らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

指導に行く。後半戦2(2019)

2019年10月31日 23時59分59秒 | 指導
 山形大学フィルのヴィオラパートのトレーナー日。

 本日は大学からヴィオラを始めた学生向けのbeginners講座です。1年生と2年生の二人が参加してくれました。

 1年生の学生は高校からの経験者だし、2年生の学生も、もう1年ばかり楽器を演奏しているので、初心者講座と言うよりは、演奏会のための楽譜読み優先を一旦止めて、ヴィオラのグループレッスンのような性格のものになってきました。

 演奏会のために楽譜読みを手伝ってあげるより、演奏会が終わっても次に繋がるヴィオラのレヴェルが上がった方が、結局は良い気がして、ヴィオラを教えています。

 昔の学生は、音楽科の専攻だろうが、アマチュア学生サークルだろうが、上達するために個人レッスンを受ける子が多かったのですが、今は、仕送りの減額によるバイトやら色々な付き合いのために、そこまで真剣に楽器に身を捧げる子が少なくなりました。時代の流れかもしれません。誤解無きように言えば、別に不真面目というのとも違う気がします。

 折角、縁あって教えに行っているサークルで、上達して充実した学生生活をしてもらいたいので、指導を行っているのでした。

 楽譜の読み方、拍の取り方、練習の仕方、楽しみ方などなど色々教えることは多くて、こちらも何かと大変です。

 ただし、本当に自ら上達したいと自分のエンジンを着火させるのは学生側です。教えている私が発破をかけて、エンジンをかけさせても意味がないのです。

 結局、楽器演奏というのは、努力なしには上に行けませんね。私は十分すぎるほどに理解してしまっているけど。

 今日の文章は少々愚痴ぽく感じられるかもしれませんが、今日の参加してくれた学生に向けたものでは無くて、自分の備忘録に近いのであしからず。

 参加してくれた二人は、少しだけ光が差し始めていました。そのまま頑張って!!
コメント
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