1)
BBC WORLD "Smoked Out"
煙たがられるタバコ
1980年代はじめ、RJレイノルズ社は俳優ハリソンフォードのそっくりさん、デイブ・ゲーリッツさんをイメージキャラクターとして採用しました。
タバコに対する社会的風当たりが強まる中、若い層にアピールして新たな喫煙者を増やすのがゲーリッツさんに課せられた任務だったのです。
しかし、その当時喫煙者だったゲーリッツさんは、タバコ業界の姿勢に疑問を持つようになります。
「一服しているところに会社のお偉いさんがやってきて『なんだ、あんたタバコなんて吸うのか』って言うんですよ。で、皆さんは吸わないんですかって聞くと、『冗談じゃない、喫煙する権利なんざガキと貧乏人と黒人とバカにくれてやるよ』と言っていました」
ゲーリッツさんが救助隊のメンバーとして登場するこのタバコ広告は、狙い通りタバコに格好良さを与え、若者に大受けしました。
「『1日あたり数千人の子どもを喫煙に引きずり込むことが仕事だ』と言われました。『肺がんで死ぬ喫煙者の欠員補充だ。中学生くらいを狙え』とね」
これが事実であることは、RJレイノルズ社の社内文書からも明らかです。
2)
タバコ会社のこのような姿勢を非難する批判広告です。
「倒産しないために君たちのような子どもの喫煙者が必要だ。悪く思わないでくれ」とタバコ会社の主張を代弁したあと、「タバコ会社は金のためにどこまで堕ちていくのか」と結んでいます。
The tobacco industry,
HOW LOW WILL THEY GO
TO MAKE A PROFIT?
3)
Debiさん
「初めてタバコを吸ったのは13のとき。
それ以来、タバコを切らしたことは無いわね。
まあ、なんて言うか、双子の姉妹みたいな関係よ。
切っても切れない縁があるって言うか、友達みたいなもんかもしれない。
一服やると、親しい友達がギュッて抱きしめてくれるみたいな感じなのよね。
良いことばかりよ」
実際にはそうではありませんでした。
この女性、デビ・オースチンさんは、41歳のとき、のどの癌におかされました。
しかし、それでもタバコが手放せず、のどに開けた穴から吸っています。
「もちろんタバコは口で吸いたいけど、もうそういうわけにもいかないじゃない。
だから、のどに穴を開けてもらったのよ。
口にくわえているときみたいにプカプカ軽くふかそうとしてもできないから、スパーっと思い切り吸い込むことにしてんの。
(気管切開孔から喫煙)
豪快でしょ」
随分前になりますが、日曜日、北九州の田舎道を知人の運転する車で、通りかかると、中学校の門の前で、数人の中学生くらいの男の子達が、煙草を吸っていました。
大学病院の耳鼻科に勤務していた時、喉頭癌で、動画のオバさんの様になってしまった患者さんを見かけました。
知人は、非喫煙者でしたが、肺線癌で若くして亡くなりました。御主人が、喫煙者でした。
喫煙者は日本は特にアラサー以上のおじさんが多い感じですが
年収1000万あるけどタバコ吸ってるとか言う人が何人かネットでいましたが、こんなおじさんたちは不幸そう、イケメンもいなさそうな気がする
イケメンの男子はタバコとか興味なかった