万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

薬物事件の陰には組織がある

2009年08月12日 15時42分57秒 | 社会
酒井容疑者「逃げ得」マネされる!政府が警察にダメだし(スポーツニッポン) - goo ニュース
 薬物事件の真の怖さとは、それが、個人的な犯罪であるに留まらず、必ずや犯罪組織が絡んでいることなのではないかと思うのです。

 殺傷沙汰の事件の多くは、当事者間の利害の対立や感情の縺れによって発生するものです。その一方で、薬物事件は、それを所持し、使用した本人を罰するだけで済む問題ではなく、犯人の背後には、薬物を不法に輸入又は製造し、販売した組織が必ず存在しているのです。その組織とは、犯罪組織に他ならず、麻薬によって得た収益は、その組織の運営、つまり、犯罪の実行につぎ込まれることになるのです。しかも、北朝鮮と覚せい剤との繋がりはマスコミなどでも再三指摘されてきており、薬物事件は、組織を撲滅しなければ根本的には解決されません。これを放置しますと、メキシコのように、武装した麻薬組織と”麻薬戦争”を闘わなくてはならなくなるかもしれないのです。

 薬物事件に対して甘い対応をとしますと、若者などの間に麻薬が蔓延し、犯罪組織が増殖することになります。そうなりますと、当然に、麻薬中毒者による犯罪が増えるのみならず、組織犯罪による被害者も拡大することになりましょう。芸能人の個人的なスキャンダルとして扱うよりも、組織犯罪との闘いであることを強調すべきと思うのです。

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コメント (6)
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