リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

秋たけなわで芸術と味覚と食欲をひとまとめ

2023年10月14日 | 日々の風の吹くまま
10月12日(木曜日)。☀。何となく目が覚めたら7時。日の出はほぼ7時半で、山の稜線が朝焼けっぽい色で、フレーザー川に沿って濃い川霧が立ち込めて、ポートマン橋は何となく暖かそう。川向こうのサレーは朝のようだけど、ニューウェストミンスター側はまだ夜の風景。何だか夜と朝の間と言う感じ・・・。


夜明け前・・・

川霧に埋もれたポートマン橋

カスケード山脈(アメリカ側)の荒々しい稜線

夜と朝の間

きのうの芝居はおもしろかった。『シラノ・ド・ベルジュラック』の翻案で、バンクーバーの多文化メッカであるコマーシャルドライブ(通称ザ・ドライブ)に舞台を移して、ぶ男のシラノはネットの商品説明を書くのが仕事の超肥満体の女性イサベル。ルームメートのクリスティンの出会いアプリのプロフィールを直してあげて、出会ったインド系の男ハジットとのデートをためらうクリスティンに代わって男に会いに行って好感を持ち、2人を出会わせた後はクリスティンに代わってSMSのメッセージを書いてあげて、クリスティンがバルコニーに立っているハジットに愛を告白するのを生垣の後ろに隠れて代演。原作ではシラノが愛するロクサーヌの腕の中で死んでしまうんだけど、イサベルはDV男の元彼を捨て切れないクリスティンと別れたハジットと結ばれて、めでたし、めでたし。Arts Clubのプロモ写真を拝借して来たけど、イサベルを演じたステファニー・デイヴィスはとってもキュートで、いい味を出していた。


『Someone Like You』のプロモ写真(Arts Club)


午後、抜けるような青空にぽかり、ぽかりと浮いていた白い雲。何となくコンピュータで描いたみたいな感じがするな。人が動物の顔が見えるような、見えないような。動物が見えるような、見えないような。大空で刻々と姿かたちを変えて行く雲は、自由奔放でいいなあ。気持ちが軽くなるような空の下をマーケットへ。ケイラのテントでカレシ注文のトマト、赤いのと黄色いのと取り混ぜて、大きくてみごとなのを5個。黄色いのがちょっと四角っぽかったので、ケイラに日本には出荷の便を考えて開発した四角いスイカがあるという話をしたら、「それは名案だわ」。でも、四角いトマトって、はて。ポールのテントでは今が盛りのシャンテレル(アンズタケ)をどっさり。ポールが「おまけだよ」とふたつかみも入れてくれて、一番大きなマイタケが入っているミックスのパックも買ったら、中のヤマブシタケが小さいからとそれよりも大きいのを「おまけ」に入れてくれて、もうきのこのOD(過剰摂取)になっちゃいそう。シャンテレルは明日注文したバックリブを取りに行くときにヴィクターにお裾分けしようっと。

今日の晩ご飯は分厚いアヒまぐろのたたき風ステーキに大根おろしと刻みネギを載せて、残っていた白かぶとポールの新鮮なシイタケとケイラのべか菜の煮物風と、シソの花芽入りの玄米麦ご飯。ワタシ得意の思いつき料理はみぃ~んな極楽とんぼ亭スペシャルの「ナンチャッテなんちゃら風」。あはは。でも、おいしくできたら文句なしだよね。




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