らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

SUSKE-QUARTETT 2

2008年11月09日 23時54分50秒 | お気に入りのCD
 全集でないのが本当に悔やまれるSUSKE-QUARTETTによるモーツァルト弦楽四重奏曲集です。全集ではないですが全23曲の内、第8~23番までの曲が網羅されています。このCDの魅力は何と言ってもクァルテットの音の美しさ。1stVnを担当しているSuske氏の美音ばかり耳が行きがちですが、そのクァルテットの4人のメンバー全16弦が一つの楽器のように響きます。

 休日を迎えて疲れている時は、もっぱらこのアルバムに手が伸びてしまいます。聴いていて本当に優しい気持ちになります。

 どうしても全集で欲しい方は、イタリアQやアマデウスQなどがあります。
     

 1stVnのBrainin氏の癖のある弾き方が嫌という人がいるみたいですが、作曲家アマデウスから団体名をとっただけあって、とても明るいモーツァルトを聴かせてくれています。VaのSchidlof氏が亡くなって、惜しまれながら解散したアマデウスQは日本にも師事したクァルテットが多く、日本のクァルテット業界(そんな言い方あるのか?)に貢献しました。山形響の首席ヴィオラ奏者N氏も師事した一人です。現在はチェロ奏者のLovett氏のみ御存命です。チェロ奏者って長生きですよね。
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音楽鑑賞教室(新山形Q)

2008年11月08日 20時46分54秒 | クァルテット
 寒河江市立陵南中学校の2学年(親子集会)の主催で演奏して来ました。

 これは、「新山形Q」の活動でした。という事は「2ndヴァイオリン奏者のらびお」でした。陵南中学校は通勤などで学校の前を通る事が多くて、体育の時間やクラブ活動で学校のまわりを走っている生徒さんをよく見かけます。校庭でも盛んにクラブ活動に励んでいる生徒さん達をみると「頑張っているなぁ~おじさんも今日も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれています。

 生徒数が多くて、やはり子供達の多さが地域の活性化につながるのだなぁ~と思います。

 今日はあいにく寒い日になり体育館での鑑賞は、生徒さんとその親御さん達聴く側にとっては少々辛かったかもしれません。我々演奏者側も手がなかなか温まらないで、指を普段よりスピードアップでまわさないといけないヴァイオリンでは少しだけ苦労しました。しかし、生徒さん達はお行儀も良く、演奏に集中してくれてシ~ンとした中で演奏出来た事は本当に嬉しかったです。

 司会者である中爺君の話にも笑いながら聞いてくれていて、おじさん達は本当に充実した時間を過ごせました。本当にありがとうございました。ちょいと脱線しますが寒河江の子達は本当に美人が多いですね。~谷地男と寒河江女と言いますからね。あっ男の子もかっこいい人が沢山います。ここあたりのDNAのせいかもしれません。

 W.A.モーツァルトのアイネクライネナハトムジークやディヴェルティメント第3番他を演奏しました。モーツァルトは本当にすばらしい作曲家です。名曲であるがゆえの難しさも健在です。よく演奏されますが、彼の初期の弦楽四重奏曲の方が少しは2ndVnにとっては負担が減るかもしれませんね。今度こういう活動の機会がある時は考えようかと思います。ハイドンの初期とかね。

 今回もたくさんの事がわかりました。これを今後~山形Qの活動の方に活かそうと思います。
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山辺温泉

2008年11月06日 23時44分48秒 | 山形県
 高校でのレッスンの帰り道、山辺温泉に寄りました。体の疲労は抜けきらないし、寒くなってきて体が冷えきっていると感じたからです。忙しさにかまけて、最近温泉に行ってなかったので時間が空いた今日は絶好の機会でした。もう少し自己管理が出来ないといけませんね。

 約1時間くらい、出たり入ったりを繰り返して汗をたっぷりかきました。すっかり温まったのですが、体の痛い所が出て来た感じで、また近いうちに行かなくてはなりません。

 入浴後は、やはり定番の「やまべ牛乳!」

 今日は久しぶりの温泉でしたので汗が出過ぎて、少々ふらつきもあって2本も飲んでしまいました。美味しいですね。この牛乳を飲めるだけでも山形に移住した甲斐があります。

 明日は、午後から山形響の音楽鑑賞教室と山形Qの練習です。

 頑張らなくっちゃぁぁぁぁ~~~。

 晩ご飯は、よくコメントをして下さるまーちゃん♪さんのおすすめ!

