけで、
「やっぱり禁煙とウォーキング・ジョギングの組み合わせは最高のカップルだ(?)」
と大変うれしく感じました。

いま、その準備や路上喫煙禁止条例制定の運動などでちょっと忙しい日々が続いているのですが、いよいよ13日から "WAT2006" がスタートすることになりました。

青森の支援・イベント情報については青森県タバコ問題懇談会のHPに掲載しましたので、詳しくはそちらをご覧下さい。

◎ 第1部 2006年世界禁煙デー記念講演会「“禁煙は愛”を伝えたい」
 日時:2006年6月18日(日)10:00~
 会場:八戸市公会堂2階大会議室(定員120名)
 参加:無料
 プログラム
 1.ミニシンポジウム「青森県内の禁煙活動と課題」
  1)青森県の取り組み 宮川隆美(上十三保健所長)
  2)学校敷地内禁煙化の現状と喫煙防止教育 鳴海晃(弘前市・ナルミ医院)
  3)路上喫煙禁止条例制定に向けて 久芳康朗(八戸市・くば小児科クリニック)
 2.特別講演「TRUTH IS OUT THERE “禁煙は愛”を伝えたい」
     マーク・ギブンズ(看護師・英語教師、愛媛県在住オーストラリア人)

◎ 第2部 八戸市内禁煙ウォーク
 日時:2006年6月18日(日)11:30~
 目的:喫煙や受動喫煙の害を市民にアピールするために、吸い殻拾いをしながら
    マークさんと一緒に八戸市内を歩いて健康的な汗を流しませんか
 対象:どなたでもご参加いただけます
 距離:約5km
 参加費:200円(せんべい汁、飲物つき、完歩証交付 - いずれも未定)
 持ち物:リュック、雨具、その他
 小雨決行、荒天時中止
 参加申し込み:青森県タバコ問題懇談会
  FAX 017-774-1326 TEL : 017-722-5483
  E-mail:kinen-aomori@ahk.gr.jp

八戸でも路上喫煙禁止条例を制定しましょう

2006年04月08日 | 禁煙・防煙
青森、八戸、弘前の3市で路上喫煙禁止条例の制定にむけて議会への請願や署名活動をはじめることになっています。同時にその他の市町村でも、議会への陳情書を提出する予定です。以下は未定稿ですので、正式には署名開始のころにまたお知らせしますが、二段階に分けて、努力義務として市内全域の路上喫煙を禁止し、中心街や駅周辺は路上禁煙地区に指定して違反者から過料を徴収する、という一般的な形を想定しています。
(実際には条例を制定するだけで何もできていない自治体も多いようですが)

ご意見などございましたらお知らせ下さい。

(以下は文章や内容などこれから検討する段階の原案です)
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○○市議会議長 ○○○○ 殿

路上喫煙禁止条例の制定を求める請願

請願趣旨
 路上喫煙はポイ捨ての原因になるだけでなく、タバコの火による子どものやけどや、受動喫煙による喘息や化学物質過敏症の発作、目の痛みや不快感などを引き起こす、市民の安全や健康を脅かす重大な問題です。喫煙者のマナーだけでは路上喫煙はなくなりません。多くの自治体で効果をあげているような、違反者に過料を課す路上喫煙禁止条例を制定することが必要です。
 また、禁煙区域の拡大は、市民に禁煙を促す総合的な対策の大きな柱です。

請願項目
1.市内全域で路上喫煙を禁止し、公園や施設の敷地内などを含む公的な場所における周囲への受動喫煙の被害をなくす条例を制定すること
2.特に中心街や駅周辺など人通りが多く危険性の高い地域を路上禁煙地区に指定し、条例の実効性を高めるために違反者からは過料を徴収すること
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全国各自治体の路上喫煙禁止条例およびポイ捨て禁止条例への取り組み(無煙の世界)
今日の委員会審議 路上禁煙条例と墓地規制条例が委員会を全会一致で通過(松本たけひろの今日の雑感)
ワシントンDC禁煙化計画(ワシントン通信)

