中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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訪日外国人旅行者数1,000万人は悲願!?

2013年11月10日 04時09分04秒 | 平成25年版 観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成25年度観光白書」観光基本法の成立と高度経済成長(昭和39年(1964年)~昭和60年(1985年))」をみましたが、今日は「バブル経済とその崩壊(昭和61年(1986年)~平成14年(2002年))」をみていきます。

昭和60年には訪日外国人旅行者数は233万人となるなど過去最高を記録していました。

こうした中、昭和62年に、日本人の海外旅行を促進するための政策が「海外旅行倍増計画(テン・ミリオン計画)」が作成され、平成3年までに日本人の海外旅行者数を1,000万人の水準に乗せることが目標とされた。

そして、昭和60年のプラザ合意以降の急激な円高も追い風となり、海外旅行者数は加速度的に増加し、この目標は、平成2年には達成しました!

しかし、その一方、訪日外国人旅行者数は、円高による負の影響を受け、平成7年に335万に急減したことで、平成8年には、訪日外国人旅行者数を平成17年時点で700万人に倍増させることを目指した「ウェルカムプラン21」、翌9年には、同プランの目的のひとつとされた地方圏への誘客を促進するため、「外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律(外客誘致法)」が制定されました。

さらに、平成19年を目途に訪日外国人旅行者数を800万人とすることを目標とした「新ウェルカムプラン21」がとりまとめられており、現在は改めて1,000万という目標を再設定しているということです。

1,000万人というのが悲願であることが、この時代の流れをみると分かりますね。

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