リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

冬景色~貿易戦争の武器はお酒だって

2025年02月04日 | 日々の風の吹くまま
2月2日(日曜日)。❄☁⛅☁。大雪警報。朝起きたら予告通りの雪。ルーフデッキ全体が白くなっていて、見渡す限りの屋根はみんな真っ白。でも、冷え込んではいないと見えて、バルコニーの気温は0度。道路には雪の気配がゼロ。まだ冬の予告編みたいなものかな。まあ、歩道の雪かきをしなくてもいいのがマンション暮らしのメリット。




駐車場アート? 
季節外れに花を咲かせるから 

おい、雪が降ってるぞ。どれどれ。(寒いのはヤダ) 

冬ごもりしよう・・・ 

たまの雪景色は絵になるね

アメリカのトランプがどうしてもカナダからの輸入品すべてに一律25%の関税をかけると言ってきかないので、カナダのトルドー君も仕返しにアメリカからの輸入品(でカナダに国産品がある品目)に25%の関税をかけると発表。それでいの一番にやり玉に挙がったのがアメリカ産の酒類で、カナダでは州政府が酒類の流通を管理しているので、オンタリオ州は即行でアメリカ産の酒の仕入れを全面的に停止し、州営の酒屋から商品を撤去。ケベック州やノバスコシア州も同様の措置を講じるらしいし、BC州も共和党が支配する州(Red states)からの酒類(主にバーボンやラムなど)の仕入れと販売を停止。ただし、民主党が支配するカリフォルニア州やワシントン州、オレゴン州は対象外なので、カリフォルニアワインは買えるらしい。もっとも、買えたとしても、トルドー君の仕返し関税で最大25%値上がりするわけで、インフレで家計が火の車になった消費者が自主的に買わなくなる可能性もあるかな。


アメリカのウィスキーが消えた棚に「代わりにカナダの製品を買いましょう」(CTVニュースから)

カナダ政府はしきりにメディアで「カナダの製品を買いましょう」とキャンペーンをしているけど、冬の間は野菜や果物の供給はアメリカが頼りなんだよねえ。まあ、メトロバンクーバーの外には広大な農業地帯が広がっていて、あちこちに巨大な温室が並んでいるから、レタスなんかはかえって新鮮なものを買えるようになるかな。ワタシは地産地消にはもろ手を挙げて賛成なので、「Made in Canada」のラベルにもっと注意を払うつもりではある。それにしても、カナダからであれメキシコからであれ、輸入品に高率の関税をかけたら、輸入価格が値上がりすることになって、その値上がり分は輸入した国(アメリカ)の消費者が払うことになるんだよね。つまり、トランプの貿易戦争のツケはアメリカ国民に回るわけで、何だか大人げないことをやってるという感じ。戦争を仕掛けたトランプはあしたトルドー君と話をするんだそうで、「どうだ、アメリカの州になれば関税なんかなくなるんだぞ」と言うつもりなんじゃないの。

今日はウッドチャックが春の天気を占う「グラウンドホッグデイ」で、穴から出て来て自分の影を見たら「まだ後6週間は冬」、影を見なければ「もうすぐ春」ということなんだけど、一番有名なペンシルベニア州のパンクサトニー・フィルの今年のご託宣は「まだ後6週間の冬」。でも、カナダ側では、オンタリオのウィアートン・ウィリーだけは影を見なかったので(たぶんオンタリオでは)「もうすぐ春」だけど、ノバスコシアのシュベナカディ・サムもケベックのフレッド・ラ・マルモットも影を見たので、あっちではまだまだ冬は続くという「分断」。BC州にもオカナガン・オーキーというのがいるけど、これは巨大な縫いぐるみ。ちなみに我が家のモモ・ザ・マーモットは「影もへったくれも、寒いから早く中に入れてくれぇ」だって・・・。

寒いよぉ~