らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

プチ ベートーヴェン シリーズ

2016年03月10日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 先日、某クァルテット奏者の方と話していて、死ぬまでにあと何回ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を演奏出来るのだろうという話をしていました。クァルテット奏者ならば、ベートーヴェンの全17曲に及ぶ(大フーガ含)作品をすべて演奏するチクルス(シリーズと言っても良い!!)を1回でも経験して見たいのですが、なかなか団体の成長と時間お金の問題などで実現できないのも現実です。ただ1回演奏しただけではなかなか深いところまで行くことは難しいので、何周もしてみたいというのは、夢のまた夢の話。

 時間お金の問題はともかくとして、団体の成長に関しては出来る事でしょう。

 山形Qは、結成16年目を迎えています。定期演奏会ではベートーヴェンの全曲は一応演奏したので、目標としては数年後には是非チクルスをやってみたいと思っています。現状では、1年に4~5回の定期演奏会で、1~2曲位を取り上げているのですが、17曲もあると再び曲に出会えるのは、長ければ8年後とかになってしまいます。それでは曲が手の内に入ってくるのは困難なことです。

 昨年の暮れから、山形Qでは、リーダー中爺氏の号令と共に現在活動を活性化させようとしています。

 そのせいなのか??定期演奏会。依頼演奏のため現在以下の曲を練習中なのです。()内の数字は、楽章。
L.v.ベートーヴェン
 Op18-2(4)、Op18-6(1)、Op59-1(3)、Op.59-2(2・4)、Op59-3(全)、OP.95(1)、Op.127(全)、Op.130(5)、Op.131(7)。

 全曲演奏するのは、Op.59-3とOp.127の2曲のみですが、他の初期から後期までの8楽章分もリハーサルを行っているのです。並べてみるとOp.18が結構くせものです。来年度は、山形響でベートーヴェン交響曲全曲シリーズが企画されていて、それに乗ったわけでは無いのですが(いや半分乗ったのか・・・)、集中してベートーヴェンに取り組んでいるのです。かつてここまでベートーヴェン漬けになったことがないので、本当に出来るのかよ!と思いつつも・・・折角のハードルを楽しまないとと日夜思っています。

 団体で練習する日以外にも、個人練習でどうにかして~音符が踊り出すまで努力を続けたいと思っている次第であります。あ~幸せ。

 練習は計画的に!!
コメント
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