らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

あんまり休めなかったかも・・・。

2015年05月05日 23時59分59秒 | 指導
 世間のゴールデンウィークは明日までですが、明日からはオケ業務再開~定期演奏会のリハーサルが始まります。

 ゴールデンウィークは、仕事はお休みスケジュールだったので、同僚の中にはここぞとばかりに自分の演奏会を楽しんだ方もいたようで、音楽の街を目指す側としては良い事だったように思えます。

 さて、私個人は、昨年頃から本格的に再開した個人指導~所謂レッスンの毎日でした。もちろん何十人もいるわけではないので、1日仕事ではないのですがなかなかハードでした。

 上達したい~上手くなりたいという気持ちを持って私のレッスンを受けに来るのですから、何とかしてあげたいし、見本(になってないなぁ・・・・)のために自分で少し準備をしたり、今後どのようにレベルアップしてゆくための選曲や課題の検討など・・実はやる事がたくさんあります。

 数十分~1時間くらいで、はい時間です!終わり~!次までにちゃんと練習してきてね!なんてレッスンは、今までやったことがありません。練習が不足している子には、出来るまでレッスンは終わらせないで、どういう練習方法が良いか話してあげます。その子が弾けないのではなくて、練習の仕方を間違っていた可能性の方が高いからです。そして、その時間内で何とか成果(お土産)を持って帰れるように努力します。

 生徒数が少し増えて、見本を聞かせてあげるために、出していた課題を練習する時間を確保するのがとても困難になっています。

 私が学生の時に師事していた先生達は何十人も生徒を抱えて、何十曲もどうやって練習していたのでしょう・・・?そもそも練習しなくても体に染みこんでいたのかどうか、今になって聞いてみたい気持ちがわきます。J.ブラームス、R.シューマン、P.ヒンデミットやB.バルトーク、D.ショスタコーヴィチ、D.ミヨー、A.オネゲルなど目の前で、いとも簡単そうにぽろぽろ演奏する先生を見て、一生追いつけないなぁと思ったものです。

 そもそも階級が違う気も・・・。

 でも私も出来る限り生徒の上達のお手伝いをこれからもしてゆきます。

 ちなみにもう生徒は空きが出来るまで増やせません。

 

 
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人の音を聞け!!

2015年05月03日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 アンサンブルの時などよく「人の演奏(音)を良く聞け!」と指導を受ける事があります。

 私も学生時代は何度か言われたことがあります。

 では?そもそも一緒にアンサンブルしている人の音を聞かない人がいるのでしょうか?いませんよね。おそらく。

 そういう風にアドバイスを受けると「私は聞いていますよ」と言い張る人もいます。でも他のメンバーは、その人が自分勝手に演奏していると主張します。

 これはどういうことでしょうかね?

 私の楽器~ヴィオラの場合、ヴァイオリンやチェロのように反応の早い楽器ではありません。だからといってカラヤン&ベルリン時代のコントラバスのようにみんなより早く音を出してもずれてしまいます。ヴィオラの楽譜は他の楽器より少し楽譜上、音が少なかったり、音飛びが少なくて困難が少ない場合が多いので余裕が少しあります。

 他の音を聞けと言われて、聞きながらその音にただつけるような演奏は、自分が合っていると思って音を出しても遅れてきこえてしまうこともしばしばです。私も人の音を聞いてそれに合わせて行くような演奏をしばらくしていましたが、ある時気づきました。人の音は聞きすぎても行けないし、聞くなら特定の音ではなくて、自分の音も含めた全体を聞くべきだと。

 自分だけ気持ちいい音の合わせ方だけでは、全く不十分だと結論に至りました。

 全体の音をさらに聞こえるようになるには、スコアを勉強すればいいのでしょうか??勿論です。

 もっと効果的な方法(私だけかもしれませんが・・・・・)教えましょうか??簡単なことでがっかりしないで下さいね。

 自分のパート譜を穴が開くくらい練習することです。

 自分のパート譜を熟知して余裕が生まれたとき初めて、他人の音の聞こえる量が格段に増えます。

 ちょっと詰まらない話でしたかね??
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継続

2015年05月02日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 約15年前に山形弦楽四重奏団として活動をしようと決めた時に、東京にいた学生~フリーの時にやっていたクァルテットの団体が活動を続けられなかった理由を、なぁ~~んとなく書きだして、すぐに活動を停止するもしくは解散するような事はするまいと、活動の方針を決めていきました(心の中で)。

