らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ふるさとは遠きにありて思ふもの vol.1

2014年10月18日 23時59分59秒 | 演奏旅行~
 昨日の公演の疲れを背負いながら秋風吹き始めた大阪をあとに、朝から新幹線移動。

 土曜日で駅も新幹線の中も混雑の中、東京を目指した。明日の東京公演のための移動日。

 東京に生まれ育った私が、なぜかここ数年急に行く機会が増えた大阪の方に郷愁を感じてしまう。東京も大阪も人が多い大都会なのは同じ。しかし、大阪は空間を感じるし、そこに生きている人たちが活き活きしている。店員の対応しかり、接客の仕方しかり。電車の中でも最近増えたとは言え、電話をいじくるより人と会話したり、新聞を読んでいる人が多い。妊婦、老人を見れば席を譲る。いい意味で元気な頃の昭和の香りを感じるのだ。

 一方東京。駅で歩く人、電車の中、総スマフォか?と思うほど他人に対して無関心。歩いていてもぶつかりそうでも、こちらはラクビーのタックル避けよりも難しい歩行を強いられる。混んでいる電車でも必要のないゲーム画面とにらめっこ。混雑電車内でも妊婦に老婦人が席を譲る始末。全く他人に無関心。ここまで行ってしまったのか?東京よ。

 あーあ。

 話しはガラッと変わるが、東京の鉄道は相互乗り入れのため複雑に発展している。住んでいる人は良いのだが、他から来た人には無理。ちょうど良い乗り換え情報を結局タブレットで調べることになる。私が大学生の頃は、狙っている子を一緒の方面だからと鉄道で送るーロックオン作戦も可能だったが、今は彼女の方が迷惑だと思えば色んな選択肢があり、送りたがっている男の人をまくこともじゅうぶん可能なのだ。便利だけど複雑すぎる鉄道。

 お昼過ぎに闘病中の親をお見舞いに行く。思ったよりだいぶ元気そうだ。

 vol.2へ続く……。

 
コメント
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