踊る小児科医のblog

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3/25~3/31:大失敗、一度も走れず15kmも不足/週54km(RUN 0km)

2007年03月31日 | SPORTS
25日(日)休み 急病診療所当番。夜、筋トレ少し。
26日(月)エアロバイク600kcal(9km相当) 負荷20で50分
27日(火)休み 会議だが雨のため往復も走れず。筋トレ少し。
28日(水)エアロバイク910kcal(13.5km相当) 雨は夕方止んだが風が強く断念。負荷19で80分、サッカーシリア戦を観ながら。
29日(木)エアロバイク720kcal(10.5km相当) 朝方の雪は雨にかわり、午後は止んだが走れず。負荷20で60分。楽天田中初先発KO。今週は1回も走れていない。
30日(金)エアロバイク720kcal(10.5km相当) 今日も雨。昨日と同じメニュー。
31日(土)エアロバイク720kcal(10.5km相当) 夕方、雨は止んだが風が強く断念。3月は結局10回しか走れなかった。12月から通算33回走って目標達成。春は一応来ている。 /週54km(RUN 0km)/月間254.5km(RUN 85.5km)

八戸のインフルエンザ流行状況

2007年03月30日 | こども・小児科
八戸の流行はおそらく先週末から今週にかけてがピークだろうと思います。
例年、流行の立ち上がりからピークまで4週間、ほぼ終息するまで4週間というのが相場で、いまがその4-5週目にあたります。

今週も数としては先週を上回るペースになっていますが、ちょうどタイミングよく学校が春休みになり、全ての学校で2週間にわたる学校閉鎖(新型インフルエンザ以上の対策)を実施したことになりますから、流行阻止の効果はあるはずです。
(逆に言うと、よくあるような2-3日程度の学級・学校閉鎖は「何か対策をした」という「気持ち」だけで、実際には効果がないことは調査でも確かめられています。)

タイプはA型とB型がほぼ同数の混合流行、今週はややB型が多めで、嘔吐や下痢などの腹部症状を伴うことが多いようです。
一般に、B型の方が軽く経過することが多いとされています。
同時に、年少児では、嘔吐・下痢・発熱が主症状のロタウイルス性胃腸炎が流行しているので、見分けがつきにくい場合があります。

治療は漢方薬の「麻黄湯」を中心に、一部の症状の重い子には相談の上タミフルも使っていますが、麻黄湯でほとんどの子が良好に経過しています。

タミフルに関する報道や厚労省の混乱は、ややもすると「非科学」の域に近づきつつあるのではないかと危惧しております。
因果関係は不明であれ薬剤の警告情報を出して一時年長児への使用を止めることは、飛び降りのケースが続いていた状況では受け入れられる判断ではありますが、

タミフルを服用せずに譫妄状態になり翌日からタミフルの服用を開始して以後良好に経過したケースを私も今年経験しました。
タミフルを服用していないのに飛び降りたというケースも、報道された1例以外に全国の小児科医が数例経験していることもわかってきました。
今日も同じようにタミフルを飲んでいないのに飛び降りた事故があったようです。
決してバンダナを巻いた浜氏が断言するような「タミフルを飲んだ場合だけにみられる特異的な副作用」ではないようです。

逆に、タミフルを服用して異常行動が出た例でインフルエンザではなかったという報道された一例。
インフルエンザとは関係ないけれども、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)でも激しく暴れるなどの異常行動がみられたケースも。(もちろんタミフルとも無関係)

「年少児にもタミフルの副作用多発」なる記事には、熱性けいれんを含むけいれん(その中には脳炎・脳症も含まれている可能性あり)や幻覚など流行時には全国の小児科医誰もが経験するインフルエンザの「症状」や「合併症」まで含まれていて、こんなの全国から集めれば、毎年何千何万人というインフルエンザ患者がタミフルの「副作用」だということになってしまいます。
横浜市大横田教授の件についても言及したいところですが、できれば稿を改めて。

