リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

山火事の煙と花火大会が夏の風物詩?

2023年08月27日 | 日々の風の吹くまま
8月26日(土曜日)。🌤(煙)☀(煙)。暑くなって来た。今日の予想最高気温は29度で、天気は(晴れ時々曇りだけど)「煙」。四方は地平線に沿ってまだ霞んでいるけど、大気の質の健康指数(AQHI)は起きた時は「4」(中リスク)で、10時までにはいたって普通の「3」(低リスク)。ウォーキングに出かけて見上げた空は水色だった。

何でも今日の煙は主に南のアメリカから国境を越えて来ているんだそうで、ちょっと調べたら、いやはや、お隣さんのワシントン州もいたるところで山火事が発生して、シアトルでも煙空だそうだから、こっち側と事情はあんまり変わらないみたい。どうりでずっと南の2つの海峡が出会うところにあって、海風の通りがいいはずのビクトリアでAQHIが「6」になったはずだし、メトロバンクーバーでもフレーザー川南側の国境沿いの地区は北側よりAQHIが高くなっているけど、おおむね「4」と「5」の間を行ったり来たり。風があんまりないので、はて、地平線の子のかすみ(煙)は、アメリカのものか、カナダのものか。たぶん両方のミックスだろうな。

ワシントン州のデータによれば、晴れた日には万年雪が輝く優美な姿のベーカー山でも、周辺の森林でけっこう大きな山火事が起きているそうだし、国境のすぐ南で発生した大規模な火事は、今では国境をまたいでアメリカとカナダで延焼中。マザーネイチャーには人間が勝手に引いた国境とやらには何の意味もないからなあ。宇宙ステーションから見る地球のどこにも国境という「線」なんかないもんね。ニューウェストミンスターから40キロ足らずの国境通過点にあるピースアーチに「Children of A Common Mother」(母を同じくする子たち)と刻んであるように兄弟仲良くってことで、風が北東~東から吹けばBC州の火事の煙、南東~南から吹けばワシントン州の火事の煙が来ると言うことか。

土曜日の今日はフレーザー川沿いの遊歩道で、屋外イベントの三種の神器(クラフトマーケット、ライブステージ、トラック屋台)を揃えた「Farewell to Summer Festival」(夏にさよならフェスティバル)。夜にはフレーザー川で盛大に花火を打ち上げるそうだけど、過去の記憶では、どんどんどんと10分くらいやって終わりから、どれだけ人が集まるのかな。おまけにあまり高く打ち上げないから、我が家のバルコニーからは道路向こうのマンションの屋根が邪魔で全部は見えない。ニューウェストのコミュニティ新聞によるオンライン調査では、「市内のストリートパーティのどれかに行ったか」という質問に、回答者の60%近くが「ノー」と答えたそう。この手の(無料の)屋外イベントはどれも同じで変わり映えしないから、飽きられて来ているんじゃないかと思う。そのうち異常な熱波が「ニューノーマル」になったら、屋外のイベントはやれなくなるんじゃないかな。(もしそうなったら、年2回のイベントからの避難を余儀なくされる私たちとしては願ったり叶ったりではあるけど。)それでも、9時半を過ぎて、それらしい音が聞こえ始めたので、バルコニーの隅っこから何とか数枚。撮影時刻を見たら、あはは、今年もやっぱり10分。主催者のダウンタウン商工会はお金がないからな。何せトカイナカの「旧」中心街だから・・・。


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