踊る小児科医のblog

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9月 横浜ジョグ、天国と地獄、焦り

2006年09月30日 | SPORTS
2006.09.30 14:02 弘前に出発 週27km

30日(土)休養日 お昼過ぎのにわか雨もあがり、午後の診療終了後、高速で弘前に入る。夕方から会議兼夕食。コンビニで朝食おにぎりを買い込み、ゆっくり休む予定(だが、最近ホテルで寝付けないことが多いのでちょっと心配)。 /週27km、月167.5km、5/14~9/30合計727.5km (ウォークやエアロバイクなどを含む)

2006.09.30 13:59 芝生を25周、約9kmでラスト

29日(金)RUN 9km 東運動公園のフィールドの芝の上を、今日は休みなく25周約9km(もう少し短い気もするが正確には不明)走れた。これでアップルマラソン前のトレーニングはお仕舞い。今回はタイムは気にせず完走だけを目標とすることにする。ここまでできればまず自分としては上出来だろう。痛みが出た時に休まずに無理して悪化させたのは典型的な初心者だった。終わったらしばらくウォーキング主体にして完治させないと。

2006.09.29 13:56 やっと走れた、たった4kmだが

28日(木)RUN 4km + Walk 2km(5km相当) 夕食後、急いで東運動公園へ。前日通過した低気圧による風は殆ど気にならず、トラックを2周キロ6分のペースで走り、キロ9分のペースで1周歩くのを5セット行い42分。あと3日しかなく、実質今日明日だけだが、とりあえず走れたことだけで良しとしよう。

2006.09.28 11:04 テーピングしながらトレーニング再開

25日(月)Walk 3.5km(1km相当) やっと外に出て少し長く歩けるようになった。出だしは下り坂でもありゆっくり慎重に歩き始め、違和感はあるが後半も特に痛みは感じられない。念のため帰宅後アイシング。筋トレも追加しておく。

26日(火)Walk 6.5km(2km相当) 小児科医会の往復、昨日よりも早足のペースで歩き、特に痛みの増強はない。できれば明日からRUNも入れていきたい。

27日(水)エアロバイク660kcal(10km相当) 折角の水曜午後で今日こそ走り始めたいと思ったのだが、天候は大荒れでジョギングは断念。エアロバイクを負荷18で63分。

2006.09.24 11:03 我慢の日々、筋トレで回復を待つ 週33.5km

22日(金)休養日 まだ痛みがひかない。会議で普段なら歩くか走って行くのだが車で往復。筋トレもできず。

23 日(土)筋トレ 天気も良く予定の入っていない休日で、本来なら最後の走り込みをするつもりだったのだが、まだ左股関節の痛みが残り、午前中に筋トレを5セット、午後は書類整理などをして過ごす。室内を歩いているうちに、少し痛みが和らいだ感じもする。もう少しの辛抱か。 /週33.5km

24日(日)筋トレ 昼から急病診療所当番なので元々休養日なのだが、休んでいるうちに衰えないように筋トレだけはしておく。回復傾向はあるがまだ無理はできない。

2006.09.21 11:02 やはり休まないと痛みがひかない

20日(水)ステッパー45分+Walk東霊園約2km(3.2km相当) 東運動公園のトラックで少し長めに走るつもりだったが、朝から股関節の疼きがあり台風通過後の強風も残っているので、大事をとって筋トレとステッパーを短めにする。これからは走るのは1日おきにへらさざるを得ない。

21 日(木)休養日 前日から悪化した左股関節の痛みがひかないので、筋トレの一部だけにして、ウォーキングやステッパーなど股関節への負荷が少ない運動も全てお休みすることにする。ちょうどアップルマラソンの参加証が送られてきたが、土壇場になってこの状態では最後の走り込みはあきらめて、なんとか痛みのない状態でスタートラインに立つことだけを目標にする。ここまで紆余曲折はあるにせよ順調に調子を上げてきただけに、残念だが仕方ない。しかし、間に合うだろうか。ちょっと不安。

2006.09.19 11:01 エアロバイクと7kmラン

18日(月)エアロバイク500kcal(7.5km相当) 西日本に大きな被害を出した台風が日本海を北上中。前日距離を踏んだので休養日として、筋トレ4セットのあとにエアロバイクを最大負荷の20で500kcal、少しバテる。

19日(火)RUN 7km 1日休んだのでいつもの7kmコース。皇居とエアロバイクの疲れが残っているためか足が重いが、タイムは信号待ちを差し引けばほぼいつも通り。

2006.09.17 11:01 小雨の中、皇居3周

17日(日)RUN 15km 事情があり東京に出たが、午後時間をつくって皇居を走ってみる。2周を最低目標にしてみたが、小雨交じりの中なんとか3周15kmを1周29分前後のペースで走れた。もう1周の余力は残っていたが、股関節のことを考えて切り上げる。

2006.09.16 10:56 股関節の痛みが残るが… 週41km

14日(木)休養日 気がついたら9月ももう半ば。前日の疲れや股関節の違和感はさほどでもないが、大事をとってお休みとする。代わりに、10日と同じメニューで筋トレを5セット+α行う(前回は4セット)。

15日(金)RUN 7km いつもの7kmコースで、下り坂では踵の痛みが若干あったが、その後は普通に走れた。12日に記録した最高タイムをナゼか1秒更新。

16 日(土)エアロバイク770kcal(11.5km相当) 左股関節の疼きが残るので、翌日に備えて1日休み、エアロバイクを負荷を下げてサッカーと相撲を見ながら1時間半続けるつもりだったが、負荷19で始めて45分過ぎから負荷をへらさざるを得ず、結局770kcalまでやって中止。あと2週間でこれ以上の向上は見込めないので、休みを取りながら脚力や調子を落とさないようにしていくしかない。 /週41km