現実の臨床は、9歳はタミフルOKで10歳はダメとか、けいれんが起きたら薬の副作用だとか脳症だとか、そんな簡単に白黒2つに分けられるようなものではありません。
別にタミフルを擁護しようとしているのではなく、必要な調査や措置についてはとるべきだとは思いますが、そこから先の「薬害タミフル脳症」などという言葉を一人歩きさせようとしている動きと、それをあおり立てているかのごときマスコミには、危惧の念を抱いております。

あくまで冷静に、事実と客観的に確かめられた情報をもとに、必要な判断をする。
それだけを望みます。

タミフルについての日本小児科学会の見解

2007年03月28日 | こども・小児科
タミフルについては院内報の前号に書きましたが、状況が変化した現時点でも基本的な考え方は同じですので今でもそのままで配布しています。更に様々な点について後日触れたいとは思いますが、その前に日本小児科学会の見解が発表されたので紹介しておきます。
(全文引用の許可は得てませんが、会員が会の見解を多くの方に広めるために転載することは差し支えないはずなので、そのまま掲載します。--というのは、私も含めてリンクだけ載せたのではリンク先まで開いて読む人はごく少数だというのを知っているので。)

日本小児科学会におけるタミフルに係わる事項についての見解
        平成19年3月25日 社団法人日本小児科学会

 日本小児科学会はインフルエンザにおけるタミフルの使用に関して平成17年11月30日に予防接種・感染対策委員会にて討議した結果の見解を表明している。
 その後厚生労働科学研究によって「インフルエンザに伴なう随伴症状の発現状況に関する調査研究班(主任研究者・横田俊平教授)」が構成されたことにより、さらなる見解についてはそれらの研究成果を待っているところである。また厚生労働省に対しては同見解で「我が国において十分な市販後調査が継続され、その結果が国内においても適切に公表されることを望むものである。」と述べている。

 最近のインフルエンザ及びタミフルに関連した可能性があるとされる転落死を伴う異常行動の事例報告から、厚生労働省は医療関係者への注意喚起(平成19年2月28日)に続いて同年3月20日10歳代のインフルエンザ患者に対するタミフルの使用を差し控えるよう緊急安全情報を発出した。

 日本小児科学会はこれまで「一般診療におけるタミフルの使用については、従来通り投与の適応や症状の経過観察等への注意が必要であるが、現時点ではその使用に対して改めて注意勧告などを行う状況ではないと考える。」としてきたが、事実関係は明らかになってはいないものの慎重を期して一時的に使用を控えるとの厚生労働省の判断を受け入れ、「現在流行中のインフルエンザの10歳代患者に対するタミフルの使用は、ハイリスク群などへの治療を除き原則として当面差し控える。」としたい。
 ただし、インフルエンザとタミフルの使用、そして異常行動との因果関係については、さらなる科学的な調査研究が必要であり、率先して解明を行う環境を早急に整え、調査研究を強く進めることを国に求めるものである。
 日本小児科学会は本事例の科学的な解明に積極的に協力することを改めて表明する。

 インフルエンザにともなって異常行動がでることについてはこれまでも指摘されており、タミフル使用制限によっても異常言動が全くなくなるわけではないと言える。したがってタミフルなどの服用の有無にかかわらず、特に小児や未成年のインフルエンザについては、症状が出てから二日間程度は、言動、行動等に注意し、その経過をよく見るよう患者本人あるいは保護者に説明すべきである。

以上

(参考文献省略)

3/18~3/24:彼岸過ぎてうみねこ準備へ/週52km(RUN 29km)

2007年03月24日 | SPORTS
18日(日)エアロバイク720kcal(10.5km相当) 彼岸の入りも、冷たい風が強く走るのは断念。風邪気味もある。相撲を観ながらエアロバイク負荷20で60分、ちょっときつかった。栃東、琴欧州に倒される。湘南マラソン。
19日(月)休み 風邪気味にて休養。筋トレ少し。
20日(火)RUN 4+4=8km 会議の往復をゆっくりジョグ。
21日(水)エアロバイク840kcal(12.5km相当) お彼岸。風が強くまたしてもエアロバイク、負荷20×70分でバテる。
22日(木)なし 雨のため会議も車で往復。筋トレ少しだけ。
23日(金)RUN 9km やっと走れた。朝方雪がちらついたが天気も回復し、春らしくなってきた。
24日(土)RUN 12km 暖かい南風の中、調子は良くなかったが7周を結果的にはこれまでのベストに近いタイムで走れた。 /週52km(RUN 29km)

