万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

「大地震お祝い」幕問題―反日政策で道徳心が低下

2011年09月29日 17時47分14秒 | 日本政治
「大地震お祝い」幕で全北が謝罪=サッカー(時事通信) - goo ニュース
 ”被害者”の立場にあれば、”加害者”と見なした相手を無制限に踏みつけてもよいのでしょうか。韓国は、一方的に自国を”被害者”に仕立て上げることで、”加害者”に対して何をしてもよい、と国民を教育しているようです。

 反日教育とは、日本人に対しては道徳や倫理を解除できると、政府が公然と認めたようなものです。戦場でも同様の”解除”が発生するのですが、韓国は、日常においても、侮蔑、中傷、嘲笑を含めた、ありとあらゆる”日本人攻撃”を許しているのです。このことは、政府が、国民が倫理の枠から逸脱することを奨励するようなものであり、当然に、国民の道徳心は低下します。この結果が、韓国のサッカースタジアムのみならず、日本国内の放送局などでも見られる非常識で、傲慢な反日活動なのではないでしょうか。

 日韓の歴史を検証しますと、必ずしも韓国は被害者ではなく、加害者である場合も少なくありません。特に戦後は、日本人の多くが、戦勝国であるGHQではなく、かつては同じく”日本人”であった韓国・朝鮮の人々によって命も財産も奪われました。また、日韓基本条約がありながら、日本国を敵と見なすのは、国際社会のマナー違反であり、基本条約の意義を根底から覆す行為でもあります。反日政策は、結局、韓国の国民を、そうして政府自身をも堕落させることになるのではないでしょうか。

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コメント (2)
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