いまさら政策立案能力、リーダーシップ、倫理観の三つの条件とはいわないが、合志市議選はスタート前から大義とか公約達成の議席が得られるかなど疑問の声はあるものの選挙の争点は、議員報酬のアップを認めるか、それを認めないかの極めて分かりやすい選択機会。
一方、益城町議選は人事権も執行できない西村新町政において、野党議席を上回る与党議席が得られるかが地元では最大の焦点。
また好まない見解だが、候補者らには毎月37万円(合志市議会・益城町議会25万円)の報酬が得られるか否かでの必至の物理的戦いであることも確か。
投票日まで残り二日となって双方、当確の候補者らは自宅で当選挨拶の原稿執筆で時を過ごす者、また家族への慰労としてGウィークでの旅行計画に夢を膨らます者もいると聞くが、残り議席の確保に向けてボーダーラインの候補らは、開票結果後での世間の冷たい視線までも恐れて猫の票まで借りたい心境と察する。
合志市議選は残り9議席を巡って17人の争い(8人落選)、また益城町議選は残り11議席を18人が争っている(7人落選)と終盤戦を現地では見ている。
双方、当選ラインは700票前後と見られているが、せめて児童淫行罪で摘発された候補、また原稿も書けず質疑0という候補への投票は有権として避けたいものである。ツツジ散り 心も置かず 別れけり(堅)