おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成25年度観光白書」の40ページの「訪日外国人旅行者数と訪韓外国人旅行者数の推移」をみましたが、今日は42ページの「外的要因の影響を受けにくい訪日外客構造の構築と戦略的なプロモーションの展開」をみていきます。
下図から、フランス、米国、中国における外客構造をみると、上位4か国の割合は、それぞれ55.1%、42.8%、52.0%となっていることが分かります。
これに対して、訪日外国人旅行者数をみると、東アジア4か国(韓国、中国、台湾、香港)で約65%を占めており、フランス、米国、中国に比べて偏重していることが分かります。
このようにインバウンドの拡大に先進的に取り組んでいる国は、重点的な市場を持ちつつそれらの市場に過度に依存することなく、多くの市場からバランス良く誘客しているということです。
この外客構造の集中は企業で言えば下請に当てはまります。
そこで、中小企業白書から下請の長所をみると「受注・販売活動を積極的に展開する必要がな」、「仕事量が安定している」とありますが、短所をみると「仕事量は安定しているが収益が少ない」、「景気変動による影響が大きい」、「親企業の動向が絶対的で企業の存立に常に不安がつきまとう」とあります。
今の日本の観光はまさにこの短所が強くなっているということですので、脱下請を図る必要がありますね。
昨日は「平成25年度観光白書」の40ページの「訪日外国人旅行者数と訪韓外国人旅行者数の推移」をみましたが、今日は42ページの「外的要因の影響を受けにくい訪日外客構造の構築と戦略的なプロモーションの展開」をみていきます。
下図から、フランス、米国、中国における外客構造をみると、上位4か国の割合は、それぞれ55.1%、42.8%、52.0%となっていることが分かります。
これに対して、訪日外国人旅行者数をみると、東アジア4か国(韓国、中国、台湾、香港)で約65%を占めており、フランス、米国、中国に比べて偏重していることが分かります。
このようにインバウンドの拡大に先進的に取り組んでいる国は、重点的な市場を持ちつつそれらの市場に過度に依存することなく、多くの市場からバランス良く誘客しているということです。
この外客構造の集中は企業で言えば下請に当てはまります。
そこで、中小企業白書から下請の長所をみると「受注・販売活動を積極的に展開する必要がな」、「仕事量が安定している」とありますが、短所をみると「仕事量は安定しているが収益が少ない」、「景気変動による影響が大きい」、「親企業の動向が絶対的で企業の存立に常に不安がつきまとう」とあります。
今の日本の観光はまさにこの短所が強くなっているということですので、脱下請を図る必要がありますね。