踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

【ほのぼの】おにぎりアートのあかりちゃん

2005年10月31日 | ほのぼの


殺伐としたニュース、真面目に考えると暗くならざるを得ないニュースなどばかりで心が荒みかけています。私も、ここをご覧のあなたもおそらく。カテゴリーに【ほのぼの】を追加してみました。NEWS / TOPICS の一部なのですが、できるだけ【ほのぼの】に入れられる出来事を身近なところから紹介できればと思います。

収穫祭でおにぎりアート/十和田

この「ゆめあかり」の可愛い女の子は「あかりちゃん」というんですね。(そのままですが)
わが家にもあったかと思うので、今度みなおしてみます。

ちなみに、青森米のお米大使のキャラクター(やなせたかし作)はこちら。



画像はいずれも外部サイトへのリンクです。

教育委員会・東奥日報へJTディライトフォーラム共催・後援中止要請

2005年10月28日 | 禁煙・防煙
                    2005年10月27日
青森県教育委員会
教育委員長 殿
                    青森県タバコ問題懇談会

JTディライトフォーラムの後援中止をお願いします

前略 私たちはタバコの害から県民を守ることを目的として活動している青森県タバコ問題懇談会です。1998年10月結成以来、会員は58名に達しております。会員は代表世話人である山崎照光、久芳康朗、鳴海晃をはじめ、医療・教育・報道関係者など多種多様で、会員の多くは長年禁煙推進活動に携わってきています。すべての県民の命と健康を守るため、喫煙問題の解決に向けて研究、調査、講演、啓発など視野を広く持ちながら活動しています。詳しくは、本会のホームページ http://aaa.umin.jp/ をご覧いただければ、幸いです。 
 
 世界中では毎日6秒間に1人が喫煙の害で亡くなっています。世界保健機関(WHO)でもタバコに関しては「単一にして最大のガンの原因」、または「今世紀最大の疫病」としており、喫煙を今世紀最大の公衆衛生上の脅威と捉え、タバコの撲滅を最大の目標に掲げています。そこで、世界中でタバコをなくしていくための包括的な国際健康条約である「タバコ規制枠組み条約(FCTC)」が今年2月に発効しました。日本は既に批准国となっています。条約ではタバコのパッケージの明確な危険表示や表示の拡大、受動喫煙を避けるための公共の場の禁煙化、タバコ広告や自動販売機の規制などを求めていますが、日本では喫煙により11万人、受動喫煙により2~3万人が毎年死亡していると概算されています。非喫煙者が受ける受動喫煙も、ガンや心臓病また喘息などの呼吸器病、更には胎児や乳幼児の健康被害など、多くの慢性または致死的な病気を起こす危険があることはいまや世界の常識となっています。

 このタバコ規制枠組み条約の中にも、受動喫煙対策及び、未成年者にタバコを吸わせないための対策が掲げられています。子ども達の将来にタバコによって悲劇が起きないよう、私たち大人が、全力で取り組まねばなりません。

 学校の敷地内禁煙、喫煙予防教育など、教育委員会で取り組んで下さっているさまざまなタバコ対策への御尽力には心から感謝いたします。しかし、他方で、日本各地の教育委員会が、子ども達によかれと思って、タバコ対策も観点から大きな過ちを犯しておられることに関して指摘させていただきたいと思います。

 JTなどのタバコ会社の関わっているイベントの主催後援をしないでください。

 JTなどのタバコ会社は、社会的に容認されることを意図して、世界的に、さまざまな似非文化、スポーツイベント、音楽イベントを行っています。日本では、JTいきいきフォーラム、JTバレーボール教室、JT将棋大会などがそれにあたります。タバコ会社の本音は、アメリカで、タバコ会社のモデルをやっていたデイブ・ゲーリッツさんの内部告発のコメントによって明らかです。「タバコを吸う権利なんざあ、貧乏人と黒人とばかにくれてやれ。肺がんで死ぬ喫煙者の欠員補充だ。中学生くらいをねらえ」と、タバコ会社の重役達は言っているそうです(文献:悪魔のマーケティング「タバコ産業が語った真実」日経BP社、著者 ASH-Action on Smoking and Health, 2005年)。事実、タバコを売るために展開している低価格販売、さまざまな景品や懸賞キャンペーン、自販機によるタバコ販売は、子どもたちにタバコを売るための戦略であることが世界的に問題視されています。そんな本音をもつ企業がなぜ、このような似非文化活動や、スポーツ、音楽イベントを行うのかというと、「社会的によいことをしている」というイメージを植えつけ、タバコ会社の社会的認知度を高めるため、さらに、タバコ会社がターゲットにしている子ども達に、タバコ会社の良いイメージを植え付けるためと分析されています。このようなイベントに教育委員会が主催、後援などを行うことは、子どもたちに、タバコに対する良いイメージを植え付けてようとするタバコ会社にお墨付きを与えタバコ会社の宣伝活動に加担することになってしまいます。

