万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

無党派層が握る政権の行方?

2009年08月21日 16時24分22秒 | 日本政治
衆院選情勢調査<1>民主旋風、津々浦々に(読売新聞) - goo ニュース
 前回の衆議院選挙では、郵政民営化を訴えた”小泉旋風”の下で、自民党圧勝という結果となりました。今回は、全くその逆の”民主党旋風”が吹いていると伝えられています。

 民主党の獲得議席は、300議席を超えるとも予想されており、こちらもまた圧勝の勢いですが、もし、この予測が実現するとしますと、一つだけ確実に言えることは、無党派層が政権を決定しているということなのではないでしょうか。何故ならば、前回の自民党も、今回の民主党も、特定の固定票によって勝利を手にしたのではなく、不動票が自民から民主に大量に移動したことによって勝敗が決せられたからです。この現象は、国民本位の政治という観点から見ますと、望ましい変化であるとは言えます。政党は、特定の支持団体ではなく、国民一般の利益を考えなくてはならなくなるからです。

 民主党もまた、選挙に勝って政権与党となったとしても、国民からの信託であることを忘れてはならいと思うのです。政治権力を獲得した途端、支持団体向きの政策を強行したり、世論の反対を無視するような政策を行いますと、国民の期待は一気に萎み、支持率の低下に悩まされることになるのですから。
 
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コメント (10)
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