2006.09.14 15:01 南部山公園10周、きついアップダウン

13日(水)RUN 10.5km 気分を変えたかったのと、でこぼこ歩道で脚を痛めたり横断する自動車にぶつかりそうになるストレスを避けたかったので、初めて南部山公園遊歩道のジョギングコース(1周約1km)を走ってみた。ここは結構なアップダウンがあることは聞いていたが予想以上で、1周目から後悔するも時すでに遅し。それでも5-6周を過ぎると脚の筋肉は張ってきたが調子がつかめてきて、結局最初の予定の最低目標である10周は何とか走り切れた。タイムは先週のトラックよりもキロ1分以上遅いが仕方ないだろう。帰ってみたら疲労もそれほどでもないので、時間がとれればもう1回チャレンジして行けるところまで走ってみたい。股関節は若干不安が残るが、安定した走りなら特に痛まない。やはり休養を挟みながら筋トレ補強が必要だが、今からでは付け焼き刃か。

2006.09.13 15:00 股関節が疼く、休養をとりながら久しぶりの筋トレ

10日(日)休養日 午後、急病診療所当番。いつもなら帰ってから一番短いコースを走るところなのだが、前日のトレーニングで変な負荷がかかったのか左の股関節が体重移動で時々疼くので、大河ドラマを見ながら大腿や腰を中心にした筋トレだけやってお休みにした。

11 日(月)ステッパー70分 まだ左股関節に不安が残るので、前日の半分のメニューで筋トレをした後、ステッパーを適当に踏む(あまり真面目じゃなかったかも)。5年目の9.11ということで特集番組などを見ていたが退屈してきたので、10mプールに芸能人が飛び込むという番組に変える(下らないけど高所恐怖症の私には絶対無理)。

12日(火)RUN 7km 2日あいたのでそろそろ走らないと不安になり、股関節もほとんど気にならない程度に回復したので、いつもの7kmコースに出る。すっかり暑さは去り、走りやすい気温になってきた。ゆっくり無理せず走ったつもりだったが、タイムは良好。

2006.09.10 00:49 東運動公園外周を15周12km 週58km

9日(土)RUN 12km 午後、診療終了後、16時頃から今回は東運動公園の外周を15周する(正確にはわからないが大体700m×15で10.5kmくらい+自宅との往復を合わせて12km強)。ここはトラックと違って結構な急坂もあり、20km走った時よりも脚には負荷がかかったかと思うが、良いトレーニングになった。信号や歩道のでこぼこや歩道を横切る車の危険のないコースは快適だ。散歩やジョギングをするいろんな人といろんな犬に出会う。土曜夕方はここを定番にしても良いか。夜、寅さん(田中裕子)。 /週58kmと最高記録を更新

2006.09.09 00:47 休養をとってトレーニング再開

7日(木)休養日 前日は走り終わってからも余力があって自分でも驚いていたのだが、翌日になって疲れが出た。日中も横になったり仮眠をとったりしていたので、完全休養日とする。折から秋の長雨で前線が停滞している。
8日(金)RUN 5.5km 休養日明けだが、無理せずに5kmコースとする。案の定、出だしは不調だったが我慢して走ると後半は調子よく流すことができた。しかし、なんたること、デジタル時計のソーラー電池が切れて途中までしか計測できず。ま、いっか。

2006.09.07 00:46 トラック50周20kmを走破

6日(水)RUN 20km あと3週半に迫った弘前白神アップルマラソンに備えて、東運動公園でトラック50周20kmに挑戦。キロ6分ペースでどこまで行けるか試してみたが、入りが5分50秒で10kmまでは6分10秒くらいまで遅くなり、このまま落ちる一方かと思ったが、後半小学生が大会前の練習で大挙して押し寄せたのが良かったのか、やや持ち直してほぼイーブンペースで走り通せた。結構な自信になったが、この調子を維持できるかトレーニングの経験がなく不安も大きい。

2006.09.06 00:44 不調と思ったら最高タイム

5日(火)RUN 5.5km 前日の不調もあり休養日にするつもりだったが、少しなら走れそうなので、途中までの調子で3kmにするか5kmにするか決めることにして走りはじめたが、失念して3kmのペースになっていて、そのまま少しスローダウンするが5km走ってしまい、結果的にこれまでで最高のタイムで帰宅。どうも体調管理と好不調の感覚がつかめない。台風が太平洋側を通過中だったが風は一部区間だけで気にならず。

2006.09.05 10:27 仕事再開、しかし疲れが残っている 7km

4日(月)RUN 7km 休養日にはせず、調子を維持するために夕食後いつもの7kmコースに出たが息が切れる。信号待ちを差し引けばタイムは悪くないので、休養不十分で体調が良くないのにいつものスピードで行こうとしたのが後半たたったようだ。学会中のように朝6時半から毎日走れれば良いのだが、あと4週間でなんとか早起き早寝の朝型人間になりたいところ。

2006.09.04 10:23 横浜2日目:中華街~山下公園~みなとみらい 8km

3日(日)RUN 8km 学会で呼びかけているジョギングに合流するために、関内、中華街、山下公園、大桟橋(2階デッキに上ったところまで)とまわってみなとみらいの学会場へ。少し遅れたので第2集合地点の日本丸前に直行するが先に到着していた。小学生の女の子を含む約7名でゆっくりと流す。再び山下公園にたどり着いたところで別れてホテルに戻り、約59分。二晩ともあまり眠れず心配したが、途中のんびりとしたジョグをはさんで調子は悪くない。全体に平坦だが山下公園やプロムナードの部分などの上り下りもあり、気持ちのいいジョギングコース。午後、横浜駅東口まで歩くが、新しくできた混雑した施設を通り抜けるのに疲れる。