青森県議選で合同・個人演説会開催

2007年03月22日 | 政治・行政
4選挙区で演説会開催へ/県議選(2007年3月20日東奥日報)
▽三沢市区 四月三日 三沢市公会堂
▽上北郡区 四月四日 横浜町ふれあいセンター
▽弘前市区 四月四日 弘前文化センター
▽八戸市区 四月五日 八戸市公会堂

情報は上記の報道で全てですが、正式には記事本文にあるように公開討論会ではなく合同・個人演説会です。告示後に開催される、各候補者が共同で主催し、市民団体は運営のサポートをする形式になります。県議・市議選ではローカルマニフェストの配布は認められていません(首長選のみ)。

実は4年前の統一地方選でも県議選の合同・個人演説会は開催されました。その時はじめて県議(候補者)が生で話す姿を目にしました。

県議会とか市議会とか、誰が何やってるんだか、そもそも不要なんじゃないかという意見もあると思います(というかこれは私の意見です)が、それでも現制度をすぐに変えることが不可能な以上、その中で候補者、有権者、投票行動、そして当選後の政策実現を私たち市民が主体となって変えていき、監視していくことは絶対に必要です。

そのために、こういった公開討論会や合同個人演説会を継続的に開催し、候補者や有権者がその場に参加し、実際に自分の目で見聞きして判断し投票していくということの積み重ねが非常に重要になります。

百聞は一見に如かず。騙されたと思って参加して損はありません。(現状を知るという意味においては)
おそらく、県知事選、参院選でも開催されると思います。(市議選は無理でしょうね)

公開討論あおもりフォーラム
まだ詳細は掲載されていません。

不都合なタバコの真実~がんの嘘(週刊東洋経済)

2007年03月19日 | 禁煙・防煙
「週刊東洋経済」の最新号を、財界・企業管理者・自治体幹部・官僚・政治家など、普段タバコ問題について十分理解する機会のなかった方(喫煙者・非喫煙者を問わず)に是非お読みいただきたいと思います。

タバコ問題の真実とは、「タバコに害があるから悪い」のではなく、
害があって国民が死ぬとわかっている商品を、イメージ広告で騙し、データをねじ曲げて解釈・流布し、政治・行政・メディアに介入して表から裏から妨害工作を続けて販売を維持しようとしているJTという企業と、
その株の50%を保有してわずかばかりの税収のために国民の犠牲を放置し続けている、実質的な経営者たる国(財務省)のとっている犯罪的な「タバコ不規制政策」にあります。
この構図は、水俣病、アスベスト、薬害エイズ、核燃問題と相似形で、犠牲者の数は桁違いに多いのです(毎年十万人以上)。

健康問題とは普段あまり関わりの少ない経済誌ですが、経済的・社会的な面も含めてタバコ問題の暗部にまで相当深く切り込んでいるようです。(未読)

追記ですが、国を挙げて膨大な予算をかけているメタボリックシンドローム対策は、目に見える効果をあげることは難しいでしょう。無意味とまでは言いませんが、費用対効果はかなり小さなものになると予測されます。
一方、国が「放置」に近い状態で投げ出しているタバコ対策は、少ない予算で最大限の効果が期待でき、税収をはるかに凌駕する医療費や死亡による損失利益を減らすことになります。

週刊東洋経済 2007年3月24日号(2007年3月19日発売)/定価570円
→中吊り広告

COVER STORY 不都合なたばこの真実 がんの嘘

不都合なたばこの真実
がんの嘘
ガン死亡のリスクは、40歳代以降に指数関数的に急増する
日本人のガン死亡者数が多い部位は…
日本人の3人に1人はガンで死ぬ
米国を抜いた日本のガン死亡率 etc.