 このようなイベントが行われたことに対して、実際、さまざまな地域で問題が指摘されています。山形県ではタバコ販売業者による「ちびっこすもうキング(ちびっこSMOKINGというネーミング)」というイベントが行われていましたが、これは地元の産婦人科医の努力で、タバコ業者の手を離れた健全な相撲大会になりました。また、兵庫県の西宮市では、JTバレーボール大会が開かれ、それを市の教育委員会が主催しました。それに対して兵庫県喫煙問題研究会が中止要請をしましたが、教育委員会は問題点を認識せず、「そんなことを言っていたら、予算のない中何もできない」という返事で、中止要請文に対する文書回答もありませんでした。その後、西宮市教育委員会のこの問題は、臨床スポーツ医学誌で、指摘されていました(資料参照)。

 日本各地で、このような宣伝活動が展開され、教育委員会の認識がないまま、継続されています。先に御紹介したFCTCの中では、タバコ規制対策にタバコ会社を入れてはいけないことをしっかり掲げています。未成年者の喫煙予防に取り組む教育委員会がこのような活動でタバコ会社に協力することは、FCTCのこの項目に明らかに違反しています。

 青森県は、深浦町のニコチンパッチの公費助成制度や、屋外タバコ自販機撤去条例を日本で最初に施行したこと、禁煙教育に早期から取り組んできたこと、学校の敷地内禁煙を早い時期に宣言したことなど、タバコ対策に関しては、先進的な県です。子どもを守りたいという故平沢町長の遺志を継ぎ、日本に先駆けて、青森県の教育委員会には、この問題に気づき、過ちを訂正していただきたいと思います。どうか、11月1日に予定されているJTディライトフォーラムの後援を取り消し、今後このような会には、一切組しないで下さい。

 本会は、地域、職場学校などの禁煙化についての実践や、職員や児童生徒の禁煙支援、タバコ問題の啓発などに専門的に取り組んでいる人材も多数在籍しております。連携を取りながら教育委員会のタバコ対策にご協力できると思います。今後も、敷地内禁煙のルールを徹底し、タバコ問題の啓発に取り組み、子ども達がタバコと縁のない人生を歩めるよう、御尽力くださることを心よりお願い申し上げます。

草々

うさちゃん列車が、まだまだ走ってる

2005年10月27日 | ART / CULTURE
シュッポッ。シュッポッ。シュッポッポッ。
シュッポッ。シュッポッ。シュッポッポッ。
うーさちゃん列車がはしってる。
シュッポッ。シュッポッ。シュッポッポッ。
シュッポッ。シュッポッ。シュッポッポッ。
うーさちゃん、にんじん取れるかな。

ふとしたことから、昔よくやったマックのゲーム『うさちゃん列車』の話題になり、子どもたちも懐かしがってまたやりたいという。
探してみたら、ちゃんとありました。
GO!GO! うさちゃん列車 for Mac

「パネルを動かしてレールをつなげて、うさちゃん列車を目的の所に導く」という説明通りの単純なゲームですが、うさちゃん列車のほのぼのとしたメロディがいつまでも頭から離れない、古き良き時代のゲームでした。もちろん、今でもそのまま楽しめます。説明書を読んでみたら、つくられたのが1994~95年。インターネット以前の、ニフティを中心としたネットワーカーのマックコミュニティが(巨大ながら)親密さを失っていなかった、今から思うと長閑(のどか)な、遙か昔のことのようです。

当時はまった "Jewelbox" という落ちもののゲームも探してみたところ、これまた発見。256色にすればちゃんと動きます。この延々と続くゴージャスな音楽と宝石が消えるときのきらめくような効果音。傑作だ。

仙台は楽天との訣別を考えるべき

2005年10月26日 | SPORTS
一連の楽天問題。田尾監督解任と野村監督就任。そしてTBS株問題でのプロ野球「協約違反」問題。いずれも賛否両論あるかもしれませんが、楽天三木谷社長の目が仙台の楽天ファンと同じ高さにはないことは確かでしょう。
社長だから当然なのかもしれませんが、しかし両方の立場からものごとを考えることは必要なはずだし、仙台のファンの気持ちは楽天から離れつつあるのではないでしょうか。
誘致した浅野前知事も何らかの見解を出すべきでしょう。
一連の動きに、不快感を拭い去ることはできません。
楽天についてはその他にもいろいろあり、基本的に信用していません。
ライブドアの広島買収の動きは更に政治絡みで論外。

羽ばたけイーグルス(河北)
TBS株問題 楽天野球団はノーコメント
楽天のTBS筆頭株主問題 11球団「協約違反」

監督交代をどう思う? 許せない 85 % 成績から仕方ない 15 %
清原選手は必要か? いらない 74 % 必要 26 %
来季の監督は? 田尾監督希望 91 % 監督交代希望 9 %

ブログ内の関連ページ
12球団最下位決戦で楽天が中日を3タテ [?SPORTS?]?/?2005年05月27日
楽天の金儲け主義インチキ商売:ガムタバコやニセ禁煙グッズ [?禁煙・防煙?]?/?2005年04月03日
楽天的ではなかった楽天の本拠地開幕大勝利 [?SPORTS?]?/?2005年04月01日

魚肉ソーセージがひそかなブーム?