2006.09.03 10:21 横浜:関内~山手~黄金町 8km 週43.5km

9月1日(金)なし 学会出席のため夕方の診療終了後、新幹線で横浜へ。
2 日(土)RUN 8km 朝、関内から中華街、元町、港の見える丘公園への急坂を上り、山手を少し走って地蔵坂から下り、再び関内、大通公園、黄金町、日ノ出町までまわって関内のホテルに戻る。約54分。走りはじめは少し息が切れて、歩道の石畳が走りにくく車の途切れているのを確認して車道を走ったりもしたが、最終的にはなんとか普通の感じで走り切れた。みなとみらいの学会場まで往復徒歩、夕方関内~伊勢佐木町散歩。夜、寅さん(いしだあゆみ)。 /週43.5km(実質走ったのは24km)

タバコ税大幅増税に向けて全国で取り組みを

2006年09月28日 | 禁煙・防煙
 「禁煙は愛」を訴えて日本列島を徒歩で縦断したマーク・ギブンズさんは、政府がタバコの害から国民の命を守ろうとしていないことを厳しく批判しました。適切なタバコ規制対策によって救われるはずの命が、毎日三百人、年間十万人以上も失われている現状に対し、早急に解決すべき課題は山積しています。

 日本禁煙学会は厚生労働省の健康21中間評価に対する意見書の中で、喫煙が日本人中高年男性の死亡に関連する最大の因子であることを明らかにし、成人喫煙率低下の数値目標を男性25%、女性5%にすべきと提言しました。

 禁煙治療の保険適用化は大きな前進であり、禁煙希望者を支援するために必要な手段ではありますが、喫煙率を低下させるための最も費用対効果が高く早急に実施すべき対策はタバコ税の大幅増税なのです。

 増税により、喫煙率とタバコ病死の減少、医療費削減、税収の増加、未成年喫煙率の激減、タバコ税の逆進性解消という一石五鳥の効果があることは諸外国で証明されています。

 厚労省も、来年度の税制改正要望にタバコ税増税を盛り込みました。本年度実施された一箱二十円程度の増税では、喫煙率の抑制効果は微々たるものに過ぎません。常に財務省の顔色を伺っていた厚労省も、タバコ規制枠組み条約批准に伴いようやく本腰を入れ始めたと言えますが、安倍新政権の方向性は不透明で、業界の抵抗も大きく、実現へのハードルは高いものと思われます。

 もう一つの壁はマスコミや一部の野党で、タバコ税増税は「庶民増税」ではなく健康政策の柱だということを正しく理解して国民に伝えるべきです。

 私たちが選挙の際に実施したアンケートによると、青森県の国会議員十名のうちタバコ税増税に賛成が三名、反対一名、不明六名でした。全ての都道府県において、与野党を問わず増税賛成議員が過半数となるよう働きかけていけば、突破口を開くことは可能です。

 既にタバコ税増税への働きかけを進めている医師会、禁煙学会や市民団体などとも連携した、全国の取り組みを期待します。

(某業界紙に書いた原稿をブログ向けに若干改変)

日本人はなぜ長寿か/青森県民はなぜ短命か

2006年09月27日 | 禁煙・防煙
24日に八戸市健康まつりで開催された市民フォーラム「市民と共に健康を考える」で中路重之先生(弘前大学社会医学講座教授-青森県タバコ問題懇談会顧問)講演された内容が昨日(26日)のデーリー東北に掲載されています。

私は急病診療所当番で出席できなかったのですが、6月に八戸で開催された弘前医学会の公開講座でほぼ同じテーマのお話を伺っていて、今回の資料も医師会から頂いていますので、簡単に紹介させていただきます。

記事の冒頭「問題提起」の部分に、「青森県の平均寿命は日本で一番短い。男性の平均寿命は、トップの長野県と比べて3.2歳短い。これは、単純に一人の人間の寿命を表しているのではない。平均寿命という一つの数字だが、すべての年代で死亡率が1.4-2倍高いのが現実。年間の死者7千五百人が五千人に減ることで、ようやく長野と同じになる。これは大きな差だ」と書かれています。

この元データを下記に引用しましたが、これをみてわかるように、青森県の男性は30代から60代という若い働き盛りの年代において、同じ年代の長野県男性と比べて約1.5倍も死にやすいという現実があります。私も平均寿命には特に若い年代や乳幼児の死亡率の差が大きく影響してくることは頭ではわかっていましたが、その3歳の違いというのがこれほどまでに大きな差の蓄積であったとは、数字を見て始めて理解できた次第です。

詳細は記事に譲りますのでそちらをご覧下さい。(ネット上ではまだ読めないようですが)

ポイントは、喫煙と肥満、多量飲酒、自殺予防(心の健康-楽しく生きること)で、青森県から送られてくる封筒に書かれている「健康あおもり21重点課題-肥満予防 喫煙防止 こころの健康づくり」の具体的内容について、市民と共に考えるための講演だったようです。

(以下、スライドの資料より一部を引用)

■日本人はなぜ長寿か

     スリムな体型
   ヘルシーな食生活           独特の保険・医療システム
少ないアルコール摂取量 → 日本の長寿 ← 高レベルの保健システム
   女性の低い喫煙率     ↑     高い医療レベル
             交通機関の発達
             健康への関心の高さ
             平等主義・健診の普及
             高い安全性
                ↑
         高い経済レベル 日本文化と日本人気質

