先週土曜日に秋田のミルハスで「ドラゴンクエスト11」のコンサートで演奏してきました。
ドラゴンクエストの音楽コンサートを年間何回か演奏する機会があって、3〜6や11は、何度も演奏してきました。
11は、演奏するのがもう何度目か思い出せませんが、ゲームの方は未プレイでした。他のものはほとんどプレイしています。
今回の演奏会にあたって、プレイステーション5を購入してゲームをやり込み、約200時間プレイしてみました。
ゲームの中では、3や5などの音楽も頻繁に流れてきて楽しくプレイできました。過去のゲームで再び使用されている音楽は、キャッチーでとても良い曲揃いです。
ただ11だけに使用されている音楽は、中庸なテンポの少し似たような音楽が多く、特にオーケストレーションの関係でヴィオラパートは、全音符、二分音符や四分音符が続き、とても単純になっています。
なので、ゲームをプレイしていなければ(過去の演奏会はそうでした)、周りの音楽、指揮者の指示などで推測しながら演奏するしかなかったのです。
どの曲の四分音符も同じ様な演奏の仕方になってしまいがちで、正直つまらない気持ちでした。
今回は、ゲームプレイ後の演奏ということで、どの曲も場面がすぐに頭に浮かび、その時の心情など理解が進んでいるので、同じ四分音符でも力強いのか、悲しいのか、長いのか、短いのか、速いのか、重めなのか?選択肢が自分の中に生まれているのに気づきました。ゲームをプレイしなくとも、一応プロなので、楽譜を音楽にする事は最低限出来ると思いますが。
某同僚とも話していたのですが、クラシック音楽〜特にオペラ公演などで、外国語で歌っている内容を知っているのか知らないかで演奏に大きく変化が生まれるので、ドラゴンクエストコンサートくらい色んな事を勉強し続けなければ駄目だよねと思った次第です。
ということで、次回のドラゴンクエスト音楽コンサートは4/29〜やまぎん県民ホールにて、「10」の予定です。「10」も未プレイなので、早速オフライン版でプレイしておきます。他の活動に影響が出ない程度に。
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