中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

意外と知らないトレーサビリティについて

2012年12月22日 05時03分43秒 | 2012食料・農業・農村白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「農業生産工程管理(GAP)」についてみましたが、今日は「トレーサビリティ」をみます。

農産物や加工食品などの食品が、どこから来て、どこへ行ったか「移動を把握できる」ことをトレーサビリティといいます。

食品の生産から消費にわたり、各自取り扱う商品(食品)の移動に関する記録を作成・保存することにより、結果として、生産から小売まで、食品の移動の経路を把握することが可能となり、食品事故が発生した際の迅速な回収等に役立つということです。

日本ではBSE問題を契機に平成16(2004)年から牛肉に、事故米穀問題を契機に平成22(2010)年から米・米加工品にトレーサビリティが”法律で”義務化されています。

また他国の状況を調べると、米国、豪州、中国、韓国でもトレーサビリティはあるようですが、あくまでも取引記録であり食品の安全性を担保するものではないようです。

そして日本と同様の厳密なトレーサビリティを他国に求めることは貿易制限ととらえられることから徹底することも難しいようです。

意外と知らないことが多いですね。。。
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