図解
日本の部位別ガン死亡者数と要因

INTERVIEW
検診とたばこ対策でガン死亡は半減する
国立がんセンター総長/垣添忠生

図解
日本人が知らない世界の常識
たばこの不都合な真実
1.健康被害 2.着々と進むたばこ規制 3.ニコチンの依存性

COLUMN
たばこはアルツハイマー病を予防する?
喫煙をめぐる「ニセ情報」の氾濫

COLUMN
たばこ会社の世論への影響
JTと「反WHO運動家」との関係

日本はなぜ、たばこ対策が遅れたのか?
JTと医学者の“蜜月”関係

COLUMN
たばこ対策の迷走は昔から変わらず

INTERVIEW
カネの出所がどこであっても、研究内容で判断するべきだ
JT常務執行役員/佐藤誠記

日本のたばこビジネスは財務省が支配する
健康よりも税収を優先! 進まぬ日本のたばこ規制

日本が直面する未来
たばこ会社も関与? 世界で広がるヤミたばこ市場

COLUMN
次の一手は煙の出ないたばこ?

中進国でのマーケティングにも“協力”
F1とたばことの密接すぎた関係

3/11~3/17:八甲田おろしの西風で週2回のみ

2007年03月18日 | SPORTS
11日(日)エアロバイク970kcal(14.5km相当) 予報通り風が強くうみねこ試走は断念。昼から名古屋女子M、弘山との最後の競り合いを制した橋本が初優勝。エアロバイク負荷17~18(最後5分だけ20)で90分。
12日(月)エアロバイク575kcal(8.5km相当) 今日も強風が吹き荒れる。エアロバイク負荷19~20で50分。
13日(火)エアロバイク580kcal(8.5km相当) まだ風が強く、伊東家の食卓最終回を観ながらエアロバイク50分。飽きた。
14日(水)エアロバイク840kcal(12.5km相当) まだまだ風が強い。エアロバイクは飽き飽きだがちょっと気合いを入れて負荷20で70分に挑戦。相撲を観ながら、ギリギリではあるが余裕はまだ残っていた。しかしこれが出来てしまうと次が心配(普段も上げざるを得ない)。
15日(木)RUN 9km 6日ぶりに走れた。風も心配した程ではなく気温もちょうど良い感じで、予定に1周プラスして5周。全体に脚の疲れはあるが悪くない。
16日(金)RUN 9km 明日からまた天気が下り坂のようなので、連日だが今日も5周。まずまずだが最後は脚の筋肉が張ってきた。
17日(土)エアロバイク910kcal(13.5km相当) やはり再び風が強くなり、カーリングを観ながらエアロバイク負荷19で80分。 /週75.5km(RUN 18km)

小児科医過労死認定で勝訴:国に判決確定の葉書を

2007年03月16日 | こども・小児科
報道で伝えられているように、過労による自殺で亡くなった小児科医師中原利郎さんの過労死認定訴訟は、地裁で勝訴の判決が出ています。
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 東京都中野区の立正佼成会付属佼成病院に勤務していた小児科医の中原利郎さん=当時(44)=が1999年に自殺したのは過労が原因として、妻のり子さんが労災と認めなかった新宿労働基準監督署の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、自殺を労災と認め処分を取り消した。
 原告側代理人によると、医師の自殺を労災と認めた判決は全国で2例目で、小児科医では初めて。
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この裁判は全国の小児科医をはじめとする医療関係者が支援していて、昨年の夏に弘前で開催された青森県保険医協会主催の医師不足を考えるシンポジウムで、 本田宏先生と共にお話してもらいました(私は出席できませんでしたが)。また、横浜で開催された日本外来小児科学会でも支援する会のコーナーが設けられ、奥様と娘さん(六ヶ所村で小児科の研修中)も出席し、私もその時に署名をさせてもらいました。最終的に13686筆の署名が裁判所に提出されたようです。

