甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

佐吉さんの石仏 1854-1857

2022年06月27日 21時41分12秒 | 三重・熊野さんぽ
 黒船がやって来てしばらくして、丹波の石工の村上佐吉という方が、三重県の亀山市の観音山というところで三十数体の石仏を作ったということでした。 そして、そのお顔は孝明天皇さまにも褒めていただくくらいの素敵な感じで、佐吉さんと観音山との関係がわかりませんけど、今でもお山のあちらこちらにそれぞれの場所で人々を迎え入れてくださっています。 私は、こういう観音さんたちがおられて、製作者はひとりの石工さんで、 . . . 本文を読む

三重の本ツヅキ 2022.6.17~19

2022年06月19日 09時45分41秒 | 三重・熊野さんぽ
 今日の夕方まで、三重県の町の古本屋さんの力を結集したイベントが行われています。 昨日もたくさんの人が来られたというし、今日もたくさんの方に来てもらえるといいなと思います。 私は、古本屋さんではないので、ただのお客さんとして参加しました。金曜の11時くらいだったでしょうか。 すでにたくさんのお客さんがいました。若い人がたくさんいました。ツイートなんかを見てますと、お仕事をお休みして参加した人とか、 . . . 本文を読む

赤い壁、古座川町の一枚岩

2022年06月09日 21時22分14秒 | 三重・熊野さんぽ
 ここに来たのは二十数年ぶりです。昔はたくさんの人たちとここを訪れたものでした。家族や友人たちや仲間がいました。 お酒を飲むわけではなかったし、キャンプをするわけでもないのに、この赤い壁に向き合うことができました。 家族三人で来た時だって、延々と川に向かって石を投げていましたし、うちの子はおっかなびっくりで川の中に入っていました。こんなにただっ広いと、少しだけ恐怖心も起きて、慎重になって遊んでいま . . . 本文を読む

紀伊半島の大噴火あとをめぐる!?

2022年06月04日 22時55分22秒 | 三重・熊野さんぽ
 一枚岩が日本のエアーズロックと言われているのは知っていました。訪ねたのは、もう二十数年前でしょう。 何度か、自分たちで行ったこともありましたし、大阪の家族を連れて行ったこともあります。でも、みんな感嘆はしてくれるけれど、どれほどのものなのか、イマイチ確かな感じが持てていなかったと思います。 昔見た時は、夏だったから、カヌー教室もやっていて、ここから下流へカヌーを漕ぎだしていく姿を見せてもらったり . . . 本文を読む

去年の12月末、熊野の雪

2022年05月01日 06時25分19秒 | 三重・熊野さんぽ
 去年の冬、18キップを久しぶりに買いました。でも、ナゴヤとか、大阪には出なくて、近辺をフラフラする旅しかできなかった。 一番の遠出は、紀伊勝浦の次の駅、湯川駅までの旅でした。 朝早く家を出て、寒かったけれど、南へ行くほど雪は降っていて、伊勢の国と紀伊の国を隔てる荷坂峠を降りていく時もずっと雪景色でした。 雪は尾鷲、熊野市でも積もっていました。こんなことがあったなんて、あまり記憶にないことでした。 . . . 本文を読む

若狭と伊賀のお水取り

2022年04月19日 20時46分31秒 | 三重・熊野さんぽ
 若狭の小浜市の山の方に下根来(しもねごり)という集落があるそうです。東大寺の二月堂と若狭がつながっているのは知ってたけれど、そこのHPにこんな記事がありました。 史跡「鵜の瀬」由緒記 天平の昔、若狭の神願寺(神宮寺)から奈良の東大寺にゆかれた印度僧実忠(じつちゅう)和尚が大仏開眼供養を指導の宕(とう、作成したかたのミスでしょうか? 意味が取れません)、天平勝宝四年(753)に二月堂を創建し修二会 . . . 本文を読む

その手は食わな(桑名)焼き蛤

2022年04月10日 12時08分22秒 | 三重・熊野さんぽ
 アサリは、法律が変わったのか、熊本産は見なくなりました。ちゃんと中国産と書いてあります。そうとは知らずにかなり中国のアサリを食べたかもしれません。まあ、すぐには病気にならないね。少しずつダメージが来るだけでしょう。 ハマグリはどうなんだろう。ハマグリやカキなど、大きな貝をそのまま火にかけて(残酷だけど)、熱いよと言ってる貝にしょう油をかけて食べるなんて、なかなか食べたことないけど、匂いは嗅いだこ . . . 本文を読む