 ぴょんぴょん舎の冷麺を初めていただきました。こしがあって美味しかったです。

 ハマりそうです。
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新山形Q結成!??

2008年11月05日 23時47分24秒 | クァルテット
 山形Qの紅一点だちゅ君が、今年は多忙で秋田に帰る日がとても多いです。今年も?山形響のメンバーである男性3人はもちろん多忙なのですが、その3人とだちゅ君のスケジュールが今年は特に合いにくくなってます。

 昨年あたりから、ありがたい事に山形Qへの依頼演奏会(演奏会、音楽鑑賞教室、慰問演奏など)が増えてきています。昨年までは、4人のスケジュールが合わなければ断っていました。しかし、3人のスケジュール(山形響の男性)は空いていて、私達の演奏を必要としてくれている人達の依頼を断るのは申し訳ないだろうと、新しいユニットを結成しました。

 私が2ndヴァイオリンを担当して、ヴィオラを家の奥さんにお願いしました。山形Qの定期演奏会でも奥さんとは毎年のように弦楽五重奏曲を演奏するので、慣れているメンバーが良いとの判断でそうしました。

 新山形Qプロジェクト!

 名前ばかり良いのですが、私にとってはもの凄い負担増です。2ndVnはやっていて本当に楽しいのですが、楽器の大きさも奏法も違うので、事前に沢山の練習が必要になります。

 楽器は普段より軽くて体の負担は減るのですが、ハ音記号とト音記号の違いやクァルテットの中での役割の違いなど頭の方が何倍も疲れます。特に演奏し慣れた曲は、入る所など微妙に違うので注意が必要ですしね。

 2ndVnを演奏する事で、今後のクァルテット活動のプラスになればと前向きに考えています。

 という事で、11/8に行う音楽鑑賞教室の練習が今日ありました。頑張ります。

 (写真)もう30年以上前の写真です。ヴァイオリンの発表会の時でしょうか?この頃はヴィオラ奏者になるなんて夢にも思っていませんでした。
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クァルテットの本 vol.2

2008年11月03日 23時20分53秒 | クァルテット
 昨日の続きです。
 もちろん弦楽四重奏というジャンルは(他のクラシック音楽も当然)生演奏の方が聴いていて何倍も面白いのですが、家のステレオで聴くCDは、どういう風に選択すれば良いのでしょうか?古今の名クァルテットが星の数ほどのCDを出している中で、最初は誰でも迷ってしまいます。ちなみに私が最初にこのジャンルに興味を感じた時は、「安いから」とか「名前を聞いた事があったから」という理由で買っていました。所謂ジャケ買いというのも一つの手かもしれません。「このチェロを抱えた男の人がかっこいいから」とか「ヴァイオリンのお姉さんが美人だから」でも良いのです。

 でも少しでもどんな傾向の音楽を奏でるか?という知識が欲しい人は、(上の写真)幸松肇氏著書「世界の弦楽四重奏団とそのレコード~ドイツ・オーストリア編」をすすめます。幸松肇氏については当ブログで何回かとりあげてますし、その作品も山形Qの定期演奏会でとりあげました。今年一番演奏した作曲家です。以前お会いした時に他の国編も期待しますと無責任にお願いしたら、この本を書くのに膨大な資料が必要だったとお聞きしました。この本を読んで、「あたりをつける」のも一つの手でしょう。この本は、本屋さんでまだ手に入れる事が出来ます。

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 次の本は、これまた廃刊本です。涙。「クァルテットの技法~グァルネリ弦楽四重奏団と語る」ディヴィット・ブルーム著/久合田緑訳です。
     