☆国が控訴しないで判決を確定させるよう葉書要請行動を行っています☆

小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会のトップページにあるPDFまたはWORDの要請文をプリントして、厚労大臣や労働局・労基署宛に判決確定の要請葉書を送る運動が始まっています。急を要しますので、協力していただける方はよろしくお願いします。

同時多発重大事件、危機感はあるか

2007年03月16日 | NEWS / TOPICS
◎群馬・太田市長宅にトラック2台突っ込む

2.26事件を思い起こさせます。加藤紘一氏の自宅が放火されたときにも小泉首相の反応は非常に鈍かった(夏休みで呆けていた?)。
清水・太田市長は2002年の「地方主権全国フォーラム in 八戸 II」(このHPは私がつくりました)で八戸に来ていただいて話を聞いたとき以来、メルマガやブログなどを通じていつも情報を受け取り続けてきました。(はっきり言ってわけのわからない八戸市長よりもよほど身近な政治家です)

◎北陸電力が志賀原発の臨界事故隠す、制御棒外れ15分

定期点検で原子炉を止めていたにも関わらず制御棒が入らないで制御不能になり臨界が15分も続いた、しかもフタが外れた状態で!!
これがどんなに怖ろしい事態だったのかは、当事者が必死で隠そうとしたことからもわかるはず。。
報道の扱いが小さすぎる。国民の感受性が鈍っている。。

◎誤って溶液追加注入/再処理工場(2007年3月12日)

元のMOX燃料?が残っている状態でそこにプルトニウム溶液を追加注入する、、これがどういう事態なのか(いま究明中ですが)、報道に伝えられているような「外部への影響なし」といった脳天気なミスではなく、レベル2に相当する事故ではないかということで現在追究中です。少なくとも再処理工場の安全管理体制の根幹に関わる事故であることは間違いありません。

◎県内3水力発電所でデータ改ざん

この一連の「電力会社はウソツキ企業」という流れで冒頭の何年も前の臨界事故が明らかになったわけです。電力会社には、もちろん再処理工場を稼働させている日本原燃も含まれると考えるのが普通ですね。現に上記の再処理工場のミスについても、必要な情報を公開せず、こちらからの問い合わせにやっと渋々答えているような状況ですから。

◎東京都知事選、石原氏と浅野氏がマニフェスト発表

「ウソツキ社会」で一連のニュースを伝えているのは、いま浅野氏の「許される嘘、許されない嘘」を読んでいるところだったからです。この本では、NHKのこどもニュースの取材に答える浅野知事が、こども記者に答える一連の経緯が印象的です。県庁の記者に対して、子どもの記者に負けているよと。(この件については書き直します)
浅野史郎夢らいん
石原慎太郎公式サイト
…石原氏のはただの“公約”では?(ちゃんとしたのが掲載されていない?)
先ほどまで報道ステーションやニュース23の討論を見てましたがわかりにくく、本日開催された公開討論会の映像(または音声)が公開されることを望みたい。
あくまで他自治体の首長選ではありますが(本番は青森県知事選)、この国の根幹に関わるターニングポイントと考えています。

◎タミフル問題で横浜市大横田教授への異常な朝日バッシング

朝日新聞や報道ステーションを見ていないのでわかりませんが、かなり断定的な先入主に基づいた異常な報道がなされているらしい。横田教授は、日本の小児医療や予防接種行政の現状を憂い、子どもたちと小児科医のために常に前面に立って提言し行動してきた、清廉潔白な信頼すべき小児科医です。この点は直接接したことのない私にも間違いのないこととしてお伝えできます。厚労省の調査はパブリックなもので、情報に手を加える余地はありません。これ以上のことについては、項を改めてお伝えしたいと思います。

