万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

熊本地震-海外からの支援表明・哀悼に感謝

2016年04月17日 15時01分18秒 | 国際政治
支援表明や哀悼続々=海外も関心高く―熊本地震
 今月14日に発生し、震度7の揺れを記録した熊本地震は、未だに余震が続いており、予断を許さない状況にあります。家屋の倒壊やがけ崩れ等による被害も甚大であり、被災地では、住民の方々の多くが避難所や車中での生活を余儀なくされております。本ブログにおきましても、亡くなられた41名の方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に対しまして、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。

 熊本地震の被害は海外メディアでも大きく報じられ、海外諸国からも、日本国に対して支援の表明や哀悼の言葉が寄せられております。既に米軍が被災地支援に向けて動き出しており、東日本大震災地の”トモダチ作戦”に続き、災害支援においても日米同盟の絆の強さを示しております。また、イギリスのキャメロン首相やタイも支援の意思を示してくださっております。さらに、EUのモゲリーニ外交安全保障代表、ロシアのプーチン大統領、ウクライナ、マレーシア、台湾の蔡次期総統、フランス、そして、近年、対日批判に徹してきた中国からも、哀悼、並びに、お見舞いのメッセージがあったそうです。苦難にある時ほど、差し伸べられた支援の手や温かい言葉が身に染みる時はありません。まことに有難く、日本国民の一人として、厚く御礼申し上げたいと思います。

 5年前の東日本大震災に際しても、日本国は、諸外国から多大なる支援を受け、その温かさが復興に向けての励みともなりました。何時の日にか恩返しができるよう、そして、危機管理の経験を糧に、災害に見舞われた他の諸国を支援できるよう、日本国民の多くが、復興への決意を新たにしているのではないかと思うのです。

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