 Amazon等で手に入れる事は出来ますが、もの凄く値段が上がっています。古本屋さんで見かけたら買っておいた方が良いかもしれません。

 この本は、アメリカのグァルネリ弦楽四重奏団のメンバー一人一人がインタビューに答える形の本になっています。具体的な曲をとりあげて、「この部分はこう演奏する」とか「具体的なクァルテットの運営方法」など団体の秘密と言える部分を多く語っています。実際弦楽四重奏を演奏している私達にしてみれば、大変興味が引かれることばかり書いてあります。

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次は、「クァルテットのすべて~スメタナ弦楽四重奏団は語る」長谷川武久・武藤英明共著です。
     

 この本は、日本では爆発的な人気を誇ったスメタナQの解散に伴い書かれた本で、この名クァルテットの音楽と歴史みたいな本です。(乱暴な解説ですみません)。この本もメンバーがインタービューを受ける形になっています。グァルネリQの本に比べて、具体的な譜面は出さずに音楽の素晴らしさを永遠と語っています。こちらの本の方が演奏する人でなければ、楽しく読めるかもしれません。

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 最後にとりあげる本も廃刊本です。廃刊本ばかりとりあげてぇぇえ!と叱らないで下さい。出版社に手紙を出しましょう!!

 「黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏団」渡辺和氏と幸松肇氏の共著です。前半と後半で著者が違います。
     

 定価3500円の本がAmazonnでは10万円を越えています。凄いなぁ・・・・・。

 両親が山形県出身のチェリスト黒沼俊夫氏の生涯を綿密な取材で書いている前半(渡辺和氏)。後半は日本のクァルテット博士と言われている幸松肇氏が書いた日本の弦楽四重奏団の歴史。読んでいて興味はつきる事がございません。この本は、以前から所有していたものの読んだのは実はここ2・3年前です。読破してから、この本に出てくる人達に裏を取る事が一時期楽しかったです。

 大袈裟に言うと、私達が今一生懸命やっている山形弦楽四重奏団の山形に置ける存在意義みたいなものを示してくれています。この活動の火を消してはいけないという事をますます感じる事が出来ました。

 私にとっては、これ以上の本はありません。しかしもう手に入れる事はとても難しいです。とても残念です。

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 実はまだまだクァルテット関連の本はあるのですが、少々専門的すぎて一般の人には難しいと予想されますので割愛します。今回とりあげた本は、クァルテットをこれから聴こうかなという人には読みやすいと思います。(諸井氏の本は除く)だからこれらの本は、いつまでも出版され続けていて欲しいと思い記事を書きました。

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クァルテットの本 vol.1
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クァルテットの本 vol.1

2008年11月02日 21時41分45秒 | クァルテット
 私達が山形弦楽四重奏団の活動をしている事で、山形の古くからの室内楽ファンや新しく室内楽に興味を持った方々から「何かクァルテットの勉強をしたいのですけど、良い本は有りますか?」という質問を時々受ける事があります。

 確かに弦楽四重奏というジャンルは大作曲家の作品も多いし、ほとんどの作曲家が力を入れて作曲しています。名前だけで「弦楽四重奏」というジャンルは知っていても、実際どの曲から聴いていいかわからないし、膨大な数の作品の前で尻込みをしてしまうという(勇気のない?)弦楽四重奏のファンになりかけの人達が多いのも事実です。

 しかしこのジャンルに入るのは、特別な構えも知識も最初は必要ない事です。普通に交響曲や協奏曲を聴く時のようにただ聴いてもらえれば良いと思います。良さがわかってきた所で、少しずつ興味があるものから知識を増やせば、ますますこのジャンルにハマってしまうことでしょう。

 という前置きが少々長くなってますが、早速クァルテットについての本を紹介してゆきましょう。

 音楽ジャーナリスト渡辺和氏の著作の「クァルテットの名曲名演奏~4人が織りなす素晴らしき世界」という本があります。この本は、クァルテットミュージック初心者でもわかりやすく興味を持って読み進む事が出来るように工夫されて書かれています。

 渡辺和氏のブログがありますので、興味の有る方はアクセスして下さい。
やくぺん先生うわの空

 書いてある事には責任持てないとはっきり言っておきながら、旬の話題満載で大変面白いブログです。

 残念な事にこの名著は廃刊になっていますが、いまならAmazon等で安く手に入れられます。私は田舎の特権である昔ながらの本屋さんで手に入れましたが・・・・・・・!?