MRワクチン就学前接種忘れずに:東奥日報は社説で取り上げてくれた

2007年03月14日 | こども・小児科
スゴイ。。東奥日報では先日大きく記事にしてくれただけでなく、今日の社説にも取り上げて、県内の子どもたちの接種率向上に協力してくれている。(ありがとう!)
就学前予防接種忘れずに/麻しん・風しん(2007年3月14日東奥日報社説)
ただし、、、、
八戸では某D紙の購読が圧倒的で、東奥日報は少ない。。
その某D紙では、ちゃんと両社に情報提供したにも関わらず(…東奥日報で先に記事が出たにも関わらず)、何も載せようとはしないし、情報提供についての返事もない。。

それに、

>各市町村は「予防接種を知らないままの住民がいては大変」と、
>昨秋以降、新制度の広報に力を入れている。青森市などは
>対象児宅への個別通知も行い、接種率は徐々に上昇している。

と書かれているけど、八戸市は個別通知する気は全然ない。。
私の所属する団体から市に働きかけてくれるようにお願いしたのですが、これまた反応なし。
八戸市の担当者も、某D紙担当者も、このブログは読んでない。
(10年に渡って情報発信し続けているのにどうして?)

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(以下検閲により削除)

勤務医アンケート/産科医療フォーラム

2007年03月13日 | こども・小児科
東奥日報に掲載された「県内13病院で勤務医アンケート(2007年3月11日)」は、
金木病院(ブログ)アンケート に掲載されています。

また、下記のような青森県内の産科医療について考えるフォーラムが開催されたようです。
以前むつ病院と下北地区の集約化についてのTV番組の中で「集約化を進めてもかえって勤務医の勤務条件は過酷になった」という否定的な切り口があり疑問を感じましたが、それは集約化が悪いのではなく、それ以上に地域医療の崩壊が進んでいるので中途半端な集約化ではとても追いつかない状態にあるからだと言えるでしょう。

青森で産科医フォーラム 集約に理解求める(2007/03/13)
>弘前大医学部産婦人科学講座の水沼英樹教授
>「どこかが犠牲にならないと集約化はできない」
>「集約化を進めようとしても、それ以上に県内から産婦人科医が抜けていく。
>集約先の勤務医が安心して働けるよう、医師の待遇改善などが課題だ」
>「一部で“大手術”と言われているが、
>いつ止まるか分からない人工呼吸器を付けた状況だ」

やっぱり女子に期待、世界陸上マラソン代表

2007年03月12日 | SPORTS
毎度話題を提供してくれるマラソンの代表選考。
昨日の名古屋女子マラソンで選考レースが終わり、代表が決まりました。
マラソン世界選手権代表、奥谷・原ら男女10人決定
男子
奥谷亘(SUBARU)、諏訪利成(日清食品)、大崎悟史(NTT西日本)、尾方剛(中国電力)、久保田満(旭化成)
女子
原裕美子(京セラ)、土佐礼子(三井住友海上)、小崎まり(ノーリツ)、橋本康子(セガサミー)、嶋原清子(資生堂)

今回は内定が男女とも1人ずつしか決まらず混迷も予想されましたが、男女とも最後の一枠以外は成績と実績から納得ですね。
男子の久保田って誰だっけ?とボケてしまいましたが、先週のびわ湖毎日の暑さの中で総崩れの日本人選手を最後に追い上げて日本人一位になった旭化成の選手ですね。
覚えてないよ~。
東京2位の佐藤か、別大優勝の藤田のどちらかだと思ってました。
女子の最後の一枠は、出れば入賞が期待できる弘山に最後の花道を飾らせてあげたかった気もしますが、仕方ないか…。
嶋原も安定しているし、北海道優勝の吉田には次に期待したいですね。(補欠の加納と合わせて4人全員資生堂!)
で、本番では、やっぱり原裕美子しかないでしょう。メダル最有力。

3/4~3/10:帰ってきた冬将軍/週57.5km(RUN 33km)

