おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「高齢者の支出に関する意識」をみましたが、今日は「貯蓄現在高階級別世帯分布」をみます。
総務省「家計調査(二人以上世帯)」(平成23年)から貯蓄現在高をみると、世帯主の年齢が65歳以上の世帯と全世帯平均とを比較すると、前者は2,257 万円と、後者の1,664万円の約1.4倍となっていることが分かります。
また貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると、世帯主の年齢が65 歳以上の世帯では、4,000万円以上の貯蓄を有する世帯が16.1%であり、全世帯(10.2%)と比べて高い水準となっています。

続いて、貯蓄の目的についてみると、「病気・介護の備え」が62.3%で最も多く、次いで「生活維持」が20.0%となっていることも分かります。

4,000万円以上の高齢者が7人に一人いて、「豊かな生活・趣味」や「旅行・買物」を楽しんでいる様子がうかがい知れますが、その一方、貯蓄残高が100万円未満が7.0%、貯蓄目的に「貯蓄はない」とする割合が2.8%おることから、そこには格差の存在を感じせざるを得ません。
昨日は「高齢者の支出に関する意識」をみましたが、今日は「貯蓄現在高階級別世帯分布」をみます。
総務省「家計調査(二人以上世帯)」(平成23年)から貯蓄現在高をみると、世帯主の年齢が65歳以上の世帯と全世帯平均とを比較すると、前者は2,257 万円と、後者の1,664万円の約1.4倍となっていることが分かります。
また貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると、世帯主の年齢が65 歳以上の世帯では、4,000万円以上の貯蓄を有する世帯が16.1%であり、全世帯(10.2%)と比べて高い水準となっています。

続いて、貯蓄の目的についてみると、「病気・介護の備え」が62.3%で最も多く、次いで「生活維持」が20.0%となっていることも分かります。

4,000万円以上の高齢者が7人に一人いて、「豊かな生活・趣味」や「旅行・買物」を楽しんでいる様子がうかがい知れますが、その一方、貯蓄残高が100万円未満が7.0%、貯蓄目的に「貯蓄はない」とする割合が2.8%おることから、そこには格差の存在を感じせざるを得ません。