熊本レポート

文字の裏に事件あり

投資による熊本での脱税と投資詐欺グループ訴訟

2015-05-19 | ブログ

 18日、投資で得た配当金などを隠して約2億円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われた松下○○○(熊本市南区)に対して、熊本地裁は懲役2年(執行猶予4年)、罰金4500万円の判決を下した。

 彼女の投資とは英国政府公認のブックメーカー(賭け業者)を巡るもので(賭け倍率の違いに目をつけた一種のサヤ取り及び投資者の紹介に基づく紹介料)、その投資会社はスピーシー(大阪市・同類の訴訟被告)。

 昨年春頃から「投資詐欺グループ」として全国紙、週刊誌等も大阪府警、国税情報を中心に記事にしているが、被害は79歳の老婦人の4億円など全国に少なくとも被害者6000人、被害総額450億円と見られている。

 

 あおい法律事務所では熊本の8人を含めて原告43名で請求訴訟中であるが、冒頭の松下○○○はその被告の一人…。