2007年03月11日 | SPORTS
5日(月)エアロバイク500kcal(7.5km相当) 休養メニュー。サッカーバルセロナ×セビリア戦。坐骨神経痛、ちょっと疼くので要注意。
6日(火)エアロバイク570kcal(8.5km相当) つまらない「世界の仰天ビデオ」番組をみながら
7日(水)RUN 10.5km 気温が上がらず風も強い。朝方に降った雪はあがり、昼から青空も顔を出したので走ってみたが、やはり風の中だとつらいし疲れる。予定を1周切り上げて6周で終了。高校の合格発表。
8日(木)エアロバイク570kcal(8.5km相当) 前日大して走れなかったのに疲労あり。ニュース、中京女子大野球部の番組などをみながら50分。
9日(金)RUN 7.5km いつものコースを4周。まだ寒いが風がなく走りやすい。
10日(土)休み 急病診療所当番。 /週57.5km(RUN 33km)

EM菌とニセ科学の間

2007年03月10日 | 環境・エネルギー
まだこんなことやってたんだ…。
小川原湖にEM菌投入せず(2007年3月10日)

この会議では、八戸高専の先生もきっとご苦労を重ねたんでしょうね。。
EM菌については以前WEBサイトをあちこちめくって調べようとしたことがありましたが、途中で馬鹿らしくなってきて思考停止。

EM菌という名称自体、イケてる証拠かも。
「有用微生物群(Effective Micro-organisms)の頭文字をとってEMと名づけられた」ということは、EM菌が有用だという文章を直訳すると「有用な細菌は有用だ」という閉じた世界に入りこんでしまうわけで。。

EM菌についての考察は、下記に一部引用した菊池聡氏のレジュメが簡潔明瞭で参考になるのですが、問題はEM菌がニセ科学やその周辺の全ての例に漏れず「商売・金もうけ」の手段になっていることと、それに連なって自治体の“環境行政”や学校の“環境教育”に入り込み、公金が使われたり、子どもたちの科学的思考を伸ばすのではなく思考停止につながる教育が行われていること。

小川原湖の水質浄化が「待ったなし」の状態なら、こんなことに時間と金をかけていないで、緊急にやるべきことは他にあるでしょう。
練習問題として、面白い課題かもしれませんが、ちょっと突っ込めてません。

怪奇大作戦、38年の時を隔てて甦る

2007年03月09日 | ART / CULTURE
「怪奇大作戦」、、確かに見た記憶はあるのですが、ほとんど覚えてません。
ウルトラQ、ウルトラマン、セブンは何度か再放送されたけど、これは再放送もされてないし(全25話は既にDVD化されているようです)。
昨日予告編を見ましたが、NHKで現代版としてリメイクされるのだという。。

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ハイビジョンミステリードラマシリーズ「怪奇大作戦 セカンドファイル」放送決定!(2007-02-01 円谷ニュース)
「怪奇大作戦」が、38年の時を隔てて遂に甦る!
「怪奇大作戦」の基本設定は引き継ぎ、その上で現代的にアレンジした「怪奇大作戦 セカンドファイル」を、NHKと円谷プロダクションで制作します。
全3話 (各45分・1話完結)
【放送予定】2007年4月2日・9日・16日(月) 
NHK BShi 22:00~22:45
#ファイル1「ゼウスの銃爪(ひきがね)」演出:清水崇
#ファイル2「昭和幻燈小路(げんとうこうじ)」演出:北浦嗣巳
#ファイル3「人喰い樹(じゅ)」演出:中田秀夫
【出演】
西島秀俊 田中直樹(ココリコ) 青山草太 美波
岸部一徳 寺田 農 ほかの皆さん
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「怪奇大作戦 セカンドファイル」(NHK報道発表資料pdf)
怪奇大作戦(セカンドファイル) 新作予告(YouTube)

4/30~5/3には新旧17作をBS2で一挙放送、とのことですが詳細は未掲載。

「生物彗星WoO」が面白かったけど下らなかった、というかコケてしまったので、若干心配ではありますが。。

<オマケ>
男はつらいよ あゝ失恋48連発
3/9 BS2 午後9時~「シネマの扉」寅さんアンコール(後半24作品)結果発表
3/12~3/16 BS2 午後9時~ 第5位~第1位の作品