日韓関係の悪化は、地方自治体が主催する交流事業の中止や両国を結ぶ就航便の削減など、官民に亘って既に様々な分野にその影響が及んでいます。その一方で、NHK等によりますと、若年層にあっては今迄通りの交流が継続されており、‘大人’の対応とは一線を画しているかのように報じています。
メディアの意図としては、‘汚い大人の世界ではケンカはしていても、純粋な子供の世界では仲良しであり、それが真の日韓の姿である’とするイメージを拡散したいのでしょう。今般の日韓対立では明らかに韓国側に非がありますので、従来のようにあからさまに韓国贔屓の報道をしては一般の国民からの批判を受けます。そこで、‘韓国上げ’の方針を諦めて、日韓両国の子供達を利用した‘仲良しアピール’に転じたのかもしれません。加えて、小中学校レベルの交流事業については、日本国内にあって反日政策を進めてきた日教組といった左派組織が主導しているとも考えられます。
何れにしましても、‘子供達だけは…’とする切迫した焦りも感じさせられるのですが、昨日も、長野県の小学校の取組み紹介されておりました。同校では、日韓両国の生徒たちが相手国の学校を相互訪問するプロジェクトを実施しており、毎年、訪韓の準備として日本の生徒たちは韓国の言語、文化や歴史等について学んでいます。日韓関係が険悪となった今年はと申しますと、例年通りに事前学習に励んでおり、黒板には幾つかのハングルの文字が書かれ、生徒たちはそれを一生懸命に覚えようとしていました。そして講師の先生は、韓国の文化として儒教の影響ついて語り、礼儀正しい国として教えているのです。
企画者側としては、日韓の友好関係を維持する、あるいは、日本側の嫌韓感情を和らげたい思惑があるのでしょうが、逆効果となる可能性もないわけではありません。何故ならば、現実は、またしても真逆であるからです。先述した教育を受けた生徒たちは、‘韓国人は礼儀正しい人々’とする先入観を持ちますが、いざ、訪韓してみますと、必ずしも全ての韓国の人々から‘礼儀正しく’歓迎されるわけではありません。日本人であることが分かった途端、口汚く罵倒されたり、危害を加えられる可能性さえあります。韓国においては幼少の頃より徹底した反日教育が施されていますので、日本人に対して好感情を抱くはずもないのです。交流相手の韓国の学校では、先生も生徒さんも表面的には‘親日’を演じるのでしょうが、訪韓に先立って韓国の良い面ばかりを吹き込まれた日本の生徒さんたちにとりましては、相当にショッキングな出来事となることでしょう。
韓国を‘理想の国’として教えられた日本の生徒さんたちと、日本国を‘邪悪な国’として教え込まれた韓国の生徒さんたちとが交流した場合、その結果、一体、何が起きるのでしょうか。韓国の生徒さんたちは、実際に訪日して見て初めて母国で足蹴にされているほどには日本国は悪い国ではないことに気が付き、対日感情が僅かなりとも好転するかもしれません。しかしながら、日本の生徒さんたちの対韓感情は、むしろ悪化するのではないでしょうか。インターネット等で自由に情報を入手することができ、かつ、韓国に対して批判的な周囲の大人たちの声をも聴くことができる状況下にあって、日本の生徒さんたちは、学校で教えられた礼儀正しい‘韓国’という国は幻想であったことを身を以って知るのですから。
韓国の現実の姿に直に接した時、子供たちの心の中に二つの不信感が生まれることでしょう。その一つは、学校の先生に対する不信感です。良い面ばかりを教え込み、悪い面を意図的に見せないのは一種の‘詐欺’であり、学齢期の子供たちが対象となりますと、韓国の反日政策と一対をなす親韓政策となりましょう。両者とも、‘洗脳’と云う意味において罪深い行為です。そしてもう一つのダメージは、韓国に対する不信感です。何故、史実や事実を曲げ、捏造までして日本国を貶めようとするのか、韓国と云う国の思考と行動を理解できなくなることでしょう。つまり、相手を知れば知るほど、相手が理解できなくなる、あるいは、共感できなくなるという相互理解のパラドクスが生じるのです(むしろ、両者間の距離が遠のく…)。
今日、日韓友好の主たる場が教育現場に移り、洗脳され易い青少年がターゲットとなっている現状を危惧せざるを得ません。正直に優るものはなく(もちろん、他者を慮ったホワイトライは許容されるのでが…)、美化、醜悪化、歪曲、捏造等を伴う洗脳教育よりも、事実に基づく教育を心がけるべきではなのではないでしょうか。嘘に逃げずに事実を直視する心構えこそ、教育の場において培うべきなのではないかと思うのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

