おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成25年度観光白書」の「バブル経済とその崩壊(昭和61年(1986年)~平成14年(2002年))」をみましたが、今日は「世界における国際観光の動向」をみていきます。
国際連合が「国際観光年」と定めたのが1967年。これに象徴されるように、1960年代から70年代は、観光が世界的にクローズアップされた時代です。
1975年に観光分野における国際機関としてWTO(世界観光機関、現:UNWTO)が発足していますが、その当時は、下の図にある通り、国際観光客の目的地の大半は北米と西ヨーロッパであり、両地域で世界の国際観光客到着数の9割以上を占めていました。
また、上の図をみると、1980年代から上昇角度が上がってきますが、これはアジアの新興国が経済成長を遂げたことによりアジア太平洋地域への国際観光客が増加し、これにより国際観光の規模は更に拡大していることが分かります。
ところで、1960年代から70年代にかけてなぜ観光がクローズアップされたのでしょうか?
それはジャンボジェット機が就航したことで、大量輸送時代が到来したことです。ジャンボジェット機がアジア太平洋地域という新世界発見を導いたようにも感じますね。
昨日は「平成25年度観光白書」の「バブル経済とその崩壊(昭和61年(1986年)~平成14年(2002年))」をみましたが、今日は「世界における国際観光の動向」をみていきます。
国際連合が「国際観光年」と定めたのが1967年。これに象徴されるように、1960年代から70年代は、観光が世界的にクローズアップされた時代です。
1975年に観光分野における国際機関としてWTO(世界観光機関、現:UNWTO)が発足していますが、その当時は、下の図にある通り、国際観光客の目的地の大半は北米と西ヨーロッパであり、両地域で世界の国際観光客到着数の9割以上を占めていました。
また、上の図をみると、1980年代から上昇角度が上がってきますが、これはアジアの新興国が経済成長を遂げたことによりアジア太平洋地域への国際観光客が増加し、これにより国際観光の規模は更に拡大していることが分かります。
ところで、1960年代から70年代にかけてなぜ観光がクローズアップされたのでしょうか?
それはジャンボジェット機が就航したことで、大量輸送時代が到来したことです。ジャンボジェット機がアジア太平洋地域という新世界発見を導いたようにも感じますね。