 早く活動を止めてしまう理由としては、メンバー同士の馬が合わない、経済的な理由(ホールなど演奏会を立ち上げる経費)、メンバー同士の時間調整、恋愛、あと継続して活動しようと決めても最初の数回でクァルテットの名曲をやってしまい、その後のプログラミングがメンバーのモチベーションが上がらず(個人的に上がる人はいても)、メンバー同士の音楽の戦いやすりあわせを行い始めるとぶつかって、なぁ~んとなく解散になってしまうのでした。(もっと色々な理由が複雑に絡み合います。クァルテット毎に)。

 ですから山形Qを立ち上げた時に、F.J.ハイドンの68曲もある弦楽四重奏曲を全曲演奏しようと言い出したのは、私でした。どうなるか分からない山形Qという団体に大きすぎる目標をまず立てて始めたわけです。学生の頃、常に図書館に籠もってハイドンのレコードを聴いている同級生がいました。その頃の私は、ヴィオラではP.ヒンデミットやB.バルトークなど難しい曲を練習していて、F.J.ハイドンのシンプルな魅力をまったく分かっていませんでした。その同級生は、聴いてきた作品なにがしの何番の曲が良いんだよ!知ってますか?としょっちゅう私に向けて質問してきましたが、私は上手くあしらって気にもとめてませんでした。そんな私は、今やすっかりF.J.ハイドンにはまっています。

 2001年の4月~第1回定期演奏会でOp.1-1を取り上げてから、先月の第55回定期演奏会のOp71-2まで山形Qは68曲中54曲を取り上げてまいりました。

 今なら、F.J.ハイドンの作品なにがしの何番の何楽章がとても魅力的で、どういう特徴の曲かなぁ~んとなく頭に浮かびます。(なぁ~んとなくが実は重要)。

 しつこいようですが、山形Qの目指したF.J.ハイドン弦楽四重奏曲全曲演奏シリーズは、企画しておいて「出来るわけ無いだろうなぁ~」から始まっています。

 次の定期演奏会の準備がいちからではなく、自動的に次の定期演奏会、そして次々の定期演奏会と予定が組まれて、継続してまいりました。もう山形Qの活動は日常的なモノです。

 さて、あと残り14曲。

 順調にいけば、第69回定期演奏会(2018年10月予定)には、全曲演奏達成となるでしょう。健康に気をつけて、その瞬間に舞台に立っていられたらナイス!でしょうね。

 
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皐月2015

2015年05月01日 23時59分59秒 | 雑記
 今日から5月。

 昨年の今頃は、五十肩に苦しんでいて、連日朝晩温泉に通っていました。寝ることの出来ない痛みに襲われて寝ることも出来ずにみるみるうちに痩せてゆきました。1年経って最近やっと肩が回せるようになってきました。もう少しです。

 長いことブログを書いていると過去の自分の状況がなぁ~んとなくわかります。毎年のように冬から春先は体調を崩すようです。

 今年は、季節の移り変わりが早いようで、桜の季節もあっという間で今日なんかも「もはや夏!!??」というくらい暑かったのですが、苦手な夏・・・少し憂鬱。山形は春と秋が少し短いです。

 ゴールデンウィークに突入していますが、毎日を大切に過ごすために、そんなに多くなく目標を立てることにしました。

 あれもこれもはもう出来ません。自分の備忘録もかねて、長いスパンでの目標と短い目の前の目標をわけて考えてゆこうと、軽く決心しました。(三日坊主は人生何度経験したでしょう。人間そう変われるものではありません)。

 長い目標は自分の心の中に留め置き、短い目標はとりあえず練習時間を増やすでした。

 幸い春先にしてはスケジュールが余裕がありますので、頑張ってゆきます。

 少し自分と戦ってみます。
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