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Harold "Shorty" Baker, Doc Cheatham / Talk That Talk ( 日本ビクター SMJ-7579 )
みなさん、レコード拾えてます?
私は全然ダメ。2月に拾ったのは、ワン・コインのこのレコードたった1枚だけ。こんなことは、前代未聞の出来事かもしれない。
これは、というレコードが本当にない。
定期的に「新入荷」としてエサ箱には出ているようだけど、ホントに新入荷なの?と疑うような感じじゃないだろうか。
高額盤から安レコに至るまで、本当にスカスカな状態。一体、レコードはどこに行ったのだろう?
ユニオンの店舗も元気がない感じがしません? 店員さんは元気なのだが、並んでる商品に元気がない。ムンムンと唸るような圧がない。
お宝が埋まっているエサ箱からは怪し気な妖気が漂うものだが(と言っても、そんなものが見えるのは一部のヘンタイだけだろうけど)、
最近は焚き火が終わって時間が経った後の、寒々しく冷えた木炭の山のような雰囲気しか感じられない。
しかたがないから海外発注するんだけど、それらはすべてクラシックで、例年なら2週間ほどで届く荷物も今は1ヵ月くらいかかって、
月末にまとめてドサッと配達される始末。おそらく海外の郵便事情は働き方が制限されていて、一定期間分を纏めて処理しているみたいだ。
国によっては送料が高くて割高な買い物になっているので、あまり満足感は高くないんだけど、背に腹は代えられない。
それらを1ヵ月かけてボチボチと聴いている日々なので、ブログの筆もすっかり鈍ってしまっている。
閑話休題。
このレコードは Swingville が原盤でRVG録音だけど、このビクター盤もとてもいい。自然なステレオ感で、音に艶があり、輝いている。
シンプルで穏やかな演奏が心に染みる、大人の音楽。どうも原盤には触手が伸びず、こちらを探していたので、まあよかった。
同様、不漁が続いています。
それでもあのゾクゾクと震えるような一本釣りを願い、あしげく漁場に通っています。
やはりそうですか。困りましたね。
私もないだろうと思いつつ、狩り場へと出向いております。