2006年弘前市長選挙候補者タバコ問題アンケート

2006年04月07日 | 禁煙・防煙
青森県タバコ問題懇談会では、弘前市長選候補者4名にタバコ問題に関するアンケートを実施し、全員から回答をいただきました。回答の全文はホームページに掲載し、僭越ながら当会から若干のコメントをさせていただきました。詳しくは全文をご覧いただきたいと思いますが、路上喫煙禁止条例は3候補が条例を制定、1候補は法制化、小中学校の敷地内禁煙は4候補全員が推進、そのほか大変興味深い結果になっております。誰が当選するかといった話とは別に、弘前市民に限らずみなさんに是非ご覧いただきたい結果だと思います。明日には報道されるのではないかと思いますが、ネット上に一足先に掲載しました。

青森県タバコ問題懇談会
 http://aaa.umin.jp/


弘前市長選関連ページ
当blog内
注目される新・弘前市民の新しい動き [ 政治・選挙 ] / 2006年03月17日
外部
はじめ'S ギャラリー(下田肇氏)
マニフェストを提案する弘前市民の会
未来の弘前市長へ

「タバコの害のない健康都市はちのへ」の提案

2006年04月06日 | 禁煙・防煙
4月13日に開催される八戸市総合計画の公開討論会に参加して、次のような意見を述べることにしました。

 現在、喫煙による病気で毎年11万人4千人、受動喫煙でも2万人が死亡しており、八戸市の人口に換算すると、それぞれ約220人、約40人となります。タバコは「取り除ける病気の原因のうち最大のもの (WHO)」であり、青森県の健康寿命アップの最重点課題にもなっています。また、現在20~30代の喫煙率は非常に高く、中学生の65%が喫煙する家族のいる家庭に育っています。

 総合計画の基本原案には「一次予防を重視した健康づくり活動」とありますが、平成15年の「健康都市宣言」を前進させて、次のような内容の「タバコの害のない健康都市はちのへ」を提案します。(※先例:長野県、茨城県八千代町など)

1)路上喫煙禁止条例を制定する(※千代田区、札幌市ほか多数の自治体)
2)未成年の主要な購入手段となっている違法状態の屋外タバコ自動販売機を撤去させ、完全対面販売をめざす(※深浦町、WHOタバコ規制枠組み条約)
3)すべての小中学校において年齢に応じた継続的な喫煙防止教育を行う
4)飲食店を含む公共的なスペースにおける受動喫煙をなくす
5)葉タバコ農家には、人々の健康を害する作物から健康を育む作物づくりへの転作補助を行う
6)すべての市民に、健診や広報、地域活動などを通じて喫煙や受動喫煙の害への理解を深めさせ、禁煙への支援を行う
7)条例の制定や無煙社会(子どもたちがタバコの広告、販売、喫煙している姿を目にすることなく、受動喫煙の害もない社会)の実現のために、市民みずからが主体的に参画し行動していく

【参考】
たばこによる害のない信州を目指して(長野県)
青少年無煙の町宣言 茨城県八千代町(1998年11月)
千代田区生活環境条例
札幌市たばこの吸い殻及び空き缶等の散乱の防止等に関する条例
深浦町自動販売機の適正な設置及び管理に関する条例
子どものための無煙社会推進宣言・タバコ自動販売機の撤廃に関する要望書
(2005年12月6日 日本小児科学会、日本小児保健協会、日本小児科医会)
無煙社会に向けて10の提言(2004年8月28日 青森県タバコ問題懇談会)

県民健康づくり運動「肥満予防 喫煙防止 こころの健康づくり」

2006年04月05日 | 禁煙・防煙
最近届く県からの書類の封筒には、

 県民健康づくり運動「健康あおもり21」重点課題
 肥満予防 喫煙防止 こころの健康づくり

と書かれています。
大変結構なことでその通りだと思いますが、県の重点課題である短命県脱出・健康寿命アップについてネット上の情報を探してみたところ、次のような報告書が掲載されていました。
しかし、喫煙対策は年間240万円しか予算がついてないんですね。しかも減少傾向。
もちろん、県だけでなく各市町村でそれぞれの取り組みがあるということなのでしょうが。

