らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

指導に行く。前半戦3(2019)

2019年04月30日 23時59分59秒 | 指導
 平成時代最後の日。

 山形大学フィルのヴィオラパートの指導に行ってきました。

 ヴィオラパートとは言っても普段と同じではありません。

 本日は大学からヴィオラを始めた学生向けのbeginners講座です。新2年生の二人が参加してくれました。

 以前のヴィオラパートは、毎年中高学校等でヴィオラをやっていた経験者が多くて、初心者の1年生が入団したら、みんなで寄って集って面倒をみるのが習慣のようになっていました。なので、初心者の学生は、先輩達のやっている事から学んで、それなりに上達していったのです。

 私はサマーコンサートや定期演奏会の演目を中心とした指導だけで、十分でした。

 しかし、多くの面倒見の良い先輩達がここ数年相次いで卒業して、サークルを去って行ってしまいました。それと経験者の先輩が、工学部生に多くて、小白川に残された1年生が、悪く言うと放ぱらかし、よく言っても、自分で努力しないといけない感じでした。(先輩達が意地悪しているわけではないのであしからず)。

 オーケストラというサークルの特徴ですが、下手よりは上手な方が楽しさは増すので、おいて行かれてしまう初心者の学生のてこ入れを図ろうと今回の講座となりました。

 演奏会の演目を弾けるようにする事に普段は集中してしまうのですが、全くのヴィオラ講座で、見ているようで見ていなかった基礎中の基礎からこれからの練習の仕方など、成長するために欠かせない第一階段をみっちり約3時間教えてきました。

 最初、蚊のなくような音で演奏していた音が、時々ヴィオラのいい音がなりだしていました。

 若いスポンジみたいな吸収力で、今日の所は良い感じで終われたかと・・・・・。

 これからの彼女たちに、大いに期待が膨らむのでした。
コメント
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