2005年10月25日 | NEWS / TOPICS
最近、ロハス(ローハス)という言葉をよく耳にするようになりましたが、LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルのことを言うようです。(LOHASってな~に?/LOHASクラブ)

それとは関係ないかもしれませんが、魚肉ソーセージが復権してきているという。何となく、着色料など添加物だらけで不健康というイメージがありましたが(それでも美味しくて子どものころ好きだった人は多いはず)、有害な添加物を排して(あのピンク色は維持されているけど)、安全・低脂肪・低カロリー・ローコスト食品として見直されているのだという。

といった動向とは関係なく、最近よく魚肉ソーセージを買ってつまみにして食べてました。これも潜在的な流行の波に乗ったものかもしれません。
しかし、ネットで調べてみるまで「イチゴミルク味の魚肉ソーセージ」が発売されたことまでは知りませんでした…。一度買ってみるべきか、ハムレットのように悩むところです。

魚肉ソーセージの会
したたかな魚肉ソーセージ
「魚肉ソーセージ」について

魚肉ソーセージ「イチゴ味」など新商品 水産大手が新規客狙う(2005年09月23日)
試食レポート56「いちごミルク魚肉ソーセージ」(2005年09月27日)

魚肉ソーセージ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 魚肉ソーセージ(ぎょにくソーセージ)は、マグロなど魚肉すりみをケーシングに入れ加熱したソーセージに似た魚肉練り製品。フィッシュソーセージとも言う。
 スケトウダラなどの冷凍すり身50~60%に、豚脂、調味料と香辛料を混ぜ、練り合わせたものをケーシングし、レトルト殺菌釜で高圧高温殺菌を行って出来上がる。必要に応じて澱粉、植物性タンパク、卵白などの結着剤と酸化防止剤や保存料を加えることもある。
 なお、ソーセージと名が付けられているが外見が似ているだけで、通称としての名称であり、本当のソーセージではない。
 かつては「西の横綱がカップラーメンなら、東の横綱は魚肉ソーセージ」と呼ばれた程の大衆食であったが、使用されていた添加物の有害性が指摘され、一時その勢いを大幅に弱める事になる。しかしその後メーカーの努力により有害な添加物を排して製造が出来るようなり、昨今の健康ブームによって近年、改めて魚肉ソーセージの栄養価値が見直されている。
 また、最近ではイチゴミルク味の魚肉ソーセージが発売される話題がニュースで取り上げられ、これは子供向けを意識して作られたものだと言われている(味は名称どおり同味が後味に残るらしい)。

2005年八戸市長選挙候補者タバコ問題アンケート

2005年10月24日 | 禁煙・防煙
今回の八戸市長選でも、衆院選や過去の知事選などで行ってきた候補者へのタバコ問題アンケートを実施し、本日(24日)付けで報道発表しました。こちらにいち早く情報をお届けします。アンケートの質問項目と回答の全文は青森県タバコ問題懇談会ホームページ に掲載しておりますのでご覧下さい。ここには、報道発表資料に載せた「主なポイントと当会からのコメント」のみを掲載しておきます。

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 中村・小林両候補には、選挙戦の忙しい最中ご回答いただいたことに厚く御礼申し上げます。

 まず最初に、当会は特定の政党・政治家を支持する組織ではなく、超党派の立場から政治家・首長の方々に、県民の健康のためのタバコ規制政策への理解を深め更に推進していただくことを目的に、主要な選挙においてアンケート調査を実施し、市民へ広く公表して判断の一助とさせていただいていることをお断りしておきます。

 八戸市においては、健康増進法施行に伴い(一部市議による抵抗にも関わらず-議事録は拝読しました)学校の敷地内禁煙化と市庁・公民館などの全館禁煙が実現しており、小中学校における喫煙予防教育も未だ不十分ながら始められております。以上2点については、今後の市政の争点としてとりあえげる意義はなく、今回の質問には含めませんでした。

 次の重要課題は、質問1の路上喫煙禁止条例と、質問2の葉タバコ農家対策になります。

 中村候補からは、より包括的な政策である路上喫煙禁止の「法制化」を支持するご回答をいただきました。路上喫煙禁止の必要性を認めた上で八戸市のみならず全国で実施すべきとのご意見と理解しましたが、法制化を公約とした民主党が議席を減らした現状では、現政権がすぐに法制化を実施する見込みは非常に少なく、私どもも引き続き法制化を求めながらも、それに先行して市政の責任においてすぐにでも実施できる(現実に全国で実施されている)条例の制定を強く求めるものです。

