男性の喫煙率はそれでも0.7%減って39.5%とJT調査でははじめて40%を割り込んだのに対し、女性は0.2%(12万人)も増えているという結果。。
全体としては、男女ともこれまでの延長線上で男性はダラダラ減少、女性は横ばいを続けているだけで、何ら新しい動きは生じていません。
この国の政府のタバコ無策を反映した結果としか言いようがありません。
(もちろん、それに対する私たち民間の力不足を痛感するわけですが)
いまだに、これだけ多くの国民が騙されて真実を知らされずに吸い続け、あるいは禁煙したくてもタバコの蟻地獄から抜け出すことができずに、死亡率50%のロシアンルーレットを回し続けているなんて。。
それと、あまり大きな声で言いたくないけど、この時代に喫煙率が増えている女性って一体「?』。
しかし、国民の4分の3は非喫煙者であるという事実も確かです。
ちなみに、この減少率では喫煙率ゼロまで86年(!)もかかってしまう。
男性だけなら57年の計算ですが、女性は、、
オーストラリアは2030年頃には男女ともゼロになりそうです。
JTのページには細かいデータが載っていないので、いくつかの記事からピックアップしてまとめてみました。
-------------------------------------------------
2008年 喫煙率25.7%(-0.3%)
男性 39.5%(-0.7%) 1966年 83.7%(-44.2%)
女性 12.9%(+0.2%) 1996年 18.0%
男性
20代 41.0%
30代 46.0%
40代 47.8%
50代 46.4%
60代以上 27.0%
女性
20代 18.1%
30代 19.3%
40代 17.9%
50代 13.4%
60代以上 6.0%
地域別
北海道 32.1% 男性43.8%=2位(+1.4%) 女性20.3%=首位(+0.9%)
男女そろって増加したのは北海道だけ
東北 29.1% 男性44.1%=首位
~~
近畿 24.7%
四国 22.8%
喫煙人口
男性 1984万人 (2007年 2016万人) -32万人
女性 696万人 (2007年 684万人) +12万人
合計 2680万人 (2007年 2700万人) -20万人
平均喫煙本数
男性 21.7本/日 (2007年 21.6本)
女性 16.4本/日 (2007年 15.9本)