ローマ法王「他の宗教尊重を」=アジア歴訪の機中で―仏風刺紙事件(時事通信) - goo ニュース
フランスで起きたテロ事件に関連し、ローマ法王は、神の名による殺人を非難した上で、他の宗教を尊重するように諭したと報じられております。テロリストと風刺漫画の両者に対して苦言を呈されたことになります。
一般論としては、他者の宗教を尊重することは倫理的な規範なのですが、その一方で、懸念すべき側面もあります。何故ならば、”侮蔑”や”嘲笑”を招いてしまう宗教が、現実には存在するからです。イスラム過激派が支配する地域では奴隷制度が復活し、幼い女の子も、脅しによって自爆テロの実行を強要されています。正気の沙汰とは思えない蛮行や犯罪が、神の名の下で許されているのですから、侮蔑されるのは当然のことでもあります。また、カルトの中には、一般の人々から見れば、笑いが漏れてしまうような行動も見られます。空中浮遊を目指して修行したり、極彩色や白のユニフォームを着て歌い踊るオウム真理教徒の姿は、本人達は大真面目なのですが、他の人々からは滑稽にしか見えないことでしょう。テロを怖れてこうした邪教やカルトを容認しますと、その結果は、教団による狂信ゆえのより大規模なテロ事件や、国家、さらには、世界支配の野望への邁進かもしれません。地下鉄サリン事件が発生した際にも、当局が宗教弾圧の非難を怖れて、カルト教団への対応が後手後手であったとも指摘されていました。
全ての宗教が善良でも平和主義でもなく、悪魔崇拝といった反倫理を教義とする宗教や、他者に対して攻撃的であったり、非人道的な行為を容認する宗教もあります。表現の自由に一定の限度があるように(捏造の流布など…)、宗教にも一定の限度があるのではないでしょうか。混沌という名の現代の闇を払うには、何事においても、知力を尽くして正邪や善悪の識別に努めるべきと思うのです。
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フランスで起きたテロ事件に関連し、ローマ法王は、神の名による殺人を非難した上で、他の宗教を尊重するように諭したと報じられております。テロリストと風刺漫画の両者に対して苦言を呈されたことになります。
一般論としては、他者の宗教を尊重することは倫理的な規範なのですが、その一方で、懸念すべき側面もあります。何故ならば、”侮蔑”や”嘲笑”を招いてしまう宗教が、現実には存在するからです。イスラム過激派が支配する地域では奴隷制度が復活し、幼い女の子も、脅しによって自爆テロの実行を強要されています。正気の沙汰とは思えない蛮行や犯罪が、神の名の下で許されているのですから、侮蔑されるのは当然のことでもあります。また、カルトの中には、一般の人々から見れば、笑いが漏れてしまうような行動も見られます。空中浮遊を目指して修行したり、極彩色や白のユニフォームを着て歌い踊るオウム真理教徒の姿は、本人達は大真面目なのですが、他の人々からは滑稽にしか見えないことでしょう。テロを怖れてこうした邪教やカルトを容認しますと、その結果は、教団による狂信ゆえのより大規模なテロ事件や、国家、さらには、世界支配の野望への邁進かもしれません。地下鉄サリン事件が発生した際にも、当局が宗教弾圧の非難を怖れて、カルト教団への対応が後手後手であったとも指摘されていました。
全ての宗教が善良でも平和主義でもなく、悪魔崇拝といった反倫理を教義とする宗教や、他者に対して攻撃的であったり、非人道的な行為を容認する宗教もあります。表現の自由に一定の限度があるように(捏造の流布など…)、宗教にも一定の限度があるのではないでしょうか。混沌という名の現代の闇を払うには、何事においても、知力を尽くして正邪や善悪の識別に努めるべきと思うのです。
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