 葉タバコ農家対策について明確な回答をしていただけませんでしたが、少なくとも「これまで通り推進する」ことはないとのご意見と理解しました。タバコ産業という“沈みゆくタイタニック号”にとり残されたタバコ農家を救済するために、市長の強いリーダーシップが求められています。

 屋外タバコ自動販売機は未成年のタバコ入手の主要経路であり、WHOタバコ規制枠組条約発効に伴い警察庁でも撤去に向けて検討が始められております。質問項目に書いたように市内の自販機のほとんどは違法状態にあり、中村氏がそれらを撤去または屋内に移動すべきと回答したことは高く評価できます。

 飲食店の禁煙化は、きちんとした罰則を伴う法規制がなければ進まないことは諸外国で(あるいは日本の現状で)すでに証明されております。

 両候補とも非喫煙者であるにも関わらず、選挙事務所は健康増進法に違反した状態でした。小林候補からは「ばたばたと選挙に突入した関係もあり、自分では指示したつもりでしたが、反省しています」とのコメントをいただきましたが、市長室を含めた市庁舎が禁煙なのに、市長になるための選挙事務所でスタッフや一般市民が受動喫煙の害にさらされていることは、全く理に適っておりません。両候補とも即座に改善すべきです。

 小林候補からは、質問1~5の主要な政策課題に対して回答していただけませんでした。そのため、有権者がタバコ問題に関して小林氏を何ら評価することはできず、大変残念な結果と言わざるを得ません。

 それについて「問1~問5の回答を留保させていただいた理由としては、外部不経済と人間の自由意志の問題(※)、他の疾病原因への社会的規制とのバランスの問題(例えば、自動車の排気ガス等―車の運行自体を禁止していない)、皆様のご意見の中にある数値の根拠等について議論の余地があると考えたからです」(※の部分は原文のままですがよく理解できません)とのコメントをいただいておりますが、正直に申しまして小林氏の経歴から判断するとこのご回答内容には驚きを禁じ得ませんでした。続けて「このような重要な問題について、普段から考えていない候補者とのご批判は甘んじで受けざるを得ません」とご自身が申されていることを、大変失礼ながらそのままお返しさせていただきます。

 数字については紙面の都合で省略しましたが(下記に掲載)、厚労省試算や県調査など根拠の確かなものを元に計算しており、それに対して「批判する根拠」を示さないまま「根拠について議論の余地がある」とおっしゃることは、責任ある立場の方の発言としていかがなものかと考えます。(以下、紙面では一部省略します)

 両候補には「タバコ問題の真実を理解するための資料集」を送付させていただきました。必要な報道関係者には、パワーポイントのファイルをお送りしますのでメールでご請求下さい。

安全情報配信システムで不審者情報が…

2005年10月21日 | こども・小児科
先日お伝えした八戸市の安全情報配信システムが本日から稼働になり、早速1件の情報が配信されています。
一つには、この情報は広く公開すべきものではないか、ということ。
市内小中学生の家庭で希望者全てに配信するということであれば、一般に公開しているのと同じことですから。
(それで、試しにここに掲示することにしました-毎回そうするかどうかは未定ですが)
もう一つは、配信された情報をみて、少し考えこんでしまったこと。
「港地区の30歳くらいの男性は、不審者と間違われないように夜道の一人歩き等には十分にご注意ください」
もしかして、父兄に変質者がいて、このシステムをチェックしていたりして。。
などと考えても仕方がないので、公開できるレベルの情報に限定されるが、広く情報を共有するという、目的と限界を配信される側の親も理解して利用していく必要があるのでしょう。

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Subject: 安全情報配信スタート
Date: Fri, 21 Oct 2005 09:01:50 +0900

本日より、八戸市教育委員会 安全情報配信システムを稼働いたします。これから配信される情報は、緊急情報の第1次情報としてご利用ください。また、毎月1日には定期情報も配信いたします。

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Subject: 不審者情報(声かけ)
Date: Fri, 21 Oct 2005 15:50:54 +0900

昨夜、湊地区で不審者(30歳くらいの男性)出没の情報が寄せられました。夜道の一人歩き等には十分にご注意ください。

発行担当者
教育委員会

「喫煙は病気」、国内に三千万人の喫煙病患者がいる

2005年10月20日 | 禁煙・防煙
先月紹介した喫煙は「喫煙病」:9学会の「禁煙ガイドライン」完成(2005年09月17日)の続報ですが、「喫煙は病気」と定めたガイドラインができあがったようです(私たち会員には未配布)。これとは別に、受動喫煙被害による病態「受動喫煙症」の診断ガイドラインの策定が禁煙推進医師連盟(禁煙学会発足予定)で進められているはずです。

