らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

「青層紀VII」1977

2019年10月17日 23時59分59秒 | ホール美術
 地方のホール内には、地元の芸術家達の作品が数多く展示されています。

 私達ホール使用者は、楽屋口から舞台裏〜舞台でしか過ごさないので、それらの美術作品に接することが多くはございません。お客様を迎えるためにロビー等に展示されているのが普通だからです。

 練習前や本番前に少し時間があれば、ホール中を歩いて美術作品を見るのが、最近好きになりました。

 普段はあまり美術館等は行かないのですが、良い機会です。

 しかし、もったいないのはそれらの美術品は、保存という観点から言えば決して良い状態ではございません。直射日光が当たってしまう物、埃まみれになっている物など消費される美術品になっている物もあります。美術品自体が箱物が出来るときに寄贈されたりされることが多いからですかね?事情はよくわかりません。

 ホールが建て直されるときに破棄される物も多いと聞きます。運命と言えば運命です。
 
 たまには、ロビーの壁にある絵画や彫刻などに目を向けてみたらいかがでしょうか?

 (写真)新庄市民文化会館の田口富士雄作「青層紀VII」1977です。

 素晴らしい青です。
コメント
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