おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「高齢者の就労」をみましたが、今日は「高齢者の仕事を選ぶ基準」をみます。
内閣府「高齢者の経済生活に関する意識調査」(平成23年)から60歳以上の人が「仕事を選ぶ際に最も重視すること」をみると、男性は「経験が生かせること」(28.3%)が最も多く、女性は、「体力的に軽い仕事であること」(23.2%)が最も多いことが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9d/b0abc6823b1493773d1023918efaea2e.jpg)
白書によると、この結果を5年前(平成18(2006)年)と比較すると、男女とも「収入(賃金)」が増加しており、男性は9.9%から20.7%へと倍増しているとのことです。
この「収入(賃金)」を最も重視するのは全ての年齢で大きく増加しており、とりわけ60歳から74歳まで年齢階級別にみると、60~64歳では「収入(賃金)」が25.7%となり、「経験が生かせること」(24.3%)を上回っているとのことです。
高齢者は自分の経験を生かせる仕事をしたいと考える人が多いものの収入を重視する人が増えていますが、生活のためというよりも、先日みたとおり充実した余暇を過ごすための活動資金と考えてもよいと思います。
昨日は「高齢者の就労」をみましたが、今日は「高齢者の仕事を選ぶ基準」をみます。
内閣府「高齢者の経済生活に関する意識調査」(平成23年)から60歳以上の人が「仕事を選ぶ際に最も重視すること」をみると、男性は「経験が生かせること」(28.3%)が最も多く、女性は、「体力的に軽い仕事であること」(23.2%)が最も多いことが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9d/b0abc6823b1493773d1023918efaea2e.jpg)
白書によると、この結果を5年前(平成18(2006)年)と比較すると、男女とも「収入(賃金)」が増加しており、男性は9.9%から20.7%へと倍増しているとのことです。
この「収入(賃金)」を最も重視するのは全ての年齢で大きく増加しており、とりわけ60歳から74歳まで年齢階級別にみると、60~64歳では「収入(賃金)」が25.7%となり、「経験が生かせること」(24.3%)を上回っているとのことです。
高齢者は自分の経験を生かせる仕事をしたいと考える人が多いものの収入を重視する人が増えていますが、生活のためというよりも、先日みたとおり充実した余暇を過ごすための活動資金と考えてもよいと思います。