らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

実父が亡くなりました。

2016年11月20日 23時59分59秒 | 家族・親族
 本来楽しい投稿や演奏会のお知らせなどのニュースを載せる主義のブログ使用方ですが、自分の気持ちに整理をつけるために投稿します。

 今月4日から7日までに東京へ行った理由は、今月1日に家で療養中の父が80歳で亡くなりました。山形Qの7月ー第60回定期演奏会に聞きにきてくれた時は、年内中は大丈夫かなと思っていましたが、駄目でした。今月23日には81歳の誕生日でした。

 山形に移住して、クァルテット活動を始めた時は、親の死に目に立ち会うことは半ば諦めていましたが、亡くなってから3時間後のお知らせでした。

 すぐにも家に駆けつけたかったのですが、オケのお休みはもらえたものの、クァルテットの本番続きで、どうしても抜けられずに、(メンバーの替えは効かないと思っています)東京の家に行けたのは、4日。

 ただ寝ているような父の姿を見て、信じられないような気持ちでした。二週間位前の朝に電話があり、「とうさんはもう駄目だから、母さんを頼むぞ、なんでも頑張れよ!」と苦しそうな言葉を聞いたのが最後になりました。

 抗がん剤を拒否し始めて、食欲が戻っていましたが、最後の40日は氷のみの摂取だったそうです。自分の家の畳の部屋で死ねるなんて、何千人に1人の確率なんでしょうね。痛いとまず言わないで静かに死を受け入れた父は、不謹慎な言い方ですが、かっこいい死に方だったように思います。

 通夜は7日。何十年ぶりに会う親戚に方々、久しぶりすぎて笑顔が絶えない良い通夜になりました。誰かが死なないと集まれないのは少し寂しいです。もう少し不義理を解消しなくちゃね。

 葬式当日は、山形でクァルテットの本番だったため、出ることができず。こういう時は、兄妹が多い事に感謝の気持ちが湧きました。何たって5人兄妹ですから。無事に荼毘はすんだようです。

 父のおかげで、兄妹5人、母親と30年以上ぶりに全員が集まることはできて過ごせた四日間は人生の大切な思い出になりました。

 さて、現在は、元気に仕事に復帰しています。同僚たちのフォローにも多大な感謝。父の教えを守り、これからは甘えることなく、毎日頑張って行きます。

 長くなりました終わります。
コメント
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