要するに、日本には三千万人もの「喫煙病」患者がいる。
しかし、「喫煙は病気」なら病気を治す「禁煙治療」が当然あるわけですが、これが保健適応外になっている。
全て自費診療。
これが最大の問題(の一つ)です。この世界には「最大の問題」がいっぱいあるもので。。

喫煙は病気 禁煙社会目指し医学会
 たばこを吸うのは「ニコチン依存症と関連疾患からなる喫煙病」であり、患者(喫煙者)には「積極的禁煙治療を必要とする」-。日本循環器学会など9学会の合同研究班が18日までに「禁煙ガイドライン」を作った。
 一般医師向けの初の治療指針で「たばこを吸わない社会習慣の定着」が目標。カウンセリングや患者自身でできる行動療法の具体例に加え、女性には美容にも悪影響であることを知らせるなど患者に応じた治療方針を盛り込んだのが特徴だ。
 研究班長の藤原久義・岐阜大教授(循環器内科)は「自分の意思で喫煙をやめられるのは5-10%程度。すべての医師が患者の喫煙を把握し、治療を勧めることが必要だ」と話している。
 指針は、禁煙に効く行動療法として「喫煙者に近づかない」「吸いたい衝動が収まるまで秒数を数える」などを挙げた。

政界の非常識、自民党の会議も禁煙へ

2005年10月19日 | 禁煙・防煙
何だかよくわからない、顔の見えない大集団「83人いる!」組も、こういったところではごく一般的な常識を持ち合わせているようです。というよりも、これまでの自民党が異常すぎたわけで、自分たちがつくって可決した法律を、国民の代表である国会議員が全く守ろうとしていなかったわけですから、何をかいわんや。
(もしかして、幹事長に申し入れしても実現しなかったりして…)

自民新人、禁煙申し入れへ
 先の衆院選で初当選した自民党の新人議員83人でつくる「83(ハチサン)会」は19日の幹事会で、部会など多数の議員が参加する党の会議を禁煙にするよう、近く武部勤幹事長に申し入れることを決めた。83会の会員は党の会議中の喫煙を控えることも申し合わせた。
 女性の出席議員から提案があり、「込み合った部屋で隣の人にたばこを吸われると迷惑だ」「民間では会議中の禁煙が常識になっている」などと同調する声が相次ぎ、異論なく決まったという。
 自民党の会議では卓上に灰皿が置かれるのが通例で、部屋中がたばこの煙で白くかすむ光景も珍しくない。

野田正太郎とエルトゥールル号遭難事件

2005年10月18日 | NEWS / TOPICS
この明治時代におきたトルコ軍艦遭難事件と、その後の日土友好の歴史については、数年前に何かの折りにネット上で初めて知りました。土は土耳古(トルコ)の土。
地元紙のコラムに掲載されていたので、この機会に調べなおしてみました。
(記事は消えてしまうので一番下に残しておきます)

また、八戸との関わりについては、先日偶然に(というか政治家のHPをチェックする作業中に)、八戸市議の上条氏の質問の中で取り上げられているのを読んで知ったところでした。
平成17年3月 定例会質問 《上条幸哉》

司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも、主人公の一人で日本海海戦の作戦を全て立てた参謀秋山真之(さねゆき)が、海軍士官学校を卒業したばかりの見習い士官のときに、生存者をトルコまで送り届ける軍艦に乗船していたエピソードが描かれています。(これも最近読んだばかり)

その他にも、“知られざる美談”としてネット上には多数のページが検索されてきます。PDFファイルのかなり詳しい論文(三沢伸生氏)などもありますので、この遭難事件と野田記者について知りたい方はどうぞ。(私は斜め読みだけでパスしましたが)

日本・トルコ友好の先駆者2人の特別展 野田正太郎と山田寅次郎--串本町 /和歌山
日本とトルコの民間友好史(トルコの時代)
トルコ軍艦 エルトゥール号
日本・トルコ友好秘話 エルトゥール号遭難事件
国際交流史 トルコ エルトゥールル号の遭難
絵物語 エルトゥールル号の遭難

