演奏者が今日は良いコンサートだなと思っていても、雑誌などの批評やHPなどに書き込まれる評価が悪い場合がよくある。今日の演奏は今一だったと思った時に絶賛されることもある。そしてある人は大絶賛なのに、ある人はブーイングと逆の評価が人によってでることも毎度のことだ。聴く側の好みだけではなく、その日の音楽を受け入れる気分というものに左右されることが最近ある気がしてきた。音楽の感じ方は人それぞれで、有名な評論家の批評と自分がずれていても決して恥じることはない。私なんかもCDの購入の時、「レコ*」などの雑誌の批評を参考にすることもある。特に某有名評論家(名前は勘弁して)の評価を最も参考にしている。それは、彼が大絶賛したCDは、自分に合わないことがほとんどだからだ。彼が辛口に評価したCDは、すんなり自分の愛聴盤になっていたりする。結局、自分の感性を信じるしかないようだ。
演奏会を友達と聴きに行って、演奏会評をお互い語り合うなんてもったいない。言葉にしたらそれは嘘になる気がする。自分の胸の中だけで余韻に浸ることをお薦めしたい。
演奏会を友達と聴きに行って、演奏会評をお互い語り合うなんてもったいない。言葉にしたらそれは嘘になる気がする。自分の胸の中だけで余韻に浸ることをお薦めしたい。