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 またまた廃刊本の紹介で申し訳ないのですが、井上和雄氏の著作の「モーツァルト心の軌跡~弦楽四重奏が語るその生涯」を紹介します。
     

 この本は、アマチュアヴァイオリン弾きで弦楽四重奏を楽しんでいる著者が、弦楽四重奏の作品を通じて作曲家の伝記をわかりやすく書いています。大学教授である氏の知識もさることながら、文中登場するクァルテットのメンバーが大活躍して、笑いも有り楽しく読む事が出来ます。

 もう一冊「ベートーヴェン闘いの軌跡~弦楽四重奏が語るその生涯」
     

 この本も上記同様に大変興味深く読む事が出来ました。実は井上和雄氏のこのシリーズはもう1冊「ハイドン~」がありますが、今は山形Qメンバーの委員長に貸していて写真が撮れませんでした。

 この3冊とも廃刊ですが、今ならAmazon等だと安く手に入れられる可能性がありますけど・・・・。ハイドンは高い・・・。

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 今日はもう1冊だけ。
邦人大作曲家諸井三郎氏の書いた「ベートヴェン絃楽四重奏曲~作曲学的研究」
     

 この本は作曲家である氏がベートーヴェンの弦楽四重奏の楽曲研究したものです。某国立藝大の教科書にも使われてたこともあって、かなり難しいです。読んでいて興味がある人以外は、確実に眠くなります。笑。

 実は申しにくいのですが、この本も廃刊です。これらの本は、大変有益でありながら弦楽四重奏というジャンルが如何に出版元にも読書にもマイナー扱いされていて(要するに部数が伸びない)、早々と廃刊になりました。弦楽四重奏というジャンルを少しでも理解してもらいたい、こんなに良いジャンルが有るんですよという著者達の情熱が届いて是非もう一度出版されて欲しい本達です。(諸井氏の本は少し性質が違いますが・・・)

 弦楽四重奏関連の本は目に入ったら手に入れないと一生手に入れられない可能性が高いです。涙。

 vol.2に続く・・・・・・。
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SUSKE-QUARTETT

2008年11月01日 22時46分58秒 | お気に入りのCD
 以前にもL.v.Beethovenのクァルテット全集を紹介しましたが(Vermeer Q)、この大作曲家の名作ぞろいのジャンルの膨大な録音の中でたった1つにしぼるのはとても困難な事です。Beethovenの音楽と言えば、交響曲・協奏曲・ピアノ曲などが目立っていて、大好きな人はそればかりを聴く人もいます。しかしこの大作曲家の本当の姿を知りたければ、弦楽四重奏というジャンルを聴く事がとても重要だと思っています。特に後期の作品(第12番~第16番、および大フーガ)を難解な作品として、聴かず嫌いになっている人はとてもかわいそうな人かも知れません。言い過ぎですかね?

 家の奥さんは仕事で疲れている時は聴きたくない作曲家みたいですが、私はむしろ元気になれる作曲家みたいで毎日のように彼の曲を聴いています。

 SUSKE-QARTETTは、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターだったカール・ズスケ(1934~)が、ベルリン国立歌劇場管弦楽団の第1コンサートマスター時代の1965年に結成しました。その後、ベルリン弦楽四重奏団に名称を変えてズスケがゲヴァントハウス弦楽四重奏団に入るまで続きました。

 今、刺激的な音楽をする団体が多い中(それはそれで表面的にかっこいい面もありますが)、自分の家で何回も聴くとなると、こういう第一印象で地味な演奏というものに魅かれます。地味とは言っても真面目に音楽に取り組んでいる姿は好感を持てますし、イカクンのように噛めば噛むほどに良い味が出て来ます。

 表面的な刺激というのは時に鼻につく事も有って、何回も聴くのは疲れてしまいます。何より疲れずに聴く事が出来るというのが、一番の魅力だと思います。

 最初、SUSKE氏のヴァイオリンの美音に魅了されますが、繰り返し聴くたびに他のメンバーの巧みさもわかってきます。本当に良いクァルテットですね。
SUSKE-QARTETTは。
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