■都道府県の寿命ランキング
          男性              女性
    1965年   2000年   1965年   2000年
------ ------------------------------------------ ------------------------------------------
1. 東京 69.8 長野 78.9 東京 74.7 沖縄 86.0
2. 京都 69.2 福井 78.6 神奈川74.1 福井 85.4
3. 神奈川69.1 奈良 78.4 静岡 74.1 長野 85.3

45.岩手 65.9 高知 76.9 青森 71.8 栃木 84.0
46.秋田 65.4 秋田 76.8 岩手 71.6 大阪 84.0
47.青森 65.3 青森 75.7 秋田 71.2 青森 83.7

■平均寿命のもつ意味

長野県と青森県の男性の平均寿命の差3.2歳は、一人の人間が、青森県では75.7歳まで生き、長野県では78.9歳まで生きる、ということではない。

       10万当り死亡数(2000年) 
        長野県  青森県
0歳      257  504(2.0倍)
30-39歳   84  117(1.4倍)
40-49歳  215  339(1.6倍)
50-59歳  541  755(1.4倍)
60-69歳 1207 1756(1.5倍)

以上のような差がたった一つの平均寿命の値の差として計算される。

(引用終わり)

『マーフィーの法則』で予見されていたブッシュとコイズミの5年間

2006年09月26日 | 平和・人権
しばらく前に『マーフィーの法則』というのが流行りましたが、本棚の整理中に久しぶりに手にとってパラパラと読み返してみたら、この5年間を予見したような法則が多数発見されました。一部を紹介してみますが、それ以外は原著をご覧下さい。

『マーフィーの法則』は、人の上に立つ人の必読書だったんですね。

まずは退任した小泉前首相に、

 バッダーの法則
  始まりがよいと、終わりは悪い。
  始まりが悪いと、終わりはなお悪い。

まあ、始まりが良いと思ったか悪いと思ったかは、人それぞれのようですが…。

似て非なるもので、

 期待の非相互作用の法則
  ネガティブな期待からは、ネガティブな結果が生じる。
  ポジティブな期待からは、ネガティブな結果が生じる。

 パロウッチの原理
  出だしが悪いと、問題は指数関数的に増加する。

ブッシュ大統領に捧げる法則は多数ありますのでコメントせずに順不同で。

 マーフィー氏のお恵み
  「悪い」の敵は「最悪」である。

 マーフィーの熱力学の法則
  事態は、圧力(プレッシャー)をかけると悪化する。

 バクスターの法則
  前提条件の間違いは、結論に現れる。

 嘘の法則
  明らかな嘘を信じる人は、いつの時代にもいる。

 ルーディンの法則
  危機に臨むと、人は最悪の選択をする。

 バルックの法則
  ハンマーを持つ人は、すべてが釘に見える。

 ブレアの法則
  最高の計画は、ネズミが立てても人間が立てても、ほとんど同じである。

 ザイマージの発展的システム力学の法則
  一度ミミズの缶を開けてしまったら、それを入れるには、
  もっと大きな缶を使うしかない。

 ザイマージに対するカイザーのコメント
  ミミズの缶を開けるのは、釣りに行く時だけにしろ。

 ※ミミズの缶(a can of worms):1)ミミズのいっぱい入った缶、
  2)いったん手をつけたら、ちょっとやそっとで片づけられない
  ようなややこしい問題。

そしてもう一度、小泉前首相に、

 言わずの法則
  何かを口にすれば、それが良いものなら消え去り、
  悪いことなら現実になる。

 アレンの法則
  たいていの場合、巻き込まれるのは抜け出すより容易だ。

 官僚主義の原理
  官僚主義に太刀打ちできるのは、官僚主義だけだ。

言葉の力の恐ろしさ、凄まじさというのをまざまざと見せつけられました。。

インフルエンザ予防接種の効果

2006年09月25日 | こども・小児科
●死亡者数の比較(65歳以上・厚労省※)

インフルエンザ予防接種を
受けていない人 死亡者数 1,000人
受けていたなら 死亡者数  180人 助かった人 820人

●死亡者数の比較(高齢者・米国CDC)

受けていない人 死亡者数 1,000人
受けていたなら 死亡者数  200人 助かった人 800人

●入院者数の比較(高齢者・米国CDC)

受けていない人 入院者数 1,000人
受けていたなら 入院者数  500人 入院するほど悪化しなかった人 500人

●発病者数の比較(65歳未満の健康な人・米国CDC)

受けていない人 発病者数 1,000人
受けていたなら 発病者数  200人 発病しなかった人 800人

※「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊)」
 1回接種での発病阻止効果は45%前後、死亡に対する予防効果は約80%

乳幼児の場合(特に1歳未満の場合)はここまでクリアカットな結果は得られていないのですが、平成7年(1995年)に定期接種から外されたのを谷間とする接種率の激減と、小児の脳炎・脳症を含む死亡者数の急増、その後の接種率の上昇に伴う死亡者数の減少が見事に逆相関を示していることから、重症化や死亡を予防する効果があると判断されています。(このグラフが手元にないのでお見せできないのが残念ですが、ネット上で入手できないか探してみます)

成人の喫煙率低下目標は男女とも0%に(健康日本21への意見)

2006年09月15日 | 禁煙・防煙
#「健康日本21中間評価」で成人の喫煙率低下目標の設定が争点となっていて、厚労省へのパブコメの期限が明日16日に迫っています。ギリギリになってしまいましたが、次のような意見をメールで送りました。その中で引用されている日本禁煙学会の意見書は、メタボリック症候群対策一辺倒の最近の厚労省の政策を転換させるための重要な内容であり、今後の禁煙対策の拠り所となる論文で、原文を書いた松崎先生の論文も近日中に医事新報に掲載される予定だとのことです。
http://www.nosmoke55.jp/action/0609kenkou21.doc

