らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲全集 ペライア&イギリス室内管弦楽団

2014年01月07日 23時59分37秒 | 音楽
 昔々、私がまだ武蔵大学経済学部に在籍していた頃、オーケストラサークルに参加していました。途中でヴァイオリンからヴィオラに転向したのですが、まだヴァイオリンを弾いていた時の定期演奏会で、W.A.モーァツルトのピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」を取り上げました。演奏会のために参考になるCDを買い求めたのですが、その時のCDの相場は1枚3500~3800円ほど。ちょうどその頃、SONYがベストクラシック100というシリーズで1枚3000円という破格で名盤を売り出しました。

 私は演奏者も分からずに、ペライア&イギリス室内管弦楽団のCDを手に取りました。貧乏だったので3000円でも当時は辛かったけど、パート練習をする先輩も厳しかったし、パートの楽譜がどうピアノのソロと絡むのか、どういう曲なのか?何回も聴いたものでした。1stなのか2ndVnなのか?演奏したパートは忘れましたが、単純な暇な(当時はそう思いました。)楽譜に、モーツァルトってつまんねぇなと言っていて、同級生と喧嘩したこともありましたっけ・・・(遠い目)。

 単純な楽譜から何を読み取れば良いのか多少は理解してきたプロになってからW.A.モーァツルトは、大切な作曲家になりました。今はその単純な楽譜を見て、なんて難しいのだ!と思える毎日。あらためて聴いてみると、このペライア&イギリス室内管弦楽団の演奏の素晴らしいこと!!

 今ならピアノ協奏曲全集で3000円以下!!なんてことなのだろう!名演のCDが12枚組で3000円以下・・・・・。音楽業界の演奏家もレコード会社も貧乏になるはずだよね・・・・・・・。
HMVジャパン
コメント (4)
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