しかも、この結論は「現状維持が妥当」なのだそうな。
おそらく、この施策・事業評価は「無駄な事業を削る」ことが目的なのでしょうから「妥当」の評価は合格ラインなのかもしれませんが、予算的にもこんなものでは最重点項目として力を注いでいるとは言い難いし、評価についてもわかりにくい。
やはり、県民の喫煙率、未成年の喫煙率低下を直接の指標にすべきだし、そのための継続的な調査が必要だと思います。

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■ 平成17年度 施策・事業評価調書

1 健康寿命アップの推進
http://www.pref.aomori.lg.jp/seisaku_hyoka/17result/hyoka17/seisaku31.htm

3110 県民健康づくり運動の推進
<健康あおもり21の推進>
生涯を通じた健康的な生活習慣の形成をめざし、個人の自発的な取組を実現していくための環境づくりを進めます。
3110A001 健康あおもり21推進事業

<健康あおもり21の推進>
県民が健康づくりに気軽に取り組むことができる多様な機会と食についての知識や望ましい食習慣など正しい情報の提供を図ります。
3110B003  喫煙対策推進事業
http://www.pref.aomori.lg.jp/seisaku_hyoka/17result/hyoka17/jigyo/seisaku31/3110B003.htm

3 事業の必要性
点検項目 判定区分

(1)県民・社会ニーズへの適応性 a適応している
(2)県関与の妥当性 a妥当である
(3)役割分担の適切性 a適切である

必要性の説明

県政への提案などに喫煙対策について出されており、受動喫煙対策等、喫煙対策に関する県民の意識が高まっている。
喫煙対策は県の健康増進計画である「健康あおもり21」を推進するための重点の1つになっています。

未成年者の防煙教室については関係機関でも取り組まれるようになってきており、保健所における健康教育は喫煙している成人を対象とした事業所での禁煙教室にシフトしてきており、職域等の関係者を巻き込んだ喫煙対策をすすめることによって県民の生活習慣病の予防につながっていきます。

4 総括(成果と課題)

(1)成果の達成状況
・妊婦の喫煙率は低下しています。
・禁煙支援プログラム実施市町村や防煙・禁煙教室参加数が増加し、禁煙・防煙に関する支援や知識の普及がなされています。
・受動喫煙防止対策実施施設としての空気クリーン施設の認証がすすみ、受動喫煙の機会が減少しています。

(2)成果の達成に向けた課題と事業の改善
事業としての成果は少しずつ得られてきているが、事業の目的達成のために受動喫煙防止対策実施施設の拡大と、未成年者や成人の喫煙率低下のための環境づくりは今後も必要です。
よって事業をさらに推進するため、県民への動機づけと支援者となる人材育成を推進していきます。

5 施策評価を踏まえた改善の方向性
(現状維持が妥当)
平成15年5月「健康増進法」の施行や、平成17年2月に「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」の発効を受け、国もたばこ対策の推進をより一層強化する方向にあります。
本県においても喫煙対策のための防煙・分煙・禁煙の3本柱が整ったので、本事業を継続・推進していく必要があります。

3月にかけてロタウイルス、RSウイルス、溶連菌が流行(院内報より)

2006年04月03日 | こども・小児科
院内版感染症情報 ~2006年第13週(3/27~4/2)

☆3月にかけてロタウイルス、RSウイルス、溶連菌が流行

 今年のインフルエンザは、2月中旬がピークで3月初めまで流行が残りましたが、その後ほぼ終息しています。
 2~3月にかけて、嘔吐と下痢、発熱が主症状となるロタウイルス性胃腸炎が流行しました。例年春先まで流行が残ります。
 同じ厳冬期から春先にかけて毎年流行るRSウイルスによる気管支炎・細気管支炎では、特に乳児で通常の治療では改善せずに入院加療を要する場合もみられました。似たような経過で咳がひどくなるマイコプラズマ感染症は、マクロライド系の抗生物質(クラリスなど)が効きますので、咳が多く急速な進展が懸念される場合に主に使われます。
 水ぼうそう、おたふくかぜの局地的な流行が残っています。溶連菌感染症は、前号で少な目の印象とお伝えしましたが、その後増加傾向にあります。