→「健康日本21中間評価報告書(案)」の公表-喫煙率低下の数値目標-とパブコメ募集

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健康日本21中間評価報告書(案)に対する意見

健康日本21中間評価報告書(案)のタバコ対策に関して、
1)成人喫煙率低下の数値目標を「男性25%、女性5%」とすべきです。

その根拠は、日本禁煙学会(http://www.nosmoke55.jp/)が本年9月1日付で提出した「健康日本21中間評価報告書(案)に対する意見」(下記に結論のみ抜粋)に詳細に述べられている通りで、その内容に全面的に賛成します。
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1. 喫煙は働き盛り日本人男性の最大の死亡原因である。
2. 日本人男性の癌死亡の3~4割は喫煙が原因である。
3. 能動喫煙も受動喫煙もメタボリック症候群のリスクを大きく増やす。
4. 現在の日本人の健康を守るための最優先課題は禁煙である。
というエビデンスに基づき以下を提言する。
1. 成人喫煙率低下の数値目標を男性25%、女性5%とすべきである。
2. 法定健診・人間ドックを受診した喫煙者に「要禁煙治療」と通知するように制度を変えるべきである。
3. 厚生労働省の生活習慣病予防標語「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」は「1に禁煙、2に運動と食事、最後にクスリ」に変更すべきである。
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また、喫煙率低下目標を達成するために、
2)タバコ税の大幅かつ継続的な増税と、それを財源とした禁煙治療の適応拡大やタバコ規制政策、タバコ農家転作対策の早急な実現
3)未成年の喫煙開始に重大な悪影響を及ぼしている屋外タバコ自動販売機の撤去
4)飲食店などの屋内施設の禁煙または完全分煙を実現するために、健康増進法第25条を改正して罰則規定を設けること
5)その他、タバコ規制枠組み条約(FCTC)の内容を適切かつ早急に実施するための、包括的な「タバコ規制法」の制定
を求めます。

また、喫煙率の低下目標は今回の3案の中で仕方なく男性25%、女性5%(半減)を選びましたが、これは本来「男性0%、女性0%」とすべきです。半減の目標は、ゼロを目指して最大限の努力をしてはじめて得られるものあり、半減を目標値とすればその半分(4分の3)しか達成されないことになりかねません。毎年十数万人もの命を奪い続けているタバコから国民の命を守るために、早急に先進諸外国なみのタバコ規制政策と喫煙率低下を実現すべきです。

なお、タバコ産業関係者から喫煙率の低下目標を設定すること自体に反対したり、数値をできるだけ高く設定させるように大量の組織票が送られているものと予想されますが、国民の健康を守るための「健康日本21」の中で、国民の健康を奪っている最大の原因であるタバコを製造販売することによって利益を得ている人たちの意見を、ただ数が多いという理由だけで採用することは不適当であり、適切な判断を下していただくようお願いいたします。葉タバコ農家の生計を守るためには、このまま喫煙率をなるべく低下させないように抵抗するのではなく、上記2)に書いたようなタバコ税大幅増税を財源とする転作対策の早急な実現をお願いします。

マックのスパムメール対策はSpamSieveでOK

2006年09月12日 | NEWS / TOPICS
これだけスパムメールが氾濫してくると、現在のE-mailそのものが崩壊しかかっていると言っても過言ではないでしょう。私もこの春にMacOSXにするまでは、メールソフト(Arena)に自分でスパム用のキーワードなどをコツコツと登録してそれなりに振り分けられていたのですが、現在のGyazMailSpamSieveの組み合わせにして、その手軽さ(何も設定しなくても勝手に学習してくれる)と精度の高さに驚いています。

ともにシェアウェアですが、SpamSieveはGyazMailだけでなくApple Mail, Entourage, Eudora, Outlook Express, PowerMailなどと組み合わせても使えるようですし、毎日使うものですから、スパムの煩わしさから解放されるのに $25 は決して高くないと思います。

“SpamSieve is just incredibly, amazingly accurate; my In box is clean, baby, clean!” ―David Pogue (New York Times)

下記が半年間の統計データですが、「精度 99.7%」ですから1000通あたり3通の見逃しまたは誤検出ということで、ほとんど気にならないレベルの正確さと言えます。さすがにこれ以上はいくら待っても数字は上がらないようですが、問題は見逃しよりも誤検出を如何に少なくするかで、見逃しを減らすために誤検出が増えてしまっては元も子もないので、これくらいで良しとしましょう。(さすがに振り分けられたスパムメールのタイトルを目視して確認してから捨てるという作業だけは人力でやらなくてはいけませんが。)

<SpamSieveの統計データ>
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選別されたメール
正常なメッセージ: 15262 通
スパムメッセージ: 22522 通 (60%)
スパムメッセージ/日: 153 通

SpamSieve の精度
誤検出: 17 通
見逃し: 86 通 (83%)
99.7% の正確さ
----------------------------------------------

しかし、半年前にはスパムメールが大体半分だったのですが、今では60%以上、1日150通を超えてしまいました。こんな糞メールに騙される馬鹿がいるとは思えないのですが、ネット上を飛び交っている莫大な糞メールを撲滅するためには、メールシステムを根本から変える必要があることは間違いないでしょう。IPアドレスだけでなく、どのPCのどのメールソフトから発信されたメールだという消せない(偽造できない)刻印を持ったメールでないとすべてのメールサーバーで拒絶されるようにすれば確実でしょう。しかも、そのPCやメールソフトは全て登録して一元的に管理されていて、誰が出したか即座に摘発できる。。

恐ろしいですね。政府高官や警察や軍関係者は泣いて喜ぶでしょう。(まあ不可能ですが)
システム破りの新技術もすぐに開発されて元の木阿弥かも。
そう言えば、しばらく前に暗号メールの技術が開発されていましたが、全く普及しないまま話題から消えてしまいました。あれはどうなったんだろう?

