みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

こまごまとした仕事

2011-09-03 05:02:03 | 暮らし

大豆、小豆、ゴマ、小麦、米、切り干し大根に干ししいたけ、保管しておいて年中食べられる収穫物は本当に心強いものです。

が、その保存・保管には色々コツがいるようで、今年はいくつもしくじっています。

まずもち米。残り5キロほどだったので玄米で保管しておいたら、大量の虫がわく→庭のニワトリへ

洗わずにとってあったゴマ。発見したときは虫少々だったので、ふるってある程度除き日に干しておいたのですが、晴天が続かず放っておいたらますます虫が増えたので→庭のニワトリへ。幸せなコッコたち☆

洗ってから袋に入れて戸棚にしまってあったゴマ!にまで、まだほんの少しでしたが、虫が出始めていたので、急いで干しました。生きている虫がいると困るので、その後冷凍庫に入れてみた。ゴマは貴重だし、洗った手間を思うと、これはなかなか捨てられない。

大豆。しばらく前に虫が出始めているのに気づいたので、日に干してから虫食いを除いて選別し、いいものだけを密閉容器に入れて保管していたのですが、やっぱり不完全だったみたい・・・容器の中でさらに虫食いが進んでいるのをこの頃発見・・9月末には枝豆が出来るし、晩秋には新豆が取れるし、もうニワトリにやっちゃうかな~それが1番楽だよねぇ、と思いながらも、これからが秋の端境期かと思うと捨てられず、再び干す。(上の写真・干していたらアリ君がやってきてうろうろしている小さな虫を運んで行ってくれるのです。上の2匹のアリは豆の中に入り込んでいる虫を力を合わせて引っ張り出しているところ。えら~い。思わず手伝ってしまった。)

おととしの黒豆。少しカビっぽいか。残りわずかだったので選別して700グラムほど、すべて納豆にしました。無駄にせず全部食べきれるって気持ちがいい♪

小豆。3年前くらいの小豆なんですが、これには虫はついていず(年に何回かは干しています)、傷のある豆にはカビが・・利用するときに選別し新豆が出来たら残りは肥料にしちゃいます。

他にも、種取りのために追熟中の野菜だとか乾燥中の種だとか、今年は雨が多いせいもあるのか例年以上に虫やカビが出てしまうものがあって手間取りました。

色々やりたいことや作りたいものが増えていくと、その周辺のこまごまとした作業、調整や保管や片付けなど、も一気に増えて、何にも仕事らしいことはしていないのに、なにやらやるべきことがいっぱいあるなぁ、という感じ。何年も何年もかけてあらゆる失敗を重ねながら、いつか何でも出来るおばあちゃんになっているのでしょうかねぇ。先は長そうです。


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