らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ヴァイオリンとチェロのための編曲集

2021年04月28日 23時59分59秒 | お気に入りのCD

 昔の音楽鑑賞は、編曲された曲が多くあったような記憶があります。

 クラシック音楽をジャズ風にアレンジしたオイゲン・キケロなどや、バッハをハードロックに編曲したもの・・・etc。

 クラシック音楽の世界にも古今の名曲を名Vn奏者やVc奏者などが、独奏とオーケストラに編曲したり、ピアノの曲を別の楽器の独奏曲にしたり・・・。

 それらは、限られた人達だけの許された行為で、音楽鑑賞者にも広く認知されていたように思います。

 近年は、オリジナル主義、原典主義から編曲モノは少しだけ地位が低くなり、余程で無い限り(例えば有名な作曲家が編曲したなど)、好んで聴く人が減ったような気がします(間違っていたらごめんなさい)。

 つい最近、ノルベルト・ヒルガーというお気に入りのチェリストを知ることになり、彼の出しているCDを色々と物色していたら、妻のヴェラ・ヒルガー(Vn)と2重奏の編曲集のCDが何枚か発売されているではありませんか。

 その中の一枚〜J.S.バッハ:「ヴァイオリンとチェロのための編曲集」

 パルティータイ短調BWV827/3声のシンフォニア第1番BWV787/第15番BWV801/イタリア協奏曲/フランス組曲第2番BWV813

 を聴いて、編曲の素晴らしさと演奏の素晴らしさに、心を奪われました。

 ヴァイオリンとチェロの2つの楽器だけで、こんなにも素晴らしい音楽が出来上がるんだと、今までの編曲聴かず嫌いを恥じないとと思い直しているところです。

 オススメCDですが、こういうアルバムは枚数を限って販売しているので、売り切れてしまうとなかなか手に入れるのは難しいです。私は1年位待たされたかも・・・。

 今なら手に入れやすいのかな・・・?!


HMVジャパン

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