5年目の9.11~希望はどこに(おじゃる丸の挫折)

2006年09月11日 | 平和・人権
あれから5年、ということでメディアで特集が組まれてたりしていますが、残念ながら全く興味が持てなくなっています。日本国内だけでなく世界中で、虐待や飢餓や感染症、そして何よりも戦争で子どもたちの命が失われないような世の中を残していく義務があるとは思うのですが、無力感が募るばかりです。

しばらく前にどこかに「ポスト小泉が安倍政権になったら本気でこの国から逃げ出すことを考えないと」と書いたことがありました。その時にはまさか自民党内でまともなバランス機構が働いてそんな羽目にはならないだろうと高を括って書いたのですがが、その「まさか」に向けて雪崩落ちることになろうとは。。(自民党総裁選のニュースはできるだけ見ないようにしています)

『ウィキペディア(Wikipedia)』によると2001年(平成13年)にはこんなことがありました。
筋弛緩剤点滴事件、ブッシュ大統領就任、えひめ丸事件、芸予地震、Mac OS X発売、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)開業、小泉内閣発足、池田小児童殺傷事件、『千と千尋の神隠し』、花火大会歩道橋将棋倒し 、第19回参議院議員選挙、歌舞伎町ビル火災、東京ディズニーシー開園、アメリカ同時多発テロ事件、アフガニスタン侵攻、iPod発表、インターネット博覧会(インパク)閉幕、『ハリー・ポッターと賢者の石』、高橋尚子ベルリンで世界新、日本シリーズヤクルト優勝(×近鉄)、愛子内親王誕生、蟹江ぎん、三波春夫、トーベ・ヤンソン、ジョージ・ハリスン、加藤シヅエ、朝比奈隆死去。

すっかり忘れていたり、遠い昔のことだと思っていたり、もう5年もたったのかと感じるものもあり、人の記憶や感覚というのがいかにいい加減かわかります。
上記に追加ですが、同じ年に八戸市では市長選で初めて公開討論会を開催し、第1回南部道楽千年祭も開催されました。ともに最初から関わってきたことですが、現在は一歩離れた立場から間接的に参加させていただいています。その後、新幹線開業(2002年)とか木村知事辞職(2003年)とかいろいろありました。私自身も、手をつけておきながら中途半端で投げ出してしまったことが多々あり、周囲に迷惑をかけたりしました。

5年前に愛子ちゃんが生まれ、今年になって新親王が誕生したことも、世の中の動きとは本来関係ないのですが、なにやら象徴的のように思えなくもない。(?)

この5年間で、個人的にも社会的にも、それなりに良かったこと進歩したことがあったのも確かですが、全体としては希望が失われ、できるだけ無関心を装うようにして趣味や個人の楽しみなどに逃避しながら、息をひそめるようにして毎日を暮らすようになってきたように思えます。それでも小泉政権が終わればもう少し「国民の幸せ(GNH)」を第一に考えるような国や政府になるのではないかというかすかな希望もあったわけですが、それもはかない夢となりました。

どうしてあの人が首相になったら今よりマシになると思えるんだろう。
不思議でなりません。
5年前の小泉旋風のときにも私は総裁選の段階から終始批判し続けてきましたが、大体予想したような(あるいはそれをはるかに越える)5年間となってしまいました。
その道を変えさせる機会は何度もあったはずです。たとえばイラク戦争後の混乱と虚偽発覚、たとえば米大統領選、たとえば郵政選挙、あるいは靖国問題にせよ、年金や医療改革法案にせよ、いずれも現在の結果を選択したのは国民なわけで。
今回の自民党総裁選にしても、最有力と目される「あの人」が過半数を超える支持を集めていて、それも女性に人気なのだそうな。

安倍氏は日本版ネオコンの領袖―上野千鶴子氏インタビュー(2006/09/11 JANJAN)

やっぱり逃げ出そうかな~。しかし借金も子どもの学校も仕事もある小国民にはそんなことは不可能で、こんなところにこんな危険な文章を書き散らしたりせずに大人しく息をひそめているしかなさそうです。

ここまで書いたところで、
アニメ「おじゃる丸」原案者、マンションで飛び降り自殺
とのニュースを知りました。

「おじゃる丸」の方は2001年よりも3年古く1998年秋放映開始とのことですから、今年で8年になるところでした。
そういえば、おじゃる丸についてこのブログの前身のBBSで話題になったことがありましたが、作者自身は「まったりと」一生を過ごすことができなかったようです。
個人個人の事情については詮索するものではありませんが、自殺大国ニッポンの中で、人気アニメの原作者という一見すると成功者にみえる方が、40代の人生の曲がり角を上手く曲がることができなかったのか。考えさせられます。
合掌。

41年ぶりの「男子誕生」を祝う/過熱報道/これから/天皇誕生日

2006年09月07日 | ほのぼの
赤ちゃんの誕生は、男の子であれ女の子であれ、天上のやんごとなき家族であれ市井の貧しい家族であれ、等しくお目出度いことであり、すべての赤ちゃんの健やかな成長を祈らずにはいられません。
また、これをきっかけに第三子を産みたいという夫婦が増えることも期待しましょう。