●天鐘(2005/10/18掲載)
 ある人が大学生に戦時中の話をしていたら、質問を受けた。「ところで、日本はどこの国と戦争したの?」。相手はアメリカだと答えると、「へー、それでどっちが勝ったの?」▼今どきの若者の歴史音痴をからかってつくられたジョークだろうが、笑ってばかりもいられない。現実に中学校の社会科では縄文・弥生から、戦国時代や江戸期などは詳しく教えるが、明治維新後の近現代史となると急に中身が薄くなる▼とりわけ戦時中のこととなると駆け足で、というより教えないに等しい―というのが社会科の教科書を見ての、筆者の感想だ。何人かの教師にも尋ねてみたが、当の教師たちもそれを否定しなかった。若い人が自分の国の歴史にうといのは、今の学校教育のゆがみによるものだろう▼八戸市の市川中学校で「地域の先達に学ぶ」時間があると聞いて、授業参観した。テーマは「野田正太郎」であった▼八戸藩士の家に生まれた正太郎は福沢諭吉に才能を認められ、諭吉が経営する新聞社の記者として働く。トルコの軍艦が和歌山県沖で遭難した「エルトゥールル号事件」では、集めた義援金を持って生存者を故国に送り届ける。トルコは親日国として知られるが、それは正太郎のおかげといっていい▼トルコでは学校で教えるから、彼を知らない国民はいないという。一方、日本では忘れ去られた人だ。正太郎が載った教科書が最近出たようだが、青森県内の公立中では使われていない。郷土の誇りとしていい先人なのに、寂しい限りだ。

大竹修一先生禁煙講演会の要点メモ

2005年10月17日 | 禁煙・防煙
八戸市医師会 平成17年度学校医研修会 平成17年10月14日(金)
「Feel free to say "No!" …健康のプロとしてタバコに立ち向かおう」
 公立学校共済組合 東北中央病院 禁煙外来(放射線科) 大竹修一先生

<講演メモより>
(これは個人的なメモで講演の要約ではなく、表現やニュアンスなど間違っている部分があるかもしれませんので転載禁とします。抄録は後日いただけることになっているのでその時にまた紹介します)
・私たちがやっていること(肺がんやCOPDの治療など)は全てがタバコ産業の後始末
・アスベストとの比較 受動喫煙はアスベスト工場勤務に匹敵する
・ネットワーク Think Globally, Act Locallyを合い言葉に
・医療関係者の果たす役割 顔の見える学校医
・ポイントは「自由」
・研究会の活動は3つのグループ「防煙教育」「無煙環境」「禁煙支援」
・1人でがんばらない 仲間を増やす 飲み会から始めよう
・研究会-2000年から 中心メンバー30名/会員300名くらい 行事100人くらい集まる
・メーリングリストの活用
・医師会、四師会(医歯薬看)で活動-研究会メンバーが下支えしている
・二十歳までが勝負
・最初に1本-ニコチンの奴隷に
・防煙教育のポイントは3つ「依存性」「有害性」「CM」+「世界」
・有害性だけでは心に響かない
・3-6-3
 小3 依存性+有害性
 小6 依存性+有害性+CM
 中3 依存性+有害性+世界
・幼稚園~小1・2年が次の目標
・依存性 FDA1996 ニコチンは麻薬
・Knowledge is Power (Francis Bacon)
・だまされてはいけない
・タバコを吸わないことは自分や他人への愛情
・後ろ(家庭)にいる親向け
・教育はマンパワー 中心となる養護教諭を育てる
・教材「はむっち」、大五郎ビデオ、循環器学会DVD、「禁煙のススメ」など
・8マンの喫煙-誰も真実を知らなかった 無知ほど怖いものはない
・世界に目を向ける
・子どもからもらうエネルギー
・校長に会いに行くのが目的
・肺がんは医者が治すのではなく、政治家がなくす病気
・喫煙は個人の問題ではない
・Feel free to say "NO!" EUのCMより
・WHO世界禁煙デー標語より
・学校医として 提言/教育/PTA/宴会など
・1本目のタバコは「フック」 釣り針の画像
・未成年の禁煙外来 100人以上の中高生に
・大人は集団指導・予約制 小児は個別
・精神論で解決しない
・ニコチン依存はすぐに形成される-アルコールとの大きな違い
・キーワードは「苦しんではいけない」「1週間」
・ニコチンパッチの枚数 3枚まで増量可 小児は20から開始することが多い
・1-2-3
 1 捨てる 2 ?(「がんばらない」か-メモ不明瞭) 3 1週間
・6か月はフォロー 学校と連絡
・せっかく禁煙成功しても戻ってしまう 最初の1本を吸わせないことが大事
・市役所喫煙室設置中止要請のビデオ 市長の決断で設置中止 600万円
・タバコ産地での防煙教育 特別な配慮はしない 「真実」を伝える
・JTが主張するようないじめの例はない
・もし問題が起きたらきちんと対峙することがむしろ大切
・妊婦にも十分なICをとった上でニコチンパッチを使っている

新・八戸市民の歌は『新しい風』という曲名なのだが

2005年10月15日 | ART / CULTURE
第九の話の続きですが、当日「新・八戸市民の歌」も一緒に歌うことになったようです。第九だけで手一杯なのでそれ以上のことはしたくない(というかできない)のですが、合併記念演奏会という建前上、この機会に歌うのもやむを得ないかと。。