サクラ、お城、別れ、くもりのち晴れ

2022年03月28日 21時31分46秒 | 三重・熊野さんぽ
 昨日のお昼、お城に似せた建物の横のお菓子やさんに行きました。昨日は青空が抜けている感じでした。 お城の姿もクッキリと写っていました。シャチホコも丁寧に作っているなあと改めて見ることができた。テラスの欄干があるけど、これは何だか神社の欄干のようです。まあ、いろんなモチーフのミックスされた、持ち主こだわりの建物だったんでしょう。 残念ながら公開されてないけど、歯医者さんとしても営業していないし、何だ . . . 本文を読む

今日の淡墨桜 2022.3.21

2022年03月21日 19時07分23秒 | 三重・熊野さんぽ
 毎年今ごろ、キャーキャー言いながら、雲出川の上流に入っていきます。この時だけは電車の写真よりも、桜の開花にヤキモキします。 いつもなら春の18キップを買うんですが、今シーズンは諦めました。世の中は割と浮かれているみたいだけど、私どもは家に籠るか、庭仕事するか、ご近所めぐりだけをするかして、日々を過ごします。どこにも行かないで、自分たちの世界の中で限られた人たちとの関係を続けていきます。 それは、 . . . 本文を読む

結城神社のしだれ梅

2022年03月17日 21時07分22秒 | 三重・熊野さんぽ
 もう盛りは過ぎています、という注釈つきではあったけれど、盛りの時に来られなかったのは自分のせいだし、まあ、今こうしてここにお参りしてるんだから、盛りは過ぎてても見せてもらおうと中に入りました。 結城宗広さんという方がいました。建武の親政の頃です。元弘三年・1333年に大塔宮さんの令旨(りょうじ)をもらって、新田義貞さんと一緒に鎌倉幕府を攻め滅ぼしたそうです。その時は65歳だったそうです。 そんな . . . 本文を読む

ごとびき岩から遠ざかりつつ

2022年01月18日 21時31分30秒 | 三重・熊野さんぽ
 新宮の町に行かせてもらったのは、もう去年の終わりごろでした。 懐かしい温泉に入ったり、昔よく買い物に行った商店街を歩いたり、うちの子が七五三みたいなのをさせてもらった速玉大社をお参りしたり、とにかく、自分の歩いたところ、何十年前に歩いたかもしれない飲み屋街、そういうところをやみくも歩きしました。 実は、そんなことができたのも、駅からまず神倉神社にお参りして、その後に適当に歩かせてもらおうという気 . . . 本文を読む

お七夜に参加してみた! その2

2022年01月15日 22時56分23秒 | 三重・熊野さんぽ
 先日、三重県の津市にある高田本山専修寺(せんじゅじ)に行かせてもらってから、もう五日経ってしまいましたけど、まだお七夜は続いています。明日が最終日になっています。七日間親鸞さんのことを偲ぶんですから、お七夜なんですもんね。明日が最後なのか……、何だか遠い昔のようです。 私みたいなイラチ(せっかちな人間)は、クルマだとイライラするでしょうから、JRで行くしかないんだけど . . . 本文を読む

お七夜に参加してみた! その1

2022年01月13日 21時09分38秒 | 三重・熊野さんぽ
(手前が如来堂で、奥の建物が御影堂です。御影堂には親鸞さんのご遺骨がおまつりされているということでした。まさに仏舎利で、お釈迦様並みのありがたさでした。2つの建物共に、三重県で最初の国宝建造物でした。) 津市の一身田(いしんでん)にある高田本山専修寺(せんじゅじ)で開かれているお七夜に参加してみました。 といっても、駅から歩いてすぐのお寺にお参りして、露店を眺め、すぐに電車で帰って来ただけなので、 . . . 本文を読む

マブリカとカルバート

2022年01月10日 15時16分07秒 | 三重・熊野さんぽ
 三重県の熊野市から和歌山県の新宮市まで、二十数キロの海岸が続いています。どうしてこんな小石浜ができたのかといえば、三重と和歌山の県境となる熊野川からたくさんの土砂や石が運ばれ、凹凸のある海岸線をならしていき、小石でつないだ浜にしたのだと思われます。 二つの町の二十数キロ区間は、熊野地方としては珍しく少しだけ平地になっているのですが、所々に昔は海だった池のような湿地が残されているので、今、平地とし . . . 本文を読む

ゆりの山温泉(紀伊勝浦町)へ

2021年12月28日 10時34分52秒 | 三重・熊野さんぽ
 新宮駅を出たら、電車はずっと海側に走ります。どうしてこんなに海が近いの? キレイだけどあまりに近すぎて怖さも感じます。 それくらいに、海と町が隣り合っているのが新宮という町でした。 紀伊半島の水をかき集めて熊野川はやっと海に抜けていく、その入口に新宮があります。昔は木材の集積地でした。山々からいかだで木材を運び、いかだ師たちは新宮まで届けたら、今度は歩いて山に帰る、その前に一晩だけでも街の雰囲気 . . . 本文を読む