今回の「紀子さまご出産」と皇室典範改正問題などについては過去にも触れたことがあり、余計なことを書くとあらぬ方面から危害を加えられかねない世相なので自粛しておきますが、男の子であれ女の子であれ、ただ「お目出度い」だけでなく本人にとっても周囲にとっても大変なことになると思っていたので、某国営放送を中心とした過熱報道や、保守派の巻き返しと改正案棚上げなども含めて、ほぼ予想の範囲内であらためて驚くことはありません。

まだ名前のないこの男の子にとって、救いは支えとなってくれる年の離れた姉君が二人もいることでしょうか。(遠くない将来に結婚して皇室を離れてしまうことになるでしょうが)
これまで女帝への道を用意されていた愛子ちゃんやその周囲の人たちにとっても、複雑な思いはあるかもしれません。あらぬ勘ぐりや勝手な想像は控えておきます。

女性天皇論議は、日本人が論理的にものごとを議論して決めていく良い練習問題になると思ったのですが、それも適わぬまま、某外相の言うように「40年も棚上げ」にしたらどうなるのか、考えなくてもわかりそうなものですが。
この子たちの世代に禍根を残さないように、私たちの世代でこんな騒ぎはおしまいにしたいところですが、おそらく無理でしょう。

これ以上はやめておきますが、どうでもいい話題で、天皇誕生日はどうなるか。

明治天皇睦仁  嘉永5年9月22日(1852年11月3日) =文化の日
大正天皇嘉仁  1879年(明治12年)8月31日 =祝日ではない
昭和天皇裕仁  1901年(明治34年)4月29日 =みどりの日→昭和の日(2007年~)
今上天皇明仁  1933年(昭和8年)12月23日 =天皇誕生日
皇太子徳仁親王 1960年(昭和35年)2月23日
秋篠宮文仁親王 1965年(昭和40年)11月30日
新親王     2006年(平成18年)9月6日

9月と11月は30日なのに今でも祝日が2日ずつあります。2月は元々28日しかなくて祝日も1日ある上に、それぞれ1日加わることになるわけで、子どもたちは学校が休みになるのはナンボでも歓迎するかもしれませんが、特定の月に偏るのは差し障りがある向きも多いでしょう。それこそ40年先の話で私にとってはどうでもいいのですが。。

※赤ちゃん誕生の話題なので、あまりほのぼのしていなくて申し訳ないのですがカテゴリーを「ほのぼの」に変更しました。

『風林火山』軍師・山本勘助

2006年09月06日 | ART / CULTURE
先週の学会からの帰りに、東京駅で購入した『風林火山』(井上靖)を読み終えました。来年の大河ドラマの原作だとのことで、由布姫の配役に賛否両論がわき起こるなどの話題もあるようですが、軍師山本勘助についてもこの小説を読んだ以上の知識はなく、ネットで調べて少し理解を深めているところです。

小説自体は、「坂の上の雲」のように史実の検証などが随所に挿入されときに作者自身の声も登場する司馬遼太郎の歴史物などを読み慣れたあとだとやや食い足りなさが残りますが、逆に言えば、ちゃんと小説化されていて主人公たちが動き回っているとも言えます。食い足りないと感じるのは、勘助と勝頼との関係、他の重臣・軍師との関係などを、ある程度史実を元にしながらも、もう少し書き込んで際だたせてくれればという読後感からですが、そのお陰で1冊に読みやすくまとまっているのだから文句も言えないし、言っても作者は既に亡くなっているわけで。。(そのあたりは大河の脚本家に期待したいところですが、今回の「功名が辻」のように入れ込みすぎるのも見ていて白けるばかりで…)

ちなみに、前回の中井貴一が主役を演じた「武田信玄」は、なんと1988年、今から18年も前のことだったのですね(その前年が独眼竜正宗)。その時の山本勘助は西田敏行。原作の新田次郎『武田信玄』も読んだはずですが殆ど覚えていないし引っ越しを繰り返しているうちに本も残っていません。(お正月にでも読み直してみたい)

西田俊行は花神(1977年)で山県狂介(有朋)、おんな太閤記(1981年)で豊臣秀吉、葵徳川三代(2000年)で徳川秀忠、功名が辻(2006年)で徳川家康と大河ドラマで主要な役を演じ続けていますが、頻繁に違う役で登場するからイメージが違って見る方が困ります。更に調べていくと、山河燃ゆ(1984年)で天羽忠、翔ぶが如く(1990年)で西郷隆盛、八代将軍吉宗(1995年)で徳川吉宗、武蔵MUSASHI(2003年)の内山半兵衛なども演じていますが、見ていなかったか記憶にありません。しかし、最初に大河に出演したのが新・平家物語(1972年)だということには驚かされますが、北条義時って誰だっけ?(→政子の弟でのちに第二代執権)
山本勘助の話から道がそれました。

シンポジウム「プール吸排水口の事故を繰り返さないために」

2006年09月05日 | こども・小児科
昨日紹介した日本外来小児科学会の会場で、シンポジウム「プール吸排水口の事故を繰り返さないために」のチラシと、「プール吸排水口の事故死を二度と繰り返さないために」と題した山中龍宏先生(日本外来小児科学会アドボカシー委員会委員長)が書いた冊子が配布されていました。HPにはまだ掲載されていないようなので、シンポジウムの情報についてはここに紹介させていただきます。