「新・八戸市民の歌」といってもそんなに新しいわけではなく、2002年の新幹線開業を3年も遡る1999年に、市制施行70周年を記念して新たにつくられたということで、市民合唱祭などで何度か聞いたり口ずさんだことはあります。しかし、歌詞が難しくはないのですがちょっと覚えにくいんだな、これが。

ところで、この「新・八戸市民の歌」には『新しい風』という曲名があったはずですが(今でもあるはず)、配布された楽譜には『新しい風』というタイトルはなく「新・八戸市民の歌」とだけ書かれていて、家族もその曲名を忘れている(か最初から知らない)ようです。

さらに、八戸市のHPのどこをひっくりかえしても、この曲のことも楽譜も音楽ファイルも掲載されていません。私たちは、当時一市民が頑張って情報発信していた八戸にまつわるエトセトラ(2001年5月)に歌詞だけでなく楽譜やMP3ファイルまで掲載されていることにより、今でもこの曲の存在や歌詞や歌声をネット上で確かめることができるのです。iarum氏に感謝。(このCDは当時450枚つくられて配布されたとのこと)

同じ頃につくられた青森県民の歌「青い森のメッセージ」は青森県のページに掲載されていて、楽譜のPDFやMP3ファイルも(フルコーラスではありませんが)ダウンロードすることができます。

ちなみに、元の曲は変ホ長調(bが3つついてEbがドになる-出だしはBb)なのですが、四部合唱用に、作曲者最上氏自身によってヘ長調(bが1つでFがドになる-出だしはC)に編曲されています。一音半上がっているわけですね。

更に余談ですが、今回ネットで検索してみたところ、Googleのキャッシュに残されていた「破綻した合併協議会」の記録の中に、この「新しい風」は合併後の新市全体をイメージする歌詞でないので、更に新たに制定するかどうか「検討する」という一文がありました。あのねあんた、そんなにホイホイと「新しい市民の歌」を作っては捨てるわけにはいかないことぐらいわからんのかね。。

ところで、「新・八戸市民の歌」があるからには「旧・八戸市民の歌」があったはずなのですが、誰も知らないみたい。相当古いものなのかもしれません。そして、こうやって書いて読む分には「・」(中丸)の存在によって問題は生じないのですが、「旧八戸市民の歌」とか「古い八戸市民の歌」、さらには「昔の八戸市民の歌」などと続けて言うと誤解を生じかねませんのでご注意を。。

と、ここまで書いて驚くべき事実が判明。青森県音楽資料保存協会という不思議な団体のHPの「事務局日記2004年1月前半分」に、「八戸市民の歌(法師浜桜白・作詞 古賀政男・作曲)」との記載が。。

むむむっ、作曲、こっ古賀政男。。しかも、作詞の法師浜桜白といえば、あの八戸小唄の作詞者じゃないですか。この2人は同時代人なのだろうか、何か繋がりがあったのか。そんなに簡単に「八戸市民の歌」を捨て去ってしまってよかったのだろうか。新たな疑問がわいてきます。そして、いったい「八戸市民の歌」はどんな歌だったのだろうか??

謎は深まるばかり。

新・八戸市民の歌「新しい風」  作詞/左舘秀之助 作曲/最上哲三

一、
うみねこ舞うよ ふるさとの
港はちのへ 北のまち
世界の波が よせてくる
あげよ 南部の心意気
進むわれらに ゆめがある

二、
はまなす匂う ふるさとの
渚はちのへ 北の国
潮騒きよく 流れくる
まもれ 南部のこの恵み
進むわれらに 道がある

三、
歴史が薫る ふるさとの
北のまほろば 菊の里
新しい風が ふいてくる
おこせ 南部の底ぢから
進むわれらに 明日がある

老人高額医療費の還付で時効発生

2005年10月14日 | こども・小児科
老人高額医療費の還付で時効発生というニュースですが、この見出しだけで意味がわかる方は多くないと思います。これは、要するに払いすぎた医療費は返ってきます、それは戻ってくるのではなくて、もともとあなたのものだということです。そして、取りに行かないで2年間経ってしまうと時効になってもう戻らないという詐欺まがいのシステムなのです。私たちの医療団体の働きかけで、一度手続きをすれば次の月からは自動的に振り込まれるようになった市町村も多いのですが、本来住民のものであるそのお金を還付することに不熱心な町村では、このように時効になって還ってこないことになります。元々は、このシステムが悪いのは明らか。そして、それに対して、私たちが何も働きかけなかったら、知らんぷりして住民には知らせようともしなかった市町村がかなりあった。このことを覚えておいてほしいと思います。この膨大な調査や働きかけは、青森県保険医協会の事務局員の熱心な仕事によってなされたものです。