にほんブログ村
メディアの意図としては、‘汚い大人の世界ではケンカはしていても、純粋な子供の世界では仲良しであり、それが真の日韓の姿である’とするイメージを拡散したいのでしょう。今般の日韓対立では明らかに韓国側に非がありますので、従来のようにあからさまに韓国贔屓の報道をしては一般の国民からの批判を受けます。そこで、‘韓国上げ’の方針を諦めて、日韓両国の子供達を利用した‘仲良しアピール’に転じたのかもしれません。加えて、小中学校レベルの交流事業については、日本国内にあって反日政策を進めてきた日教組といった左派組織が主導しているとも考えられます。
何れにしましても、‘子供達だけは…’とする切迫した焦りも感じさせられるのですが、昨日も、長野県の小学校の取組み紹介されておりました。同校では、日韓両国の生徒たちが相手国の学校を相互訪問するプロジェクトを実施しており、毎年、訪韓の準備として日本の生徒たちは韓国の言語、文化や歴史等について学んでいます。日韓関係が険悪となった今年はと申しますと、例年通りに事前学習に励んでおり、黒板には幾つかのハングルの文字が書かれ、生徒たちはそれを一生懸命に覚えようとしていました。そして講師の先生は、韓国の文化として儒教の影響ついて語り、礼儀正しい国として教えているのです。
企画者側としては、日韓の友好関係を維持する、あるいは、日本側の嫌韓感情を和らげたい思惑があるのでしょうが、逆効果となる可能性もないわけではありません。何故ならば、現実は、またしても真逆であるからです。先述した教育を受けた生徒たちは、‘韓国人は礼儀正しい人々’とする先入観を持ちますが、いざ、訪韓してみますと、必ずしも全ての韓国の人々から‘礼儀正しく’歓迎されるわけではありません。日本人であることが分かった途端、口汚く罵倒されたり、危害を加えられる可能性さえあります。韓国においては幼少の頃より徹底した反日教育が施されていますので、日本人に対して好感情を抱くはずもないのです。交流相手の韓国の学校では、先生も生徒さんも表面的には‘親日’を演じるのでしょうが、訪韓に先立って韓国の良い面ばかりを吹き込まれた日本の生徒さんたちにとりましては、相当にショッキングな出来事となることでしょう。
韓国を‘理想の国’として教えられた日本の生徒さんたちと、日本国を‘邪悪な国’として教え込まれた韓国の生徒さんたちとが交流した場合、その結果、一体、何が起きるのでしょうか。韓国の生徒さんたちは、実際に訪日して見て初めて母国で足蹴にされているほどには日本国は悪い国ではないことに気が付き、対日感情が僅かなりとも好転するかもしれません。しかしながら、日本の生徒さんたちの対韓感情は、むしろ悪化するのではないでしょうか。インターネット等で自由に情報を入手することができ、かつ、韓国に対して批判的な周囲の大人たちの声をも聴くことができる状況下にあって、日本の生徒さんたちは、学校で教えられた礼儀正しい‘韓国’という国は幻想であったことを身を以って知るのですから。
韓国の現実の姿に直に接した時、子供たちの心の中に二つの不信感が生まれることでしょう。その一つは、学校の先生に対する不信感です。良い面ばかりを教え込み、悪い面を意図的に見せないのは一種の‘詐欺’であり、学齢期の子供たちが対象となりますと、韓国の反日政策と一対をなす親韓政策となりましょう。両者とも、‘洗脳’と云う意味において罪深い行為です。そしてもう一つのダメージは、韓国に対する不信感です。何故、史実や事実を曲げ、捏造までして日本国を貶めようとするのか、韓国と云う国の思考と行動を理解できなくなることでしょう。つまり、相手を知れば知るほど、相手が理解できなくなる、あるいは、共感できなくなるという相互理解のパラドクスが生じるのです(むしろ、両者間の距離が遠のく…)。
今日、日韓友好の主たる場が教育現場に移り、洗脳され易い青少年がターゲットとなっている現状を危惧せざるを得ません。正直に優るものはなく(もちろん、他者を慮ったホワイトライは許容されるのでが…)、美化、醜悪化、歪曲、捏造等を伴う洗脳教育よりも、事実に基づく教育を心がけるべきではなのではないでしょうか。嘘に逃げずに事実を直視する心構えこそ、教育の場において培うべきなのではないかと思うのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

にほんブログ村