冊子は是非全文を読んでいただきたいと思うので、ここに抜粋して紹介することはしませんが、最後の章『すべての人が、今、それぞれの場でアドボカシーを』の中に書かれている
「気づいているのに何もしないことは、知らないことよりも非人間的であるといってもよい」
という一文は、まさに私がいつも感じていることそのもので、事故予防だけでなく例えばタバコの問題などについてもそのままあてはまることです。
(というか、そのような考え方を山中先生をはじめとする方々から学んだわけなのですが)

関連サイト
・事故サーベイランスプロジェクトブログ
・子どもの事故予防情報センター SAFETY SITE

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日本外来小児科学会 第3回アドボカシー委員会主催シンポジウム

テーマ「プール吸排水口の事故を繰り返さないために」
    ~子どもの事故による傷害を予防する~

 2006年7月31日、プールの吸水口に吸い込まれて亡くなる事故が、また、発生しました。2004年の7月末にも同じ事故がありました。今までに60人の子がプールの吸排水口にはさまれて亡くなっています。なぜ、同じ事故が繰り返されるのでしょうか?
 同じ事故を二度と繰り返さないために緊急のシンポジウムを企画しました。プールに関わる関係者、またご遺族に発言していただき、具体的な解決策を見出したいと思います。
皆さま、ぜひこのシンポジウムにご参加し、いろいろと発言ください。
            日本外来小児科学会 アドボカシー委員会

1.今までに取り組んできたこと
   発表予定者
    小児科医 :内海裕美、原 朋邦
    学校関係者:全国学災連 鈴木加津美
    行政関係者:未定
    ご 遺 族:林田和行
    施設関係者:日本体育施設協会 柊 巌
    工学関係者:産業技術総合研究所 西田佳史
    法律関係者:桐蔭横浜大学 郷原信郎
2.パネルディスカッション
   座長:山中龍宏、三浦義孝
   パネリスト:発表者全員
3.まとめ

日 時 2006年10月15日(日) 13:30~16:30
場 所 六本木ヒルズ・アカデミーヒルズ49階オーディトリアム
参加費 無料
共 催 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター子どもの事故予防工学カウンシル(CIPEC)

日本外来小児科学会(横浜)に参加

2006年09月04日 | こども・小児科
土日は休診をいただいて、横浜で開催された日本外来小児科学会に参加してきました。詳しくは報告できませんが、とりあえず自分が参加したり聴くことができた講演などをメモとして残しておきます。熱気がさめる前にリンク先のHPで理解を深めておきたいところです。。

来年は熊本で開催とのこと。私が初めて参加したのも11年前の熊本でしたが、次回はどうするか、思案のしどころ。。

日本外来小児科学会第16回年次集会(横浜)2006年9月2日(土)~3日(日)

会長講演
小児科医の可能性と小児医療の明るい未来について-小児科医は小児医療をどこまで飛翔させることができるのか- 横田俊平(横浜市立大学医学部小児科)
特別講演
1 生きる力のみなもとへ 子どもの虐待に向かい合うとき 森田ゆり(エンパワメントセンター
3 小児外科医の診察室から -こどもたちとともに- 青山興司(岡山医療センター)
4 歴史上の人物における高機能自閉症・アスペルガー症候群 内山登紀夫(よこはま発達クリニック

教育セミナー
2 抗インフルエンザ薬の使い方のコツ 森 雅亮(横浜市立大学小児科学)
4 明日から役立つ夜尿症治療の実際 帆足英一(ほあし子どものこころクリニック

Meet the Expert (MTE)
6 元気な子どもは遊んで食べてしっかり眠る 神山潤(東北北社会保険病院) 子どもの早起きをすすめる会
7 こどものための卒煙外来 加治正行(静岡県立こども病院)
8 小児医療と食生活 -子どもの食を守るために- 幕内秀夫(フーズ&ヘルス研究所

ワークショップ
2 禁煙支援はたのしく 野田隆 タバコ問題検討会

ジョグ&ウォーク in 横浜 9月3日(日) 7:00~ (^^;

日本外来小児科学会

日本外来小児科学会 第3回アドボカシー委員会主催シンポジウム
テーマ「プール吸排水口の事故を繰り返さないために」~子どもの事故による傷害を予防する~
2006年10月15日(日) 13:30~16:30
六本木ヒルズ・アカデミーヒルズ49階オーディトリアム

第17回日本外来小児科学年次集会(熊本)2007年8月25日(土)・26日(日)

第5回 1995年8月19日(土)~20日(日) 熊本市 ○
第6回 1996年8月24日(土)~25日(日) 姫路市 ○
第7回 1997年8月30日(土)~31日(日) 東京都 ○
第8回 1998年8月29日(土)~30日(日) 福岡市 ○
第9回 1999年8月21日(土)~22日(日) 豊中市 ×
第10回 2000年8月26日(土)~27日(日) 大宮市 ○
第11回 2001年9月8日(土)~9日(日) 宇部市 ○
第12回 2002年8月31日(土)~9月1日(日) 名古屋市 ○
第13回 2003年8月30日(土)~31日(日) 仙台市 ○
第14回 2004年8月21日(土)~22日(日) 大分市 ×
第15回 2005年8月20日(土)~21日(日) 大阪市 ○
第16回 2006年9月2日(土)~3日(日) 横浜市 ○
(入会後12回中10回出席)

9月2日(土)は臨時休診です

2006年09月01日 | こども・小児科
昨日掲載した院内報9月号追補にも書いたように、9月2日(土)は学会出席のため臨時休診になります。横浜で開催される日本外来小児科学会に出席して、勉強とリフレッシュをして来週からの診療に役立ていたと思いますので、ご了承下さい。急に具合が悪くなった場合は、根城の休日夜間急病診療所をご利用下さい。よろしくお願いします。