水曜日は木工の帰りにハニービーンズに立ち寄ってコーヒー豆を調達する。たまたま2週続けてCOE入賞農園の豆を手に入れた。ひとつはブラジルのFazenda Santa Barbaraでもうひとつがボリビアのものだ。ボリビアのほうは酸味が効いていて、おいしいとは思うのだが、自分の好みではないと感じていた。それが、今日はいつもより少し丁寧に淹れてみたところ、酸味、香味、ボディのこれまでには感じなかったような絶妙なバランスの良さを感じ、なるほどCOEの豆だなと感心した。やはり手を抜くというのは、物事のあるべき姿を実現するのに支障をきたすもとになることのようだ。コーヒーを淹れるということだけのことではあるまい。実直であれ、と言われているような心持ちになり、少し反省しながらコーヒーを味わった。