老人高額医療費の還付で時効発生
 自己負担の限度額(外来は一般一万二千円)を超えて支払った医療費分が還付される「老人高額医療費の償還払い制度」で、深浦町、平賀町、碇ケ関村の一部患者の医療費が時効となり還付できなくなったことが県保険医協会の調査で分かった。時効発生が確認されたのは県内で初めて。高額医療費の時効は患者が市町村から還付対象者であるとの通知を受けてから二年間だが、還付申請を忘れている患者に再通知するたび延長されることから、同会は再通知の徹底を市町村に求めている。
 老人高額医療費の償還払い制度は高齢者(七十五歳以上)が所得額に応じて決められた自己負担限度額を超えて支払った場合、各市町村窓口に償還を申請すれば、後日還付を受けられる仕組み。二〇〇二年十月に施行された。
 調査はことし八月、同会が全市町村へ郵送で調査票を送り回答を得た。
 調査によると、深浦町、平賀町、碇ケ関村は医療費が限度額を超えた時点で患者に通知していたが、他市町村のように二年以内に再通知しておらず、未申請者の時効が発生した。
 平賀町は本年度当初時点で時効分を含む五百三十三件、約二百六十万円が未払い金となり、深浦町、碇ケ関村は時効の件数、金額とも不明と回答した。また、ある市町村は取材に対し「還付額が数十円などと少ない場合は患者が償還請求権を放棄するケースが多く、再通知をいくら出し続けても申請が来ない」と語った。
 同会は「時効となった分は国庫に納められてしまう。各市町村とも再通知を徹底し時効とならないよう努めてほしい」と呼び掛けている。

「第九」の練習も佳境へ、チケットも11日より発売

2005年10月13日 | ART / CULTURE
5月に始まった第九の練習も、いつのまにか5か月も経って演奏会まであと1か月あまりとなり、練習もあと5回(しかも1回は学会で出られないので4回)しかありません。大丈夫かな…。

ここまでの練習でわかったことは、第九は決して初心者が「簡単に」歌える曲ではなく、当然の事ながら相当の練習を要するということです。あたりまえと言えばあたりまえですが。
それなりの気構えで練習も本番も臨まないといけない。ただ、合唱というのは1人ではないので、ある程度は経験の深い人に任せて肩に力が入らないようにして歌いたいところです。男声は人数が少ないので初心者の私としてはちょっと不安なのですが。。

八戸・南郷合併記念で来月「第九」演奏会

チケットも11日から発売になっています。ただし、12日にデーリー東北の本社でご愛読感謝懸賞抽選会/当選者400人決定したとのことなのですが、四等で「第九」演奏会ペア招待券(四千円)百本が当たりますから、応募した人はその結果が出るまではチケットを買えません。しかも、「一―三等の当選者は二十日付本紙で発表。四、五等は景品の発送をもって発表にかえる。全景品は今月末までに、デーリー東北販売店から当選者に届けられる」などといった悠長なことをしているので、招待したい人のためにチケットを確保すべきかどうか、それまで決められないことになります。
といった事態になるという想像力もはたらかないんでしょうね、この方たちは。

指揮者の田久保先生のページはこちら。第九についての解説や掲示板もあります。
田久保裕一のホームページ

そのほかの第九関連ページ
ベートーベン第九の歌詞と音楽
第九の歌詞の音訳(ごろあわせ)
第九を歌おう!

ブログ内の関連ページ
初心者でも歌える第九
『アランフェス』と『第九』

おまけ「ゲネプロ」とは何ぞや
GP(ゲネプロ)
>本番同様の舞台稽古の事を「ゲネプロ」といいます。(中略)さて、この「ゲネプロ」の語源ですが、日本だけで使われている造語です。ドイツ語のGeneral(総合という意味)とProbe(稽古の意味)を足して、「総合的な稽古」という意味で付けられたそうです。和製ドイツ語だったんですね。

「乳幼児教育」ではなく乳幼児・親の生活環境が重要

2005年10月12日 | こども・小児科
「乳幼児教育が重要」キレる子増加で文科省会議という見出しに「??」となったわけですが、本文を読んでみると、

(1)情動は生まれてから5歳くらいまでに原型が形成される
(2)子どもが安定した自己を形成するには他者、特に保護者の役割が重要
(3)子どもの心の成長には、基本的な生活リズムや食育が重要

とまともなことが書かれていてやや安心。しかし新聞社は何を考えてこんなわけのわからない見出しにしたのか、理解に苦しみます。「乳幼児教育」などと書くと一種の早期教育だとかわけのわからない規律教育みたいな誤解を受けかねません。問題は、子ども自身にあるわけでもなく、子どもが当たり前に健全に育つための家庭・生活環境が失われていることにあるわけです。検討会の報告書も入手してみたいところですが、いつもこういう記事って検討会名が書いてないし、記事になったときに担当省庁のHPをみても掲載されていないので、探すのに苦労するんですよね。