らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ドビュッシー Op.10

2016年06月15日 23時59分59秒 | クァルテット
 以前、好きな作曲家のカテゴリーでE.グリーグについて書いたことがあります。
E.グリーグ 弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27

 本日はそのE.グリーグの誕生日なのでした。

 E.グリーグの弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27 は、山形Q 記念すべき第1回で取り上げている曲で、再演をしようと思いつつも時間ばかりがたっています。良い曲ですよ!!

 さて、今回第60回定期演奏会で取り上げている曲は、C.ドビュッシー の弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10。

 一部の音楽学者の方が指摘しているのですが、C.ドビュッシー〜作品10の弦楽四重奏曲はC.フランクの影響を受けているらしいのですが、実は国籍も違うE.グリーグの Op27からも大いに影響を受けていて、共通の調性〜ト短調だったり、最初の出だしからして、両方演奏したことのある人間からして、とてもよく似ているように感じます。

 曲全体の主題が統一されているのは、L.v.ベートーヴェンの運命交響曲の形式のようだし・・・。

 何度演奏しても飽きることがございません。

 過去に何度も演奏している曲ですが、なかなか解釈や演奏を仕切った所まで行っていない感じがするので、何度もチャレンジしているのですが、今回こそはと(毎度思っています。)大きく意欲を持っています。

 是非、第60回定期演奏会にお越し下さいませ。

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